石ころ

トイレの事など・・



 医大に通って一つ驚いたことがある。婦人用のトイレに行列が出来ていて、その中に一つだけ開いているトイレが和式であったこと。病院だからか・・しかしみんな元気そうだったが・・。
私は何処に行っても、たとえ階段の一つや二つを登り下りしようとも探し回るのが和式である。

 以前ある会合でお隣の婦人と話しているとき、自宅が和式トイレであることを話すと、露骨に軽蔑されたことがあった。その反応に驚いたのだけれど、一つ確認したいことがあったので怯むことなく「私は便秘気味なのです。薬を使いたくないので洋式は困るのですが・・そんなことはありませんか」と聞くと「確かにそれは・・ありますね」と言う答えが返ってきた。

 トイレを改造するチャンスは何度かあった。
主人が壁に錆が出たということで、壁を剥がしてしまったことがあった。こう言う思い切ったことをやる人である。結局なにもなくてそのまま放置された。
私がなんとかしろ・・と言ったことで、「放っとけ!」と怒鳴られそれっきり。そのときは忘れた頃になんとかしようと思ったが、今では面倒くさくなってしまった。

次は、ホーローの風呂桶に錆が出て入れ変える事になった時、
あと一度は下水道工事のときだったが、ボロになった門扉は変えたが、トイレを洋式に変えるチャンスであることは分かっていたが結局止めた。
用を足すのに一々座り込むのも面倒、どんな奇麗にしても便器の一部に体が触れるのも気持ちが悪く、どうしても困るときが来たらその時に考えればよいと・・。


 最近しゃがめない子供がいるということが新聞に載っていて驚いた。トイレが和式なら起こりえないことである。トイレに入る度のストレッチなんて、生涯となれば何回繰り返すことになるのだろう。
膝に悪いという話を聞いたように思うけれど、自分たちになんの問題もないのでこの話、その真偽はわからない。
それに昔のほうが、膝が痛くてトイレができないという話は聞かなったのだ。

しゃがむことと正座は関係があると思う、私は正座が好きである。体重は重いけれどそれでも正座の方が椅子よりも好きだ。
以前聞いた話だけれど、正座は膝に必ずしも悪くないと言っていた。むしろ原因は他にあると思う。なぜなら、椅子の生活になってからのほうが、健康食品だなんだと膝の障害について多く聞くようになったから・・、
むしろ、しゃがまない生活、正座しない生活が膝を弱くしてしまったのではないかなぁ・・。経験からそう思う。


 家をバリアフリーにすることにも私は反対である。年寄りには大いにバリア有りが良い。
気をつけてないと危ないと夜中も注意深く階段を上り下りし、頑張ってちょっと高い上がり框を乗り越えて、敷居に躓かないように気をつけて足を上げ、高い所にも背伸びしたり、毎日用を足すためにしゃがみ込む。

お茶のみの私は結果トイレが近くなり、一日何度もストレッチを繰り返すことになる。
それはどんなにナマケモノであっても繰り返さざるを得ない環境なので、ただそこで生活しているだけで運動になるのだから私向きである。

だから、家をどうにかしようなんてまったく考えないのだ。それに、この家私の設計なのだ!大工さんに部屋の配置図の希望を書いて渡したら、その通りに建ててくださった。
そのとき「設計士さんが良い配置だとほめていた」という話を聞いたので愛着があるのだ。単にシンプルなだけだけれど・・。

話は逸れたけれど、いくらバリア有りが良いと言っても、身に馴染んでいるからこそ楽にこなしているのであって、何かを変えるときその変化がどう転ぶかはわからないのだ。
人様にはどうであれ、年寄りにはマイナスとなる恐れもあるので、あまり世間の流れに乗らない方が良いこともある。なんでも便利で楽であれば良いのではない。




 熱は二晩出たけれど、昨夜は寝汗をかいた程度でこんな無駄口を利くくらい元気に回復。私のかかりつけのお医者さんが、こんなに風邪が長引くのは「花粉症とちがうかなぁ・・」とお薬をくださった。
窓口で看護婦さんに「花粉症デビューですね」なんて冷やかされて、「???」だったけれど、強烈な鼻づまりと喉の違和感が無くなった。離せなかったマスクなしでも平気だ。一日たった一錠で恐るべし花粉症薬。
それにしても・・、此処まで来て参加しなくても良さそうなものを・・。

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