伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

コノ世でのすべては、自分が預かっているだけに過ぎないこと

2016-12-12 11:18:03 | 釈尊の言葉 スッタニパータ編

子供も、奥さんも、父や母も、家の財産や備蓄穀物も、

親類や友人たちも、自分自身に関するどんなことも、

自分の所有欲の対象とするのは止めなさい。

どんな交わり、集団の中に自分が居ましても、自分一人で歩く覚悟を持ちなさい。

まるで1本角(ツノ)が立つサイのように一人で歩みなさい。

(原始仏典 スッタニパータ 第1章3節-No.60)

(感想)
この項の解釈については、私の訳と他の訳とは大きく違います。
他の訳では、
* 釈尊が、妻帯も家族も、自分の家さえも捨てなさいと言った。
* この項が、出家(しゅっけ:家族も家庭生活も捨てて仏門に入ること)を勧める根拠。
という意味に解釈がされています。

しかし、私の解釈は大きく違います。
釈尊が、御自身の家族を捨てたからと言って、これを他人に強要・示唆をすることは有り得ません。
釈尊が家庭から離れたのは、

(1)自分がどうしても成し遂げたい使命感の為だった。
(2)その使命感は、従来の宗教から攻撃される内容(集団の否定。師匠不要論。危険な身分差別制度の廃止を主張。一人での求道が目的)
だったので、家族の身に危険が及ばない為に、王室や家系を守る為に絶縁した。
(3)自分の使命感を実行するように天啓(てんけい:天から命令されること)を受けたから。

このような理由から、釈尊はすべてを捨てられたと感じます。
これを釈尊が、一般人も同じように勧めることは有り得ません。
そんなことを多くの人々が真似れば、社会が混乱し破壊されます。有り得ないことです。
子供も生まれないことに成ります。

この項こそは、私が何度も書いて来ました、
* 自分の家族も、財産も、友人たちも、その時の食料さえも、自分自身のモノでは無くて、
* 自分が預かっているだけに過ぎない
ということを釈尊がズバリと言っている項だと思います。

霊的には、私達の自分の肉体でさえ、
* 先祖から預かっているに過ぎないのです
いずれ時が来れば、先祖に肉体もお返しすることに誰もが成ります(死去)。

自分の奥さんを「自分のモノ」「自分の所有物」と思い始めた瞬間から、奥さんを拘束する言動と行動が始まります。そして夫婦不仲に傾いていきます。

自分の子供を「自分の所有物」という視線で見ますと、子供を過剰に怒ることに成り始めます。
子供の伸びる芽も破壊します。結果的には、親不孝をする子供に親がしてしまうかも知れません。

財産も自分だけの物、という執着を持ち始めた時から、財産が減る傾向が始まります。
お金の方から逃げて行くのです。
自分が持つ金銭への嫌な執着が、周囲の人々を離れさせて行く為に、お金も減る事態へとなぜか進むのです。そう成る、のです。

これらのすべては、
自分の所有欲の対象とするのは止めなさい
という釈尊の一喝で無難にすることが可能です。

「自分が預かっているだけ」
という視点で、自分の持ち物も含めて周囲を見てみましょう。

自分の仕事も、
「今日もさせて頂いている」
という視点を毎朝に思えば、その仕事は伸びるかも知れません。

このような「自分が預かっているだけ」「自分が持たせて頂いているだけ」
という視点を忘れなければ、すべては順調に進んで行くものなのです。

生かして頂いて 有り難う御座います

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