夏の昼飯は麺類が多い。そーめん、うどん、冷やし中華、そば、パスタ。これだけ種類があれば日替わりであきずに食べられるのがいい。
パスタを除いていずれも冷たいものばかりだ。そこでパスタも冷たいものをつくってみた。冷製パスタははじめての挑戦だ。挑戦だといっても、ネットでレシピを探し、私が好きそうで、かつ簡単につくれそうなものを選ぶだけである。
レシピ通りにつくるとそこそこにうまいものができる。気に入ったおかずのレシピをその都度きちんとメモしておけばいいのだが、それをやらないから、すぐに忘れてしまう。うまいものだけを選んで記録しておけば、なにもネットでさがすこともなく、定番のおかずをすぐにつくれるはずだ。わかってはいるのだが・・・。
さて冷製パスタだ。トマト、とくにミニトマトが連日多く取れている。食べきれないから、このミニトマトを材料にした冷製パスタをネットで探す。どれにしようかと迷うほど出てきた。これだなと、トマト、タマネギ、ベーコンを材料にしたものに決めた。
パスタはよく作る。材料はなんでも合う。冷製パスタもそうらしい。レシピどおりに細かくきざみ、そこに酢、醤油、砂糖、オリーブオイル、塩、胡椒(まるで調味料のオンパレードだ)を入れ、かきまぜて冷やしておき、氷で冷やしたパスタができれば、そこにかけるだけだ。簡単だった。私の腕前?からすればもの足りなかった。アオジソかバジルを加えるのを忘れた。これがあるとトマトの赤がもっと鮮やかに映るだろう。
味はどうだろう。というよりも冷たいものは冷たいうちにと、あわてて食べてみた。初めての冷製パスタにしてはなかなかのものだった。ミニトマトがよかった。この酸味が効いているからだろう。こんどは大玉を使ってみようかと思うのだが、ミニのほうが合うような気がする。
これで夏の昼飯のメニューが一品増えた。こんどはきちんとレシピをノートに記録した。しだいにメニューは増えていくだろう。夏山本番だから、かみさんは留守がちになる。そうなるとノートを見ながら台所に立つ日が多くなる。
7月の読書
・被差別のわが半生(山下力著・平凡社)
・天地明察(冲方丁著・角川書店)
・下駄にふる雨/月桂樹/赤い靴下(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・おじいさんの綴方/河骨/立冬(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)
6月の読書
・楽園のカンヴァス(原田 マハ著・ 新潮社)
・紅梅(津村節子著・文藝春秋)
・ちくま日本文学 江戸川乱歩(江戸川乱歩著・筑摩書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
5月の読書
・罪悪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・曠野(チェーホフ著・岩波文庫)
・PK(伊坂幸太郎著・講談社)
・K(三木卓著・群像2012年2月号)
・戦争はなぜ起こるか(A・J・P・テイラー著・新評論)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
4月の読書
・アイアン・ハウス (ジョン ハート著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・城を噛ませた男 (伊東潤著・光文社)
・中国化する日本 日中「文明の衝突一千年史(與那覇潤著・文藝春秋)
・新釈諸国噺(太宰治全集7・筑摩書房)
・太宰治 滑稽小説集(太宰治著・みすず書房)
・解錠師(スティーヴ・ハミルトン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
3月の読書
・犯罪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・ラブレス(桜木紫乃著・新潮社)
・特捜部Q ―檻の中の女― (ユッシ・エーズラ・オールスン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・すべて真夜中の恋人たち(川上未映子著・講談社)
・蛍の航跡―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・新潮社)
2月の読書
・遺体―震災、津波の果てに(石井光太著・ 新潮社)
・彼女はもういない(西澤保彦著・幻冬舎)
・半島へ(稲葉真弓著・講談社)
・海松(稲葉真弓著・新潮社)
・二流小説家 (デイヴィッド・ゴードン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・下町酒場巡礼(大川渉著・ちくま文庫)
・下町酒場巡礼もう一杯(大川渉著・ちくま文庫)
1月の読書
・六白金星・可能性の文学(織田作之助著・岩波書店)
・コンニャク屋漂流記(星野博美著・文藝春秋)
・蠅の帝国―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・ 新潮社)