30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

3月2日タネをまいた石倉太ネギ、3週間でようやく発芽

2024-03-24 | 冬ネギ

3月2日タネをまいた石倉太ネギ、3月23日のすがた

春なのになぜか愁いが。春の花が次々と開く。冬の寒さから開放された喜びを感じるとともに、その半面、ふと心寂しくなるときがある。毎年そうだ。寂寥感に襲われる。春の訪れを心待ちしていたのに、いざ春が来ると足早に通り過ぎていく。はかなさいものだなと。春にはそんな思いをいつも抱く。これが春の愁いというのか。なんとなくさびしく、気持ちがふさがれるときがある。そんな気分を変えようと、今年はどこに遊ぼうかと積極的にあちこち計画を立て、これから楽しむ季節に思いをはせるのだが、遊ぶことが年を取るとともに暇つぶしになってきている。しょうがないか。

3月2日にタネをまいた根深ネギの石倉太ネギ。発芽まで2週間とみていたが、だいぶ遅れた。3週間がたってやっと発芽してきた。遅かった。

発芽までは保温に努める。暖冬だというから、ビニールではなく穴の開いたビニールをトンネル掛けした。これでは発芽温度が足りなったのだろう。菜園に行くたびに発芽したかとたびたびとビニールの端を持ち上げては見るのだがその気配はなく、いつも空振り。はたして発芽するのか、まき直しかと心配になるだった。

ようやく3週間がたった20日、ぽつぽつとあちこちから発芽してきた。いっせいにという状態ではないのだが、これで胸をなでおろした。

この発芽したネギを育てて、6月下旬から7月上旬に定植。土寄せして根深ネギとなり、11月から食べ始める。

今期の冬ネギはおしまいになった。ネギは冬ネギだけをもっぱら食べる。この先11月の収穫まで7カ月以上ネギは食べない。しかしその間にネギが欲しくなる時がある。もりそばの薬味。知り合いの農家の夏ネギを一本もらってくる。


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3月2日に根深ネギのタネをまく

2024-03-03 | 冬ネギ

3月2日に根深ネギのタネまき。防寒のため穴あきビニールをトンネル掛け

わが菜園の根深ネギの賞味期間は11月から2月までの4カ月。厳寒期が旬となる。冬ネギはうまい。なんども言う。ネギは冬に限ると。

3月に入り、まもなくトウが立ってくる。そうなると冬のあいだ毎日食べ続けてきた根深ネギはおしまいになる。まだまだ残ってはいるのだが、いまがラストスパート。よく食べた。平均すると毎日1本は食べてきたといっていい。多いのか少ないのか。それくらい食べてきた。

食べまくったがまだまだある。

根深ネギはこれまで4,5種類の品種を作ってきて味を楽しんできた。いまは石倉太ネギの1品種だけに絞って作っている。

ことし11月から食べる根深ネギのタネを3月2日にまいた。タネまきはこれまで前年の10月にしてきたが、昨年からは年が明けて3月にまいた。初めてのことである。

生育が遅れるのではないかと心配であったが、杞憂であった。まったく生育に影響がなく、立派な根深ネギができた。そうか、3月まきでもいいのか。今年もそうすることにした。タネは残さないですべてまいてしまう。発芽率がいいと手に負えないほどの苗ができる。うれしいはずなのが、狭い菜園ではこれが困る。

いまの時期のタネまきは防寒対策をしないといけない。昨年はビニールを、今年は穴あきビニールをトンネル掛けした。発芽まで約2週間。定植は6月下旬から7月上旬となる。


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厳寒期が旬の根深ネギー作りすぎて毎日食べるのに励む

2024-01-15 | 冬ネギ

泥を落として一皮むけば、輝くばかりの白い肌(1月13日)

違和感がある膝。その日の具合を見ながらウォーキングを再開。おそるおそる慎重に歩を進める。やはりぎくしゃくした足取りになるが、歩くのには支障がなくなった。日が伸びてきたなと実感する。ウォーキングから戻る5時にはとっぷりと日が暮れていたのに。

昨日の記事のブロッコリーに続いて、厳寒時のいまが旬の根深ネギ。

根深ネギの旬は12月から2月までの3カ月。最近は11月から食べ始めている。寒くなればなるほどうまいといわれる。2月末になるとそろそろおしまいだなということがわかる。見た目にも食感にもそう感じる。

根深ネギは前年の10月にタネをまいていたが、いま食べているネギはことしの3月初めにタネをまいたもの。生育に差があるどうた試してみた。(育苗し、例年通り6月下旬から7月初旬に定植)。定植の時点で生育が遅れていることはわかっていたが、それも秋になると遅れを取り戻していつもの太い根深ネギとなった。これをみて、3月まきでも遅くはないとわかり、ことしもそうすることにしている。

根深ネギはよく食べる。ブロッコリーと同じで食べるのに追われている。作りすぎるからこうなる。毎年自戒していても、苗が多くできれば余分な苗を捨ててしまうわけにもいかず育ててしまう。いつも食べきれずに無駄にする。今年もそうなる見通しだ。というのも、いまだ3分の1も食べていないからだ。

毎日1本、1週間で7本食べようとしている。無駄な努力と知りつつも食べている。毎年のことながら大量消費のレシピを本でもネットでも見つけようとしているが、意外とこれといったものがないのが困る。昼は毎日麺類でそこにネギを1本入れることにしている。これぐらいでは大量消費にならない。お好み焼きのネギ焼きしても、これでもせいぜい2本で足りてしまう。

厳寒の中でもネギは青く、切れ味のいい立ち姿で天を突く。これを見ては寒さでつい丸めがちな背を伸ばす。


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11月13日に冬が旬の根深ネギの収穫をはじめる

2023-11-14 | 冬ネギ

初収穫の根深ネギ、まずは5本。熱々のうどんに入れて食べた

11月13日に冬ネギである根深ネギの収穫を始めた。姿はいいのだが、例年に比べてやや細いか。これは予想通りの結果といえる。

こうなったのには夏の酷暑と少雨にある。菜園周辺はほとんどがネギ畑。ネギ栽培が盛んだ。そのひとり、知り合いの農家は「ことしはだめだな」とぼやいていた。たしかにスーパーで見る夏ネギは貧弱だった。

夏の時季のネギはさえない。見た目が悪い。この夏はさらにひどかった。果たしてまともに育ってくれるのかと心配するほどだった。根深ネギだけに8月下旬から土寄せをはじめた。いつもなら土寄せするほどに伸びてくれるのだが、今年がどうもそうならない。

やっと冬ネギらしい、青々として天をつく姿になってきた(11月13日)

9月末ぐらいからだろうか、本来の青みが増しきた。これを見てなんとか元気を取り戻してきたかと安心するようになったといえる。

根深ネギの旬は12月から2月までの3カ月。厳寒期とぴったり重なる。とろりとした味わいとなる。なんども言う。ネギは冬ネギに限る、と。

何年前になるのだろうか、たまたま11月に食べたところ、やや食感はかたいものの食べられた。11月から収穫をはじめるようになったのはそれからとなる。

冬ネギはうまいから多めに作る。どんどん食べても、食べきれないでいつも残してしまい無駄にする。それなら早めに食べてみようと思いたったというわけである。

さっそくに収穫したその日の昼、うどんにこのネギを入れて煮込んで食べた。まだかたい食感は残るものの、急に寒くなっただけに熱々のうどんはうまかった。


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冬ネギ(根深ネギ)の土寄せーそろそろ仕上げのとき

2023-10-20 | 冬ネギ

10月19日時点、冬ネギ・石倉太ネギの土寄せがここまですすんだ

ネギは冬ネギにかぎるとばかり、菜園を始めた35年前から冬ネギばかりをつくっている。何とかの一つ覚えといわれそうだが、いまもネギは冬の根深ネギが一番うまいと思う。

旬は12月から1月。この期間以外、ネギは食べない。しかし例外がある。それはざるそばを食べるときで、もっぱら暑い時に限られるのだが、どうしても薬味にネギが欲しくなる。知り合いの農家の畑から夏ネギを1本引き抜いてくる。

わが菜園の冬ネギの栽培歴史はこうだ。最初に作ったのが下仁田ネギ。そこに赤ネギと九条太ネギが加わり3種類を作ってきた。2015年からは九条太ネギに代わって石倉太ネギが仲間入り。2021年からは石倉太ネギだけに絞ってつくっている。

冬ネギはタネまきから収穫までの栽培期間が長い。タネは前年の10月にまく。ことしはこれが冷害に遭った。そこで3月上旬に再度タネをまいた。これが思いのほかいい具合に生育し、これなら今後は3月にタネをまこうかと思えるほどに。

この夏の猛暑はネギにもつらかった。9月になってもさえない色だった。やっとここにきて本来の青さを取り戻してきたが、肝心の長さも太さも例年に比べると劣る。

根深ネギに不可欠な作業が土寄せ。これをしながら食べる白い葉鞘部を長くしていく。8月下旬からは生育を見ながら徐々にやってきた。10月下旬のいまは、だいぶ土寄せがすすんだ。そろそろ土寄せは仕上げのとき。

冬ネギだけに寒くなればなるほどうまくなる。このところ12月を待たずに11月から食べはじめている。


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5月26日に冬ネギとなる根深ネギの定植-苗が大量に余る

2023-05-29 | 冬ネギ


5月26日に定植した根深ネギ。収穫は11月から、旬は12月から2月

久しぶりに採れたての山菜を食べた。かみさんが一泊の登山で摘んできたのが〈ワラビ〉。これをお浸しにした。山菜といえばやはり東北の山を歩くときの愉しみになる。いちばん好きなのがコシアブラのお浸し。このところ山菜にはとんとご無沙しているだけに、ワラビのお浸しはうまかった。

5月26日に冬に食べる根深ネギを定植した。いつもより一カ月早い。

ネギの品種は数えきれないほどある。これまでいろいろ育ててきたが、いまは石倉一本太ネギばかり。冬に食べるネギしか作らない。これが一番うまい。石倉一本太ネギは、タネが安く、味はほどほどによく、育てやすい。

タネはいつも10月にまく。4月に植え替えて6月下旬から7月上旬に定植。11月から収穫する。旬は12月から2月。育成期間は14カ月と、わが菜園の中では一番長い。

昨年も10月にタネをまいた。予定したよりも本数が少ない。そこで3月上旬に再度タネをまいた。ここでタネを残してもしょうがないだろうと全部まいてしまった。これがいけなかった? これでもかと多くが発芽した。

植え替えるのは4月。10月まきと3月まきの両方の育ちのいい苗を選んでそうする。3月まきの苗が大量にある。捨てるわけにはいかないから全部を植え替えたものの、これ全部を育てるだけのスペースはなく、それに食べきれない。処分を考えないわけにはいかなくなった。

5月26日の定植時のサイズは、10月まきの苗(上)が50センチ、3月まきの苗(下)は30センチに生長している。

定植するには、深さ20センチ以上の溝を掘る。覆土は根が隠れる程度に軽く。根深ネギだから、生育するほどに土寄せして葉鞘部(白い部分)を長くしていく。これがポイントだというのは言うまでもない。

定植したのは、10月まきの苗が90本、3月まきの苗が150本。たぶんこれぐらいあれば冬のあいだ十分に食べられるのだが。

しかし苗がざっと600から700本は残っている。この大量の苗をどうするかだ。知り合いの農家に引き取ってもらうしかないか。それにジャガイモの畝が空くのを待って、もうひと畝を準備して少しでも植えつけようかと考えている。

ひと月早く定植した。暑いさなかに20センチの深さの溝を掘るのにかなり負担を感じるようになってきた。少しでも気温が低いいまの時期に済ませておきたいという思いも働いている。


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3月上旬にタネをまいた石倉太ネギが発芽

2023-03-21 | 冬ネギ


3月初めにタネをまいた石倉太ネギ。2週間ほどで発芽してきた

いやいや驚いた。ウォ―キングのついでに桜公園に立ち寄ったところ、開花したばかりなのにこの陽気で一気に咲いてきた。うかうかしてはいられない。

大好きな冬ネギをすべて食べてしまった。冬ネギといえば根深ネギ。旬は12月から2月の3カ月間。3月に入っても残りを食べてきたが、とうとう食べつくした。畑に残りはない。

この冬は煮込みうどんに入れて食べることが多くかなり重宝した。それだけにないとなると困る。しかしネギは冬ネギしか食べないし、栽培も冬ネギオンリーだ。ことし11月の冬ネギ収穫まで待たないといけない。

その今年11月から収穫予定で育成している冬ネギ。品種は石倉一本太ネギ。昨年10月にタネをまき冬を越した。ところがこの冬に限って幼苗が寒さで枯れ死しているのが多い。防寒に気を付けたつもりだが、こんな事態は初めてになる。

無事に残った苗をざっと数えてみると、これでは少しばかり足りない気がする。そこで補充することにし、3月初めに再度タネをまいた。

まだ気温が低いため、ビニールをトンネル掛けして発芽を待った。2週間ほどで発芽がそろった。タネをまきすぎた。使い切れずに無駄にしてしまうほどかなりの数の苗を得ることができそうだ。

冬ネギの定植は6月末。3月まきの後発組が、それまでに早く生長することを願う。


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冬の根深ネギ、そろそろおしまい

2023-02-20 | 冬ネギ

(上)2月19日の根深ネギ。寒さで葉が枯れて無残な姿だ
(下)枯れた葉を除くと真っ白な葉鞘が現れる



下)今年11月の収穫に向け、昨年10月にタネをまいて育苗中の根深ネギ

わが家の白梅はいま3分から4分咲きといった具合。梅は満開よりも咲き始めが好きだ。寒さにめげずしだいに咲いていくのが健気でもあり、一歩一歩春に向かって季節が進んでいると教えてくれる。

そんないい気分でいられたらいいのだが、ことしもすでに花粉症の季節。2月に入ると大きなくしゃみをするようになった。16日には、こんどは目頭が急にかゆくなってきた。花粉症の症状が出てきたのは現役を退いて年を取ってから。かなりやっかいなものだと知った。春は憂鬱な季節でもある。

2月末の菜園は、冬野菜のほとんどを収穫しつくして一面土景色だ。残りはわずかになった。

根深ネギはわずかに残っている冬野菜のうちの一つ。12月はすくっと立ち上がって天を突き、青々としてりりしい姿だったのに、いまは厳しい寒さに遭って見る影もない。

冬ネギの根深ネギの旬は2月まで。いろいろとレシピを探しは食べてきたが、この冬は面倒なレシピを敬遠してうどんとそばに限った。昼ご飯は年中麺類だ。冬はうどんとそばが多い。そこにこの根深ネギがかなり重宝する。惜しみなくたっぷりとネギの入った熱々のうどんとそばは毎日のように食べてきた。

それがいよいよ別れである。ネギは冬ネギしか作らない。ことしの11月までネギは食べられないことになる。慣れてはいるものの、やはり必要なときがある。だがあきらめざるを得ない。

ことしの11月から食べる冬ネギは昨年10月にタネをまき、ビニールトンネルの中で冬を越しているところ。ところがこの冬は寒さで幼苗が枯れるのが多い。念のため補充したほうがいいかなと来月の3月初めに再度タネをまくことにしている。

冬ネギのタネまきは10月と3月。毎年10月まきでやっている。3月にまくのはじめて。うまく生育してくれるのかこれも遊びである。


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根深ネギ・厳寒期の1月下旬が旬の野菜たち

2023-01-14 | 冬ネギ

やっぱりやってしまったか。前回記事で「思い出にひたる」と書くべきところ「思い出にしたる」と。年を取っても「し」と「ひ」の区別ができない。試験なら罰点だ。いまに始まったことではない。小学校でも漢字のふりがなで間違いをしたことをよく覚えている。いまでも「品川」を“しながわ”か“ひながわ”か、どう読むのか戸惑うときがある。MRI検査よりも知能検査をしたほうがいいのではといわれてもしかたない。

これからの1月中下旬は最厳寒期。冬野菜が旬を迎えるときだ。露地栽培だから寒害で見た目は悪いが、味のほうは最上となる。

わが菜園でこれから旬を迎える野菜たち。根深ネギ、ブロッコリー、チヂミホウレンソウ、ハクサイ、カブ。

まずは根深ネギから。いやというほど書いてきたが、ネギは冬ネギに限る。これは食べ比べればすぐにわかること。だが周辺の農家は、ネギは冬ネギがいちばんといいながら冬ネギよりも夏ネギのほうを作る。

冬ネギは栽培期間がかなり長い。いまの2023年1月に収穫するネギは2021年10月にタネをまいたもの。これを2022年11月から食べている。

ことしのネギは、食べ始めた2022年11月のころは大きさにばらつきがあった。一様に太くなく、全体的に細いという印象であっった。ところがしだいに様になってきた。

冒頭の写真は1月12日収穫した4本の根深ネギ。立派だ。葉鞘部(白い部分)の長さがいずれも30センチ以上、太さは3.5センチ前後ある。

菜園の縮小に伴い、ネギの作付面積は半分以下に減らさざるを得なかった。もともと作りすぎていた。冬ネギの賞味期間はあとひと月ほど。そのあいだに食べつくす。


      
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10月の根深ネギ、日に日に生き生き青々と

2022-10-20 | 冬ネギ

冬に食べる根深ネギ(10月19日のすがた)
11月になれば食べられるが、旬は1月と2月


根深ネギはタネまきから収穫まで1年以上かかる。
来年のネギはいまから準備、10月にタネをまいたものが発芽してきた

ラッカセイ、サトイモ、サツマイモと収穫が続き、栽培面積が小さいながらもその作業ですっかり疲れてしまった。いま菜園はすべて秋冬野菜で占められている。

これからの作業は、10月下旬にサヤエンドウとソラマメのタネをまき、11月上中旬に自家育苗しているタマネギを植えつけだけとなった。そうだ、コマツナのタネまきも忘れてはいけない。冬の小物野菜として欠かせない。3度くらいタネまきをくりかえす。

根深ネギの冬ネギが青々として元気になってきた。すっかり見違えた。夏のネギの色合いといったら見ていられない。青息吐息といった状態だ。それがいま生き返った。すっきりと立ち上がった姿が美しい。

菜園の縮小に伴い、ネギの栽培面積は数年前の3分の1に減った。品種は石倉一本太ネギに絞った。いま育てているのは130本ほど。


昨年10月にタネをまいたから、すでに1年がたっている。春先に植えかえて、6月下旬に定植した。根深ネギだから白い部分を長く伸ばすため土寄せをしていく。これも今月下旬で仕上げとなる。

以前は早くても12月から食べ始めたのだが11月からでも食べられる。旬は厳寒期の1月と2月。この時季のネギが一番うまいと思う。だから冬ネギしか作らない。

この秋も来年の冬ネギの準備を怠らない。10月5日にタネをまき、8、9日後に発芽がそろった。


      
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6月5日に冬ネギ(根深ネギ)の苗120本を定植

2022-06-06 | 冬ネギ

昨年10月にタネをまいて育ててきた根深ネギの苗

溝を掘り、そこに定植する。乾燥を防ぐためわらを敷く

6月5日に冬ネギ(根深ネギ)の苗120本を定植した。

この苗は昨年10月にタネまきし、ことし3月1日に選抜して植え替えたもの。いまは60センチから30センチの大きさに生育している。定植は6月下旬から7月初旬に行い、11月から食べはじめる。旬は厳冬期の1月と2月になる。

毎年ソラマメの後作に根深ネギを定植している。ソラマメをすべて引き抜いて片付け、そのスペースが空いたからさっそくに。

根深ネギは白い部分(葉鞘部)を長く伸ばし育てる。そのためには土寄せが肝心な作業になる。

定植するには、20から30センチの溝を掘る。これがかなりの重労働。最初から深い溝を掘るか、それとも浅い溝にするか。葉鞘部を同じ長くするためには、土寄せに要する総労働は違わないと思うのだが、わたくしはどちらかといえば最初から深い溝を掘ってしまう。

苗を5センチ間隔に、軽く土を根にかぶせる程度に植えていく。ことしは120本。昨年から半分以上減らした。やはり足りないのだが、冬ネギは旬が短いので、食べつくすにはこれぐらいでいいかなと思う。

植えたら乾燥を防ぐためわらを敷く。あとは生育具合もみながら土寄せをしていく。葉鞘部の長さはこの土寄せにかかっている、長くしたのなら土寄せをしてこれでもかと盛る。

これで定植の作業は終了。暑さを避けるため朝早くから作業を始めたのだが、やはり汗びっしょりになった。


      
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3月1日に根深ネギ(冬ネギ)の1回目の植え替え

2022-03-03 | 冬ネギ

昨年10月にタネをまいた根深ネギ、冬のあいだに20センチほどに生長した

この冬の根深ネギはすべて食べつくした。毎日の昼飯はきまって麺類だから、冬ネギをたっぷり使う。いちどに2本ほど刻んで入れてしまう。こうするのも食べるのが追いつかないからだ。不味ければこうはできない。この冬もひとりごちるーネギは冬ネギに限ると。

ことし11月から食べる根深ネギの育成はすでに始まっている。すでに昨年の10月にタネをまき、冬のあいだ育ててきた。ネギは寒さに強いのだが幼苗は寒害に遭うことがある。寒さ対策として12月からは防虫ネットを、厳寒期の1月はビニールをトンネル掛けしてきた。おかげで寒さで傷むこともなく無事に冬を越してくれた。

これからの根深ネギ栽培の段取りはこうなる。3月に苗の選抜を兼ねて植え替えをする。さらに育苗して大きく育った苗を6月末から7月初めに定植する。

この1回目の植え替えを3月1日に行った。たいがいはこの作業を省いて6月末まで育苗して直接定植するのが普通だ。なにも植え替えという手間暇をかけることもない。だが農家と違って育てる苗の数もたかが知れているからそれほどの面倒ではない。

タネをまいてから冬のあいだに20センチほどの大きさに生長した。すべて引き抜き、ここで育ちが悪く小さいサイズは捨てる。育ちのいいものだけ選んで、3センチほどの間隔で植え替えていく。春を迎えるとぐんぐんと大きくなる。6月末まで育てたらやっと?定植となる。


      
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2月はラストスパートで冬野菜を食べつくすー根深ネギとニンジン

2022-02-01 | 冬ネギ


自画自賛となるが立派な根深ネギである

2月になると春が近くなったと感じる。日が伸びて午後5時になっても暗くならない。冬のウオーキングは午後3時半に家を出ていたのが、いまは午後4時に出るようになった。身を切られるような北風のなかを歩くのはつらい。気持ちを奮い立たせて向かっていく。庭の梅の花芽が膨らんできた。春よ、はやくこい、春よ。

2月の菜園は、冬野菜を食べつくす時季で、“在庫一掃”を目指して食べるのが忙しくなる。いずれの野菜も無駄にしないようにと意識して食べてはいるが、作りすぎているのでどうしても余り気味になる。

これからしだいに気温が上がるにつれて、冬野菜の味は落ちてくる。はっきりとわかる。うまいのは2月の上旬までか。中旬まで持つかどうか。下旬になるともうだめだ。

ことしの冬野菜は全般に残りが少なくなり、無駄に捨ててしまうこともなくうまくいきそうだ。やや余り気味なのが根深ネギとニンジン。食べないでそうなっているのではなく、作りすぎのためである。いまラストスパートをかけてがんばって食べている。

根深ネギを長いことつくってきたが、やはり厳寒の1月が一番うまい。2月に入ると微妙に食感に変化がでてくる。毎日食べているとそれがよくわかる。うまいうまいと食べていたのが、しだいにそう感じなくなる。きりりと締まった筋肉質の食感だったのが、いつの間にか肥満気味のぼんやりした味になり、舌触りが悪くなる。そうなるともうだめだ。その前に食べつくさないといけない。いま食べるのに追われ、毎日欠かさず食べている。昼食の麺類にはネギ1本を入れている。太くて長いネギだからどんぶりにあふれるほどになる。



夏まき秋冬どりのニンジンは100本ほど作り、11月から食べている。サイズも20センチ前後で申し分のない出来だ。いまの冬ニンジンは11月と比べようもないほどふっくらと育ち見た目にもうまく映る。根深ネギは毎日食べることができるが、冬ニンジンはそうはいかない。レシピをたいして知らないから食べようという意思があってもおかずにできないで、なかなか減らない。いっそのこと毎朝ジュースにして飲めば見る見るうちに消費できることはわかっているが、ジューサーを毎日洗うこと考えるとやる気がうせる。毎年その繰り返し。ことしもそうだ。冬ニンジンの賞味期限は2月末まで。その後は腐ってくる。3月になると、春まき夏どりのタネをまく。


      
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根深ネギの収穫を11月21日から始めた

2021-11-23 | 冬ネギ

冬ネギとしてつくっている根深ネギの収穫を11月21日から始めた。冬ネギの旬は12月から2月までの3カ月間。霜が降りるまでもう少し待てばいいのだが、11月からでも食べることができる。いちばんうまいのは厳寒期の1月で、3月の声を聞くまずくなる。

根深ネギは葉鞘部(白い部分)を食べる。その白いところを伸ばすため8、9月から土寄せを繰り返してきた。葉鞘部が長いほど根深ネギは見た目がよく、様になる。ことしも葉鞘部の長さは30センチを超えている。いい出来だ。

タネまきは春まきと前年の秋まきがある。わたくしはずっと後者で前年の10月にまく。春になると選別して植え替えて、7月上旬に定植する。タネまきから収穫までおよそ14カ月かかる。菜園のなかではいちばんの長い付きあいとなる。

これまで3種類をつくってきた。今年は石倉一本太ネギだけに絞った。それに栽培本数も3分の1ほどに減らした。これまではつくりすぎて持てあますほど作ってきた。それと比較すると少し足りない気がして心配してしまうが、結果的にこれぐらいですむのではないかと思う。


 

      
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冬ネギ(根深ネギ)-土寄せとタネまき

2021-10-19 | 冬ネギ

(上)収穫まじかな冬ネギの土寄せ
(下)10月7日タネまきの冬ネギ、収穫は来年12月になる

この冬に食べる冬ネギ(根深ネギ)の土寄せを9月から行っている。白い部分(葉鞘部)を長く育てるのだからこの作業は欠かせない。冬ネギはタネまきから収穫まで14カ月ほどかかる。このネギも昨年10月にまいたものだ。

冬ネギを食べたらほかのネギは食べられないというが、たしかにわたくしの味覚からもそういえる。たしかにうまい。そのためネギは冬ネギしか作らない。

収穫は12月から始める。厳冬期となる1月が一番うまくなる時季だ。でも11月になるとぼちぼち試食する。

冬ネギ栽培は昨年までは3種類を作ってきた。菜園の縮小とともに、石倉一本太ネギに絞った。ことしはこれまでの3割程度しかつくらない。いままでが作りすぎていたから、足りない程度でちょうどいい分量になるはずだ。

冬ネギのタネは10月にまく。ことしも10月7日にタネをまいた。発芽がそろえばもう安心だ。この幼苗を育て、収穫は14カ月後の来年の12月になる。

この幼苗は防寒対策をして冬を越し、来年3月、4月に植えかけ、さらに6月末から7月初めごろに定植する。放ったらしにはできない。なにかと長いこと面倒を見なければならない。

冬ネギとはタネまきから収穫まで長いつきあいだから、青々とキリリと背を伸ばして大きく生育した冬ネギを、感無量というほど大げさではないが、よく育ったなという思いで眺めている。


      
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