JUNのゴールデンレトリバーと行く遊車旅行

キャンピングカーでのお出かけや、日々の出来事。

ヒートショック

2019年02月02日 | 日常
先日、知人のお母様が亡くなった。

死因は「ヒートショック」による心筋梗塞だった。

まだ78歳で特に持病も無く元気だった。

冬場特に12月から2月はこの「ヒートショック」による搬送が多い。

この時期とても怖い「ヒートショック」とは?



暖かい部屋と寒い脱衣所の温度差が10度以上ある場合に起こります。

暖かいリビングから寒い風呂場の脱衣所に移動すると、熱を奪われまいとして血管が縮み、血圧が急激に上昇する。

そして、熱い風呂に入ってすぐは体はまだ体が冷えているので、交感神経が緊張する。これによって血圧がいきなり上昇する。

血圧上昇の決定打が、肩まで湯につかることで水圧で心臓に負担がかかる。これで血圧が決定的に上昇。

しばらく風呂に浸かっていると、体がお風呂で温まり血管がひらく。それによって血圧が急激に下がる。

そして体が温まり、風呂から出ると水圧が失われれ血圧がさらに下降する。

その後、寒い脱衣所で体が再度冷える。熱が奪われないように毛細血管が縮むことで血圧が急上昇する。

以上のように、血圧の乱高下が冬場の風呂場では起こっているのである。

血圧の変動は心臓に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中に繋がるリスクが。

血圧が上がれば、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などが起こりやすく、

また、血圧が下がれば、脳貧血などを引き起こし、転倒のリスクを高めてしまいます。

脳貧血は転倒だけでなく、溺死を引き起こす原因にも。

では、「ヒートショック」を予防するためには。

冬場における部屋の暖かさと、脱衣場の寒さ、そして浴槽の熱さという急激な温度変化がヒートショックを引き起こすので、

脱衣所を小型暖房装置で温める。

食後の血圧の下がっている状態での入浴を避ける。

風呂場の温度も上げておく。(浴槽にお湯がたまっている場合は、入浴前にふたを開けておくとか)

湯温度を低めに設定。

気温が下がってしまう夜遅くではなく、夕方に入浴する。

色々な注意事項があります。

とにかく温度差をなくすことが重要ですね。
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