車検のため、トヨタの販売店を訪れたら、トヨタの「ミライ」が置いてあった。一見して恰好が良い。普通のサイズに見えたが、クラウンよりもホイルベースが長く、車幅も大きいのだという。価格は800万円台とかなり高額の車だ。ただし、大きな問題がある。それは、燃料である水素を供給できる水素スタンドがまだ整備されていないということだ。いくら良い車であっても、燃料を入れられないのでは、全く価値がない。何でも、水素ステーションは八王子では一か所しかないらしい。これで、買うという人の気が知れない。
せめて、トヨタの販売店全店に水素ステーションを設置して、燃料を供給できるような体制を作る必要があるだろう。もっとも、水素ステーションを設置するためには、色々な規制があって、そう簡単には作れないという事情もあるのだろう。
確か、ホンダも水素自動車の開発はしているように聞いている。だから、トヨタとホンダが協力し合って、環境整備を進めていくのが良いだろう。何しろ、水素自動車の場合、排出される廃棄物は水なのだから、環境に優しいことこの上ない。ただし、これらの整備が進まなかった場合は、全て水の泡になってしまうかも??