AORな日々をあなたに

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ヴァレリー・カーター/ワイルド・チャイルド(1978)

2007-02-12 00:54:51 | CD紹介
抑え気味だけど表情豊かなボーカルが冴える傑作アルバム!

〔プロデュース〕ジェームス・ニュートン・ハワード
〔参加アーチスト〕スティーブ・ルカサー(g) ジェイ・グレイドン(g) 
 レイ・パーカー・jr(g) ジェフ・ポーカロ(d)他
①Crazy ★★★★
②Da Doo Renedezvous ★★★
③What's Become of Us ★★★★  
④Taking the Long Way Home ★★★★
⑤Lady in the Dark ★★★ 
⑥The Story of Love ★★★
⑦The Blue Side ★★★★★ 
⑧Change in Luk ★★★ 
⑨Trying to Get to You ★★★★★ 
⑩Wild Child ★★★

 爽やかなミディアムチューン①で始まり、哀切極まりない絶唱⑩で終わるまで
まさに捨て曲は1曲もありません。 

 コケティッシュな魅力に溢れる②も人気が高いようだし、③はシンディー・ローパーの「タイムアフタータイム」を思わせる深い魅力に溢れる曲です。

 かと思うと、スローな前半から一転タイトなギターワークがかっこいい④や誰かが「お掃除しながら聴いてもいいね」と言っていたノリのよい⑤⑥、ラテン風の⑧など魅力溢れる曲ばかり!

 でもでもやはりメインコースは⑦⑨の両バラードでしょう。特に⑦はスタンダード化してもおかしくない名曲だと思いますが、作曲者を見て納得、D.ラズリーだったのです!

 D.ラズリーといえばB.スキャッグズの「JOJO」や「ヴァンゴッホの夜」の作者として知られています。ソロアルバムもいくつか出しているそうです(持ってないのが残念!)。さすがの1曲でしょう。

 ⑨もやや明るいトーンで彼女の可愛さが溢れる名曲と思います。ホーンがいい感じで絡んでますね。

 さて彼女にはもう1枚、77年に出した「愛はすぐそばに」という人気アルバムがありますが、聴きやすさ・センスという点では本作が数段上、と個人的には思います。そういえば昨年、名古屋ブルーノートに来てました!行きそびれましたが・・・






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (shintan)
2007-04-09 12:48:53
こんにちは。当ブログにコメント&TBありがとうございました。今後ともよろしくです。

アダルトなAOR路線でこのセカンドも良いですよね。ただジャケットは圧倒的にファーストのほうが好きですね。ソフトロック的ですが、ハウディ・ムーンのアルバムもオススメですよ。
Unknown (240)
2007-07-07 23:36:13
こんばんは!
ohiroさんもしっかり聴かれていたんですね。恥ずかしながら、私もようやくコレ聴きました。
いや~、かなりいいです。
私は②③⑥⑦⑨あたりが大好きです。
記事TBさせて頂きました!
コメント・TBありがとうございます! (ohiro)
2007-07-14 00:30:59
言うことなし、のアルバムと思います。ボーカルも演奏も曲も・・・。この年のなって?こんな素敵なアルバムにめぐり合うとは思いませんでした(少しオーバーですか?)。
これからもよろしくお願いします!
コメントとTBありがとうございました。 (kaz-shin)
2007-09-03 00:17:38
こんばんは。
遅くなってしまいましたが、TBさせて下さい。
ヴォーカルを抑え気味にしたことで、演奏との調和が
素晴らしくよくなった気がします。
70年代の中盤以降、本当に音楽を聴くのが楽しくなる
ような作品が沢山出てますね。

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