日本の社会が大きく激変したのが幕末(ばくまつ)です。
武家政権が長く治めた日本国の政治を止めて、古代に習って天皇の政治へと帰した節目の時代です。
皇居も、京都から江戸へと変わりました。
そして、外国からの黒船来航という外圧に押され始めた時代です。
そしてまさに今、この幕末からの流れが、大きな節目を迎えて、折り返し地点に居るような感じがします。もし、時代を折り返すならば、
皇居も、再び京都が注目され始めるかも知れません。
違う形の外圧が始まるかも知れません。
・ 幕末から学びなさい。
・ すべては逆に行く。
このような声が聞こえて来そうです。
幕末に活躍した一人に、勝海舟(かつ かいしゅう:江戸末期から明治初期の武士、政治家。1823~1899年)がいます。
しかし勝海舟は、当時の知識人から、
・ 武士としての誇りを地に落とした無責任男。
・ 目的のためなら何でもする。
・ 恥も外聞もない人。
このような陰口を言われた人でもありました。
勝海舟は、このような罵倒を言われましても、
・ 世の中に無神経ほど強いものはない。
・ 自分の価値は自分で決める。
・ どんなに辛くても、罵倒されても、貧乏でも、自分で自分を殺すことだけは絶対にしない。
という誇りを持つ人でした。
最近の世は、「悪い意味で」無神経な人が増えているかも知れません。
マナーやエチケットを破って、他人への迷惑行為をしても無神経な人が増えています。
本人の良心は、心の奥に隠れてしまって、何とも思っていないかも知れません。
でも、本人の本心(内在神)は、すべてを記録して、因果として残して行きます。
大半は今生で自業自得に成ります。悪ければ来生にも影響して、因果を昇華する体験を必ずします。
色々な形で帳尻を合わされます。
勝海舟の場合は、自分の良心が認める「日本のために」という無神経でした。
だから罵倒されても平気でした。
今の若者には「悪い無神経」も居ますが、気にし過ぎるという「過神経」が増えています。
もう過剰に何でも他人を気にし過ぎて、何も出来ない、という人も増えています。
過神経が過ぎる人には、勝海舟の上記の3つの言葉を思い出して欲しいのです。
せっかく生まれた命ならば、「自分の価値は自分で決める」と思って欲しいのです。
他人に、
・ 自分の価値を決めてもらおうと、
・ 認めてもらいたいと、
思っていないか? 要注意です。
他人の視線の中を生きても疲れるだけです。キリがないのです。
自分の「良心の中を」生きましょう。
最後まで、自分の良心の中を生き切った人は、天国に行くのは間違いが無いことです。
ワレよしの無神経では、地獄に行きます。
他人を気にする過神経に成り過ぎても、自分を殺すことに成ります。
無神経に過ぎてもダメ、過神経に成りすぎてもダメ。
だから、このほどほどの中間、中道の神経に生きましょう、笑。
・ 地震の統計的に、新月(2月5日)が過ぎた3日以内に地震が多いから、中規模地震に注意します。
生かして頂いて 有り難う御座います
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