香川の裕次郎でした!

2014-05-11 17:46:09 | 日記
今日は、男前なスーツの御紹介をさせて頂きます!
この御写真を見て頂くだけでも素材のクオリティーの高さや縫製の
良さなども御理解して頂けると思います。
素材自身は、英国製Halstedのモヘア素材になります。
今回は、ディティールも今までのクラシコなSTYLEから一変致しま
して、英国の昔のハケット風なSTYLEに落とし込みました。
ですから、腰ポケットも、チェンジポケット付きのスラントに、
そして3ボタン段返り。

ボタンも、グレーの同色の蝶貝ボタンを。
そして随所には、ハンドステッチも!

御襟も今までより若干細めに、そして綺麗なロール感も演出させて
頂きました。
GuyRoverのリネン100%のロンストに同じくリネン100%のメランジェ
の効きましたニットタイがよく映えておりますね。

パンツの裾は、W幅4.5cmに仕上げさせて頂きました。
やはり身長が、180cmを超えますと4cmより4.5cm幅に為される方が
ベストかと思いますね。
勿論、踝丈に!

今回の特筆すべき点は、何と云いましても総裏に張りました、この英国製
の裏地なんです、深めに切り込みましたサイドベントですので、
此の様にパンツのポケットに手を入れますと、チラ魅せが!
この裏地の使用は、僕がかなり押しまして、御本人は、最初は、ちょっと
って感じで戸惑っておりましたが、
この出来上がりには、(やって良かった!)と甚く感激して頂きました。
此の手合いの裏地使いは、勿論英国本国では、貴族文化として行われて
おりましたが、
僕も、其の昔、ボストンの友人のパーティーにお呼ばれされる事になり、
その時期、かなりはまっておりましたビバリーヒルズのロデオドライブ
沿いにラルフローレンから数件隣りにございますCarrol&coに出向きま
してタキシードを購入したのですが、
その際、スーツも気になりまして、色々と見て回っておりましたら、
どのスーツも、裏地がペーズリーやらドット柄でして、思わず一目惚れ
してしまいまして、
その数ヶ月後に再度訪れまして2着ほど衝動買いしたもんです。
そのスーツが、チェスターバリーの御品でしたので、あまりに感動した
もので、
その翌年は、英国本国のチェスターバリーに出向きまして、グレンチェック
のスーツをフルオーダーしてしまいました。
その帰りには、ジョンロブでシューズもラストからのフルオーダーを、
楽しみましたが、
そのジョンロブの出来上がりを見て(僕の足型ですから)あまりにも
不細工でしたので、二度と靴のビスポークは諦める事になりました。
すみません、又余談になりまして。
その経験から、今回のモヘアのスーツなら、絶対に裏地は、このドット
柄が、カッコイイと思いましたので、やらせて頂きました。
このバックSTYLEも御覧になってみてください!

どうです!
かなりエエ雰囲気でしょう。
アーム下から中胴に掛けましての美しいライン、そして裾に掛けまして
サラリと広がったジャケット。
パンツは当然ベルトレス仕立てで、裾に掛けましてシュッとしたライン。

男前でしょう!
香川の裕次郎でした!

追伸

在庫切れしておりましたパラブーツの乳化クリームが入荷致しました。
ナチュラルにマロンにカフェと現在揃っております。

愛靴の御手入れに是非、御用命下さい!