AORな日々をあなたに

好きな音楽の話題を中心にボチボチ書いていきます。

慟哭~貫井徳朗

2007-05-14 20:36:43 | 

総合評価★★★★
 連続して発生する少女誘拐殺人事件、それを追う警視庁のエリート捜査1課長。一方娘を殺されたことから新興宗教にはまっていく孤独な中年男・・・二つの物語が交互に語られやがて1点に収斂してくるが・・・・

 久しぶりに「やられたー!」っていう感じの読後感。昨年「ハサミ男」を読んだ時依頼の爽やかな敗北感がありました。

 でも人物や組織の描き方は、例えば乃南様や桐野様やましてや高村様(全部女流だね!)に比べるとまだまだ、という感じかな 

 本格派の限界かもしれませんね・・・

 



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