こういうわけで、あなたがた異邦人のためにキリスト・イエスの囚人となった私パウロが言います。(エペソ3:1)
この箇所を読んだ時、このような多くのパウロさんの働きによって、私は救われたのだと改めて気づかされて、しみじみとした感謝に導かれた。
私の信仰の初めに家にも尋ねてくださって、主人と知り合いになってくださった、牧師ご夫妻がおられた。
主人が何かで教会を訪ねたとき、「お婆さんがひとり会堂の椅子に座っていて、先生が踊っているところを見た。」と面白そうに話したことがあった。
私は、そんなことは見たことも聞いたこともなかったので、半信半疑だったけれど、その姿がなぜか微笑ましく思い浮かんで、主人と私の記憶に残った。
ところが、いつ頃からか私も踊っている・・。イエスさまが嬉しくて全身でほめたたえてしまう。きっと主人の言葉は本当だったのだろう。主とお婆さんだけが知っていた、先生の秘密を見てしまったのだろう。
でもそんなことから、主人のキリスト教への警戒心は解けて行ったのだと思う。
私たちはこのキリストにあり、キリストを信じる信仰によって大胆に確信をもって神に近づくことができるのです。(エペソ3:12)