30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

わが菜園の大物-ハクサイ、キャベツそれにダイコン

2015-11-29 | ダイコン

昨11月28日は初霜。畑は霜が降りてきらきらと光っていた。やっと寒くなった。これで冬野菜がうまくなってくれる。暖かい日が続いていたため、これでは冬野菜に困るとやきもきしていたところだった。

9月1日にタネをまいたダイコンが11月13日からとれだしている。ダイコンだって寒さにあたってこれからがやわらかくなりうまくなる。ダイコンはタネ袋すべてをまいてしまう。ことしもそうだ。ダイコンは好きでよく食べるのだが、それにしても2人暮らしには作り過ぎだ。立派に育った白い脚の並ぶダイコン畑を見るのはいい気分である。

1月に入ると、残して無駄にしないようにと、切り干し大根づくりに励む。千切りにするのにだいぶ骨が折れる。ことしは千切りのスライサーを買って楽をしようかなとネットで物色しているところなのだが、やはり包丁で根気よく切るべきかなとも思っている。

これでわが菜園の秋冬の大物をすべて収穫できた。ハクサイ、キャベツ、それにこのダイコン。上の写真を見ると、ハクサイに比べてダイコンとキャベツの生育が悪く見えるのだが、そうではなくこれはハクサイが大きく育ったためで、相対的にほかが小さく見えてしまう。

よく育てた、よく育ってくれた、と思いながら大物野菜の収穫には充実感がある。


2015年の読書

2015年11月の読書
・かたづの!(中島京子著・集英社)
・妻が椎茸だったころ(中島京子著・講談社)
・若冲(澤田瞳子著・文藝春秋)
・生還者(下村敦史著・講談社)

2015年10月の読書
・宇治拾遺物語(町田康訳・河出書房新社 日本文学全集08)
・今昔物語(福永武彦訳・河出書房新社 日本文学全集08) 
・廃市(福永武彦著・河出書房新社 日本文学全集17)    
・日本三文オペラ(開高健著・新潮社)
・輝ける闇(開高健著・新潮社)

2015年9月の読書
・卵をめぐる祖父の戦争(デイヴィッド ベニオフ著、 田口俊樹訳・ハヤカワポケットミステリー)
・ホット・ゾーン「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々(リチャード・プレストン著、高見浩訳 ・飛鳥新社)
・火花(又吉直樹著・文藝春秋)

2015年8月の読書
・永い言い訳(西川美和著・文藝春秋)
・流(東山彰良著・講談社)
・大いなる逃亡(田中光二著・冒険の森へ5 集英社)
・汝ふたたび故郷へ帰れず(リバイバル版・飯嶋和一著・小学館)

2015年7月の読書
・日本仏像史講義(山本勉著・平凡社新書)
・行きずりの街(志水辰夫著・冒険の森へ16・集英社)
・なで肩の狐(花村満月著・冒険の森へ16・集英社)
・それを愛とは呼ばず(桜木紫乃著・幻冬舎)
・ほととぎす(日本文学全集17堀辰雄・河出書房新社)
・かげろう日記(日本文学全集17堀辰雄・河出書房新社)
・三成の不思議なる条々(岩井三四二・光文社)

2015年5月と6月の読書
・宮本常一(日本文学全集14・河出書房新社)
・宮本常一(ちくま日本文学全集・筑摩書房)
・大岡昇平(ちくま日本文学全集・筑摩書房)
・街道をゆく17島原・天草の諸道 (司馬遼太郎著・朝日新聞)

2015年4月の読書
・三四郎(夏目漱石著・日本文学全集13 河出書房新社)
・中島敦(ちくま日本文学全集・筑摩書房)
・悟浄出立 (万城目学著・新潮社)
・宇喜多の捨て嫁(木下昌輝 著・文藝春秋)

2015年3月の読書
・高い窓(レイイモンド チャンドラー著、村上春樹翻訳・早川書房)
・鬼はもとより(青山文平著・徳間書店)
・認知症の「真実」 (東田勉著・ 講談社現代新書)

2015年2月の読書
・阿蘭陀西鶴(朝井まかて著・ 講談社)
・肥満―梟雄安禄山の生涯(東郷隆著・エイチアンドアイ)
・鳳雛(ほうすう)の夢(上田秀人著・光文社)

2015年1月の読書
・櫛挽道守(木内昇著・集英社)
・闇に香る嘘(下村敦史著・講談社)
・小さな異邦人(連城三紀彦著・文藝春秋)
・廃墟となった戦国名城(澤宮優著・河出書房新社)
・戦国廃城紀行(澤宮優著・河出書房新社)

⇒2014年、2013年、2012年の読書


         
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冬ネギー収穫と苗の越冬

2015-11-26 | 下仁田ネギ

・冬ネギの収穫
冬ネギを収穫することにした。冬ネギの旬は12月中・下旬からと何十年もそう思いこんでいた。それが前回書いたように11月に食べてみたところ食べられないことはない、いやそれなりにうまかった。それならといつもより早めに食べはじめることにした。

冬ネギは下仁田ネギ、赤ネギ、九条太ネギの3種。まずは赤ネギから食べる。栽培している冬ネギ3種の中で、赤ネギと九条太ネギはくせがなく、なんにでも合う。下仁田ネギは味が濃いだけにしつこく感じるときがあり、やはり煮物がいちばんうまく食べられるかなと思う。

収穫した赤ネギ。土寄せしてきただけに白い部分の葉鞘部が長くなっている。赤ネギはこの部分が赤くなる。下の写真は泥付きだが、泥を落とすと鮮やかな赤色になる。

冬ネギはすべて前年10月にタネをまき、翌春に植えかけ、夏に定植して冬に収穫する。赤ネギは春に植えかえるとき選抜する。苗が赤いものだけを選び、色が浅いものは捨てる。これは栽培農家がすることを自己流で真似したもの。赤ネギだから赤くないと商品価値にならない。家庭菜園ならここまでこだわることはない。味は変わらないと思う。 

・冬ネギの苗の越冬
冬ネギの栽培期間は長い。タネをまいてから収穫まで14から15カ月かかる。一年先、すなわち来年12月収穫予定の冬ネギはすでに10月9日にタネをまいている。ことしも赤ネギ、下仁田ネギは変わらないのだが、九条太ネギの代わりに石倉太ネギにした。

タネは赤ネギと下仁田ネギは自家採取したもの。6月に自家採採取したタネを10月にまく。毎年その繰り返しだ。

苗はすでに12センチほどに伸びた。苗は寒さに弱い。越冬させるため全体を穴あきビニールでトンネル掛けしている。毎年同じことをしているなと思いながらの作業である。

トンネル内は気温が高いため雑草が生える。放置していると雑草が繁茂してしまう。たまには雑草取りが必要だ。冬ネギはなにかと手間ヒマがかかる。それだけにうまい!のである。冬ネギを食べたらほかのネギは食べられない。だから作るのをやめられない。


苗は穴あきビニールをトンネル掛けして越冬させている

いま現在の苗の生育具合


         
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美しく育ったブロッコリーの収穫

2015-11-24 | ブロッコリー

21日に登山して、翌日から2日間は筋肉痛だった。衰えたものよとわが身を嘆くばかり。久しぶりの登山だからそうなってもおかしくないのだが、それにしてもこれほどとは……。ついため息をついてしまった。老人のいま、さらに年寄りへの道を順調に歩んでいると実感する。

11月19日にブロッコリーの初収穫。8月15日にタネをまいた。15株を植えつけてから、ずっと防虫ネットをトンネル掛けしてきた。おかげで害虫の被害はまったくというほどなかった。じつに美しい姿に育ってくれた。観賞に値するほどで、野菜だって美しいにかぎる。

ブロッコリーの旬は冬。12月から2月になるという。栽培しているとそれがよくわかる。花蕾がよく締まり、甘さがある。12月からの収穫に合わせて8月にタネをまくようになった。

ところがこの11月は気温が平年より高かった。ブロッコリーばかりでなくほかの野菜もいつもより生育がいい。困った。冬野菜は寒さにあたればいっそううまくなる。寒さが来る前に収穫できるまでに育ってしまっては予定が狂う。

周囲の農家はいまの時期はホウレンソウ栽培が盛んだ。12月から1月の出荷を見込んで育てているのだが、この気温で育ちがいい。これでは予定より早く大ききなってしまうとぼやいている。これはわが菜園も同じ。育ちすぎた野菜を食べるのに追われている。そろそろ気温が下がってもらわないと困るのだが、こればかりはままならない。


         
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浜立尾根から滝子山ー浜立山近く「岩頭」からのパノラマがすごい

2015-11-22 | 登山


浜立尾根の魅力は、浜立山近くの岩頭からのパノラマ。絶佳である。これほどとは思わなかった


山行日 2015年11月21日(土)日帰り
天気 晴れ
山域 中央沿線の山
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅4:54=5:06新松戸5:14=6:11西国分寺6:23=6:28立川6:43=7:56笹子駅8:00-9:00道証地蔵9:05-9:15浜立尾根分岐-10:45浜立山10;50(ほんのわずか10~15㍍ほど戻り、10:55岩頭11:22)-11:44寂しょう尾根分岐-12:05滝子山12:43-13:13桧平-15:03初狩駅15:41=(阿佐ケ谷駅に途中下車)=我孫子駅


大月市の滝子山の頂上を踏んできた。5回目になるのか。前回は2007年5月でこのときは「寂しょう尾根」から登った。こんかいは「浜立尾根」を登り浜立山を経て滝子山へ至るルート。このルートは2万5千図にも昭文社の最新地図にもまだ載っていない。いわゆるバリエーションルートになる。

このルートを知ったのは2007年のとき。浜立山経由で下っていくという人に出会った。そんなルートがあるのなら歩いてみたいと思ったのだがすっかり忘れてしまっていた。

9月末から50日余り山を歩いていない。そろそろ歩こう。さてどこへ行こう。最近は歩きたい山がない。これが難題だなとつぶやきながらネットで最近の山行記録を見ていたら、あの「浜立山」にぶつかった。読んでみると浜立山近くの「岩頭」からの眺めが素晴らしいという。

このルートに決めよう。ネット検索すると「浜立尾根」の記録は下りが多いが登ることにした。浜立尾根への取りつきポイント、それに浜立山近くの「岩頭」の場所の2つをチェックして準備した。

歩いた感想である。

1、浜立尾根はバリルートということで取りつくまでがちょっぴり不安。はじめから急登が続く。だれもいない。尾根をはずれないよう歩く。浜立山の山頂標識を見てひと安心。初級のバリルートといった程度か。うすい踏みがあるのかないのか落葉でその形跡がまったくわからなかった。いまの時期は落ち葉でよく滑る。ひとり歩きが好きなだけにこのルートは楽しめた。

2、浜立山近くの「岩頭」はどこにあるのか。浜立山の頂に立って、その少し手前にあるという「岩頭」への分岐を通り過ぎていたことに気づかされた。ほんの少し戻って岩頭に立てた。見渡す限りの広々とした眺めには圧倒された。天気に恵まれたこともあり絶景であった。時のたつのを忘れるほどに見入ってしまった。これほどとは!うれしくて仕方なかった。

浜立尾根の魅力はこの岩頭からの眺望があってこそ。また滝子山へ登ることがあれば、天気がいい日を選んで絶対に浜立尾根だなと自分言い聞かせている。それほど岩頭からの眺望に魅せられた。


3連休の初日。天気がいいのはこの日だけ。笹子駅にも多くの登山者。まずは道証地蔵を目指す。近くのお坊山へもこの道をとっているので何度となく歩いている。この天気。滝子山を見ながら。

笹子駅から1時間ちょうどで道証地蔵。

浜立尾根の取りつきは、ここからすみ沢沿いの一般登山道を10分ほど歩く。道が右へカーブしたあたりに右側の木に赤いテープが目印。見逃さないよう慎重に探す。あった。はっきりした道形が続いている。

しかし待てよ。念のため、ほんの少し先まで進んでいくと、追い抜いて行った鉄砲担いだ猟師と猟犬が尾根を登っていく。この尾根だな。赤テープまで戻り、踏み出す。踏みあとがはっきりした道をたどると猟師が登っていった尾根の末端に出た。

広くも狭くもない尾根、わたくし流にいえばわかりやすい尾根である。まっすぐに延びている。道形はすぐに落ち葉で消えた。尾根を外さないように登っていく。急坂である。すでに落葉を終えた裸木ばかり。ところどころにルート目印の赤テープがある。

左手に見えるはお坊山か?

尾根に取りついてからは急登の連続。40分たってようやく勾配が緩くなった。ほっとして振り返ると真っ白な富士が頭を出していた。疲れが取れます。

しかしすぐまたきつい登りになる。大きな岩の前に出た。ここは左から巻いてまた尾根に戻るように登っていく。急なうえに落ち葉で滑る。慎重に行く。また尾根に乗って進む。しだいに富士の姿がはっきりしてきたがどうしても木々が邪魔をする。


高度計を見ながら進む。大岩から20分。ここかなと小高い所に立った。標識がない。いやあった。「浜立山 1482m」の小さな山頂標識。浜立山はどこだと意識して歩いていたから見つけられたものの、そうでなければ見過ごしてしまう。

そこでふと気がついた。浜立山のすぐ手前にあるという「岩頭」を通り過ぎてしまったことになる。岩頭へ急ごう。ほんの10~15メートル戻ると左手に小さな赤テープが小さな木に付けられていた。この赤テープには来るときに(当然右に)見ていたのだが道標の一つぐらいに思っていた。


見ると尾根が南に続いている。ここだな。急な下りである。

ほんの1、2分で岩頭に出た。目をまるくした。息をのんだ。なんと、遮るもののない広々としたパノラマが飛び込んできた。見事だった。興奮している。


この日は天気がよく空気が澄んで遠望できた。
実際にこの目で見た人にしか素晴らしさはわからない。わたくしの安カメラで撮ったものではかえってその魅力を損ないかねない。きっとそうなる。それを承知で載せる。

真正面の南には富士山。そこから西に目を移していくと南アルプス、八ケ岳、奥秩父。ひと通り眺めると、いったん富士に目を戻す。次は東へ目を移す。箱根の山、丹沢の山並みが・・・。山座同定に夢中になってしまう。

まず南から西の山々を。
真正面に富士山。手前には三つ峠山。

富士周辺の山。

次は南アルプスが勢ぞろい。南アルプス南部。


続いて南アルプス北部。

八ケ岳と奥秩父。

こんどは東に目を移す。


愛鷹連峰、箱根の山々、御正体山。

 さらに丹沢の山々が続く。

やっぱりわたくしのへたくそな写真では臨場感が出ないのだが、興奮するほど久々に爽快な景色を堪能できた。それも一人占めである。高い山からの眺望だけがいいとは限らない。

そろそろ・・・。見とれてばかりいられない。先がある。後ろ髪を引かれる思いで滝子山へ向かう。寂しょう尾根分岐で初めて登山者に出会う。


滝子山には12時5分着。いい天気だから山頂には多くの登山者。ちょうど昼飯の時間。富士はきまって昼前になると雲が出てくる。きょうもそうだ。滝子山からの眺望は360度。展望の山だから気に入っている。ところがこんかいは岩頭からの大展望を見てきてばかり。絶景には満腹状態になっている。なんとももったいないのだがしょうがない。


山頂からは浜立山近くの岩頭から見えなかった北から北東の山を眺めることができた。小金沢連嶺、奥多摩の山々を。きょうはなんともぜいたくな展望の時間を持つことはできた。満足、満足。
 

それでも山頂には40分ほどいた。いい気分で12時43分に初狩駅を目指す。
 

 

 

初狩駅には15時3分に着いた。電車時刻は15時41分。それまで入念に整理体操をしていた。阿佐ケ谷駅で途中下車。孫の顔を見てから家路についた。

満足のいく一日になった。そりゃそうだろう。あれほどの景色に出合えたのだから。あの岩頭は、言われなければ絶対に気がつかない場所にある。最初に岩頭を見つけて立った人がいたから巡り巡ってわたくしも絶景を見ることができた。最初の人はどんなきっかけから「発見」したのだろうか。


         
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はじめての紅ショウガづくり

2015-11-19 | ショウガ

  

新ショウガで紅ショウガをつくってみた。初めてのこと。手元に赤梅酢があったものだから簡単にできてしまった。

知り合いの農家の庭先に収穫したばかりのショウガが山と積まれていた。好きなだけ?持って行けという。そう言われてもさすがにできない。遠慮がある。少しだけいただいた。本心をいえばこの機会だからともっといただきたかった。

こんなにもらってどうしようか。かみさんがいう。紅ショウガを作ってみたらと。グッドアイデアである。毎年梅干しを作っているから赤梅酢ができる。これを活用できる。

新ショウガといえばてっきり夏のものと思いがちだが、秋に収穫したばかりの色白のものも新ショウガというのだそうな。

これがいま収穫したばかりの新ショウガ。切り離して食いこんでいる泥をタワシと歯ブラシでていねいに落としていく。紅ショウガづくりで面倒なのはこの作業だけかな。

作り方はネットで検索。来年も作るかもしれないから忘れないうちに記しておく。

1、500グラムの紅ショウガを作ることにした。
2、まず薄切りする。
3、これに500グラムの3%の塩、すなわち15グラムをふって重石をして漬ける。
4、数時間後、取り出し手で水気をしぼり切る。
5、これを半日ほど干す。(まるで梅干しづくりとおなじ)


6、瓶に入れ、赤梅酢をひたひたに入れれば作業終了。

まる一日で赤く染まり紅ショウガのできあがり。梅酢にショウガ、なんか体によさそうだ。酒のつまみにご飯の供になりそうである。


         
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冬ネギは11月だって食べられる?

2015-11-17 | 冬ネギ


11月9日に試し掘りした赤ネギ(左)と九条太ネギ(右)
11月上旬の冬ネギ畑。左から下仁田ネギ、九条太ネギ、赤ネギ

ネギは冬ネギにかぎる。それも12月から2月の厳寒期、とくに1月がうまい。ずっとそう思いこんできた。ところがいまの時期、育成中の11月の冬ネギを食べてみた。味はまんざらでもなかったという話。

ネギは冬ネギだけを作っている。それ以外の季節は買ったものを食べる。うまいとはいえない。最近買ってきたネギにはまいった。かたくて筋っぽく、ガリガリとした食感で食べられたものではなかった。そのネギを買ってきた張本人のかみさんだってさすがにこれはまずいと思ったのだろう。

「畑のネギはもう食べられるんじゃない」
「いやだめだ。まだはやい」
「それでいいから」
「味の保障はしないよ」

ことしも冬ネギは下仁田ネギ、赤ネギ、九条太ネギの3種。さいごの土寄せを終えて12月からの収穫を待つだけになっていた。

気がすすまないのだが、それなら試しに掘り出してみるか。下仁田ネギはたぶんまだガリガリだろうから、ここは無難に赤ネギと九条太ネギを食べてみることにしよう。すでに土寄せの成果が出て白いところ(葉鞘部)が長く伸びている。見た目にはいま収穫してもおかしくない。

11月の冬ネギなんて食べるにはまだ早いと期待しなかった。ところがこれが食べられた。意外だった。買ってきたネギよりもずっとやわらかくうまかった。これなら食べられるとうなずいて食べていた。

しかし冬ネギ本来のあのとろりとした味には遠かった。野菜全般にいえることだが、同じ野菜をある期間食べ続けていると、うまい!と感じ入るときが来る。これが旬ということになるのだろう。冬ネギでいえば12月中下旬からそうなる、と思いこんでいる。


         
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ニンジンの夏まき秋冬どり

2015-11-15 | ニンジン


11月7日収穫
11月9日収穫

7月18日にタネをまいたニンジン。11月7日に初収穫ができた。いつ収穫してもいいほどに生長しているとわかっていたのだが、つい忘れていた。かみさんに「ニンジンはもうできているはずよね」といわれて、あっそうだと気がついた。50坪の菜園といえば狭いのだが、すべての野菜の生育をきちんと見ているようで見ていないときがある。ほかの野菜の生育に気を取られているとこうなる。

ニンジンは、春と夏の年2回タネをまいている。春まき夏どりは「時なし5寸」を100本ぐらい、夏まき秋冬どりは「黒田5寸」を150本ぐらい作る。

ニンジンのタネまきは一発勝負。いかに発芽をそろえるかにかかっている。かつてはうまくいかずに苦労したが、すっかりうまくなった。失敗してタネをまき直すことがなくなった。長いことやっているのだから当たり前といえばそうなのだが、いまでもニンジンのタネまきから発芽までは気が気ではない。

ニンジンにはキアゲハがしょっちゅう飛来して卵を産む。注意していないと幼虫に葉を食べられてしまう。見つけたらつまんで殺す。いつのまにか幼虫を手でつまめるようになっていた。

さて収穫だ。ひっこ抜いていく。ことしもうまい具合にできた。そのうえサイズがそろっている。春まき夏どりに比べて、いま収穫の夏まき秋冬どりのほうがやわらかくてうまい。根菜類は寒いときのほうがうまいといわれるがたしかにそうだ。

2人暮らしには150本のニンジンは多いのか少ないのか。不思議と春先までには食べてしまうものである。好きだから食べるのか、あるから食べるのか。残るようだとジャムにしてすべて食べ尽くす。


     
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キヌサヤとスナップエンドウのタネまきと植えつけ

2015-11-12 | キヌサヤ

 
↑10月24日にタネまき、11月4日の発芽状態
↓11月6日に植えつけ、1カ所に2本

秋冬野菜が盛りを迎え、わが菜園でも収穫に追われている。ラッカセイ、コマツナ、ホウレンソウ、サトイモ、シュンギク、キャベツ、ハクサイ、ニンジンと続き、まもなくダイコン、カブ、冬ネギ、ブロッコリーが収穫の見通しだ。すべてがうまく育っている。自分の部屋は雑然としていのに畑は整然と手入れされてきれいだ。これが自分でもわからないところなのだが、野菜は美しく育てたいといつも念頭に置いて作っているからそうなっているのかとも思う。

ことし最後のタネまきは、キヌサヤとスナップエンドウ。10月24日にセルトレイにそれぞれ32粒まいた。1週間後に芽が出てきた。発芽率はキヌサヤが32粒のうち28、スナップエンドウが32粒のうち30が芽を出してきた。かなりいい。

豆類はたいがいポットかセルトレイにまく。発芽をそろえるのがむずかしい。わたくしは過湿にしてしまいタネを腐らせて失敗することが多かった。

いまではそれを克服。過湿にしないためこうしている。簡単なことである。これで失敗は少なくなった。タネまいたら水をたっぷり1回だけやる。それ以降発芽まではいっさいやらない。日が直接あたらない明るい所に置く。土の表面が乾いてくる。水をやりたくなるがじっと我慢だ。1週間もするとぽつぽつと芽を出してくる。こうなったら水をやればいい。

ということでことしも発芽がそろった。

植えつけは11月6日。キヌサヤ、スナップエンドウともに、株間30センチにして、それぞれ10カ所に2本ずつ植えた。全部で40本植えたことになる。すべて植えつけてしまいたいのだが面積が狭い。これで精一杯。残りは18株あるがこれは知り合いにもらってもらうか欠株対策に残しておく。

これで今年のタネまきと植えつけはすべて終わった。これからは管理と収穫が主になる。


         
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ハクサイの初収穫は4.6キロの大物

2015-11-10 | ハクサイ

8月15日にタネをまいたハクサイ。11月6日にまずは1個を収穫してみた。この冬は全部で24株できそうである。これでひと安心。大好きな白菜の漬物「お香香」をこの冬もずっと食べられそうである。これが楽しみだからハクサイの栽培に失敗は許されない。立ち並ぶ姿を見てやっと肩の荷が下りた感じでいる。

初収穫のものは大きい。ずっしりと重い。見事である。何キロあるんだろう。ひょう量4キロの上皿はかりでは間に合わず、それならと体重計で量るとなんと4.6キロもあった。大物であった。重いはずである。

周囲の菜園もハクサイの収穫を始めている。タネから育てているのはわたくし以外になく、たいがい苗を買って植えつけている。タネから育てるとかなりむずかしい野菜になる。本葉が4、5枚の市販苗を植えつけると、あっという間に収穫を迎えてお手軽だが、これでは育てる楽しみはない。

タネから育てると、この本葉4,5枚まで生育させるのがいちばんむずかしく、腕の見せどころであり、楽しめるところでもある。

今年のハクサイの栽培は例年に比べて手がそれほどかからなかった。初期生育にだいぶ神経を使う野菜であるのだが、今年は不思議とうまくいった。お盆までは雨がなく酷暑の毎日だったが、それを過ぎてからは適度に雨が降ってくれたおかげである。それに初期生育期に致命的な害虫の被害がなかったからだ。

ハクサイのお香香が一番うまいのは12月から2月までの厳寒期。せっかくだからすぐにでも食べたいのだが、かみさんは遊びに忙しく、漬ける気配さえ感じられない。しばらく待つほかないか。


    
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ユズ25個でジャムづくりー作りすぎだ!

2015-11-08 | ジャム

わたくしの好きな「ジャムづくり」。こんかいはユズジャムを作った。25個のユズから250mlの瓶で9本のジャムができた。

家の建て替えでユズの木を切ってしまってから5年になる。ないと困るものでやはり身近にあってほしい果樹である。いまは知り合いの農家からいただいている。

ことしの農家のユズは大豊作。見上げるほどの大きな木に枝がしなるほど実っている。昨年はまったく実をつけなかった。いわゆる裏作であった。ユズは隔年結果。一転して見まごうばかり黄金色に輝いている。

最近感じることだが、年を取っても果実の「採集」は楽しい。子どものときと変わらなく心がはずむ。冷え込んでいっそう黄色くなってきた。待ってましたとばかりに高枝切りハサミを手にして農家へと急ぐ。 



採るのに夢中であった。高枝切りハサミで切り落として60個いただいた。

その夜、夕飯がすんでからがわたくしのジャムづくりタイム。かんきつ類のジャムはユズと甘夏を毎年作っている。かんきつ類のジャムはいちばん手間がかかる。

ユズは25個を使った。このジャムづくりでなにが面倒かって、皮を薄く切ること。こんなことは年に1,2回だからさっさと手際良くはできない。難行だ。
「こんなことなら半分ぐらいにするんだった」
ちょっぴり後悔しながら、たくさんある皮を横目で見ながら、手元に注意して辛抱強く包丁を入れていく。

作り方はいつも同じ。年に一度しか作らないから、たまには手順をおさらいしておかないと忘れてしまう。
1、ユズは横半分に切って果汁をしぼる。種もいっしょに出てくる。果汁と種を分離するためボウルの上に濾し器を置く。これで果汁はボウルへ、種は濾し器に残る。⇒果汁

2、果汁をしぼったら、こんどはスプーンを使って果肉をぐるりとこそぎ取る。果肉と種を鍋に入れ、水をひたひたに入れて弱火で煮る。これをさきほどの濾し器で裏ごしする。かんきつ類のジャムづくりのポイントは、わたくしの経験でいうと、果肉の裏ごしにある。⇒裏ごしした果肉

3、皮は薄切りにする。たっぷりの水でもみ洗してから煮る。皮のかたさは好み。やわらくしたければ長く煮る。それから水でもみ洗いして、たっぷりの水に浸して一晩置く。⇒薄切りした皮。

翌朝、1+2+3、ここに砂糖を加えて煮詰めていく。いつ火を止めるかに神経を集中。特にかんきつ系は煮詰め過ぎると最悪。そのタイミングがむずかしい。

やはり手間がかかった。やれやれ完成、といったところ。

並ぶジャム瓶を見てかみさんが言った。
口調が厳しい。
「こんなに作ってどうするのっ!?」
ジャムは冷凍庫に保存している。これまでに作ったジャムが占領している。新たな余地はあまりないことも承知している。
かみさんの剣幕にはびっくりしたが、やはり作り過ぎたか。

 


         
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九頭龍と鶴の友の普通酒は体に懐にやさしい

2015-11-05 | その他

10月27日に続いて、またまた「酒の話」。

口に入るものには好みがある。高いものでも気に入らないものが多くある。安いものでもこれならいけるなというものだってある。

普通酒は後者になる。コクがあってうま口の純米酒ばかり毎晩飲んでいると、たまにさらりとした飲み口の酒がほしくなる。といえば本醸造酒になるのだが、どうも最近はアル添を嫌うというか、避けるというかそんな風潮がある。

わたくしの定番の酒は〆張鶴の月。本醸造だ。このところずっと無沙汰しているがこればかり何十年も飲んできたから本醸造酒は嫌いではないし、逆風だからかえって肩を持ってしまう。

濃醇な純米酒に飲み飽きてくると体がすっきりした酒をほしがる。そんな気分になっていたのか、目についた普通酒を2本買った。普通酒を? 普通種にだって選べば飲める酒は多くある。この2本の味はよく知っているので安心して買える。たまの普通酒は体にやさしく、さらに懐にもやさしい。

1、黒龍酒造(福井県永平寺町) [九頭龍 逸品] 1,890円
1、樋木酒造(新潟県新潟市   ) [鶴の友 上白] 1,890円

[九頭龍 逸品]は、東京駅グランスタのはせがわ酒店で、[鶴の友 上白]は御徒町駅前の全館新築開店した吉池本店で買った。2本とも「お一人様一本限り」とあった。あいかわらず人気がある。

これらは燗して飲む。冷やと燗で味比べをすると、この2本は燗のほうがわたくしにはいい。さっぱりしてやわらかい。す―と体にしみいる。知らぬ間に飲み干して、もうカラになったのかと徳利を振ってみる。飲み足りないのだがそれくらいでやめる。年を取っても酒をうまく感じるのは健康であってこそ。ほどほどが一番と意識しながら飲むようになった。というより量は飲めなくなった。それだけに清酒の味を楽しめる。ちびちびと。


         
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トウガラシはほんの少しで足りるのだが

2015-11-03 | 下仁田ネギ

朝起きてヒゲを剃るたび鏡に映る顔を見て、年を取ったなと思う。まぎれもなく年寄りの顔だ。でもまだまだ若いと思っている。世間の見方より甘いのが相場だ。そんな甘い思いが見事に打ち壊された。とうとうその時がやってきた。よもやこんなに早く自分に回って来るとは思ってみなかったから事態を飲みこむのにちょっとばかり間があった。そんな話である。

11月1日、阿佐ヶ谷に住む息子に用事があり、我孫子駅から上野・東京ラインに乗った。立っている人が多い。荷物を床におろし吊皮をつかんだ。出発してすぐに目の前に座っている子どもが、たぶん小学高学年だろうか、すぐに立ちあがった。
「つぎの柏駅で降りますから」
そんなに早く席を立たなくてもいいのにと怪訝に思ったのだが、すぐに気がついた。この子はわたくしに席を譲ってくれたのだと。「年寄りに席を譲りましょう」を実践してくれたのである。

そうか、小学生にはわたくしが席を譲るべき対象に見えたんだと気がついたというわけである。
「ありがとう」
年を取ったら厚意には素直に感謝することにしている。席を譲ってくれるのをかたくなにことわる人を見る。あれはおとなげない。それに厚意を示した人に失礼だと以前から思っていた。
この子の服装を見ると、これからサッカーの練習らしい。

柏駅で下りる子にもう一度声をかけた。
「ありがとう」
人生で初めて席を譲られた。複雑な思いが交錯した。

このブログをかみさんが読んでの感想はすぐにわかる。
「だれから見てもずっと前からおじいさんよ」

ということで、11月1日はわたくしが老人になった日。
人生が短くなってきたぞ。


霜が降りる前にトウガラシの「鷹の爪」を収穫した。保存のためいま陰干しをしているところだ。

トウガラシはタネをまいて芽が出たらあとはほったらかしにしている。それでも真っ赤な実をつけてくれる。株ごとひっこ抜いて真っ赤に熟しているものだけを取る。その作業をしながら「こんなに取ってなんに使うんだ」とつぶやく。毎年そうだ。トウガラシの出番は数少ない。

遊び呆けて留守がちなかみさんのおかげで昼食は台所に立つことが多い。わたくしの腕ではたいしたものは作れない。トウガラシの出番だってめったにない。あるのは唯一スパゲッティのぺぺロンチーノをつくるときぐらいなものか。出番がめったにないからといって、ないと困る。だから毎年作っている。

調味料としてのトウガラシは市販の「七味」か「一味」で間に合う。これから寒くなるとこれらの出番は多い。一方で収穫したトウガラシは陰干しのあと乾燥材を入れて密封保存する。めったに開けないから毎年ほとんどが残る。ことしも間もなく新旧入れ替わる。


         
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タマネギの植えつけー自家育苗を400本

2015-11-01 | タマネギ

タマネギの苗400本を植えつけた。すべて自家育苗である。苗づくりがうまくいった。ここまで完璧にタマネギの苗を作ることができたのは初めてになる。会心の出来に思わず笑みがこぼれてしまう。それほどすばらしい。

タマネギの自家育苗にはずっと手を焼いてきた。タマネギの苗を作ることは野菜づくりの中で一番むずかしいと感じてきた。失敗の連続というわけではない。毎年300から350本の苗を植えつける。予備苗を含めて400本の育苗を目指す。たまにそれだけの数を自家育苗できる年もあるのだが、たいがいは不足する。不足分は市販の苗で補う。それだけに毎年確実に苗づくりができる人には素直に頭を下げたい。

初めての大量の苗に戸惑う。まずは400本を植えつけた。50坪の菜園ではこれが限度だ。これ以上面積を広げて植えつけるとほかの野菜に必ずしわ寄せが来る。使った苗はざっと見たところ全体の2分の1ぐらいなものでだいぶ残っている。なんとかしたいのだが狭い菜園ではどうしようもない。ここはあきらめて近くの知り合いに分けることにした。

周囲の菜園でもタマネギの植えつけはほぼ終えた。市販の苗を買って植えつけると、必ずと言っていいほど、苗が「枯れて消えてしまう」ことはよくある。市販の苗では何割かこれが出る。ひどいと半分ぐらいが消えてしまう。実際近くの畑がそうなった。再度買って植え直していた。

自家育苗にこだわるのには2つの理由がある。ひとつは市販の苗に比べて丈夫なこと。「苗が消える」というのはまずない。あるのは地中の虫に食いちぎられることぐらいですぐに予備苗を補植している。

もうひとつは、タマネギ栽培の楽しみは育苗にある、と思っているからである。タマネギは植えつけたらそれ以降は収穫まで手間入らずに育つ。育てるのを楽しみにしているわたくしからすればおもしろくもなんともない。ここは苦労しても育苗に励むのである。

必然か偶然か。たぶん後者だろう。まぐれあたり。来年もこううまくいくことはまずないだろうが、毎年こうなってほしいものである。

自家育苗したのは「中生種」と「晩生種」の2種。間引きはさぼった。
 

自家育苗の苗は、根が生き生きとして白く、よく伸びていること。これが「消えない」原因かなと思っている。

腰を落としての植えつけ作業。さすがに途中で立ち上がり腰に手を当てて伸びをする。植え終えて眺める景色はそれはそれは満足した気分にさせてくれる。


2015年の読書

2015年10月の読書
・宇治拾遺物語(町田康訳・河出書房新社 日本文学全集08)
・今昔物語(福永武彦訳・河出書房新社 日本文学全集08) 
・廃市(福永武彦著・河出書房新社 日本文学全集17)    
・日本三文オペラ(開高健著・新潮社)
・輝ける闇(開高健著・新潮社)

2015年9月の読書
・卵をめぐる祖父の戦争(デイヴィッド ベニオフ著、 田口俊樹訳・ハヤカワポケットミステリー)
・ホット・ゾーン「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々(リチャード・プレストン著、高見浩訳 ・飛鳥新社)
・火花(又吉直樹著・文藝春秋)

2015年8月の読書
・永い言い訳(西川美和著・文藝春秋)
・流(東山彰良著・講談社)
・大いなる逃亡(田中光二著・冒険の森へ5 集英社)
・汝ふたたび故郷へ帰れず(リバイバル版・飯嶋和一著・小学館)

2015年7月の読書
・日本仏像史講義(山本勉著・平凡社新書)
・行きずりの街(志水辰夫著・冒険の森へ16・集英社)
・なで肩の狐(花村満月著・冒険の森へ16・集英社)
・それを愛とは呼ばず(桜木紫乃著・幻冬舎)
・ほととぎす(日本文学全集17堀辰雄・河出書房新社)
・かげろう日記(日本文学全集17堀辰雄・河出書房新社)
・三成の不思議なる条々(岩井三四二・光文社)

2015年5月と6月の読書
・宮本常一(日本文学全集14・河出書房新社)
・宮本常一(ちくま日本文学全集・筑摩書房)
・大岡昇平(ちくま日本文学全集・筑摩書房)
・街道をゆく17島原・天草の諸道 (司馬遼太郎著・朝日新聞)

2015年4月の読書
・三四郎(夏目漱石著・日本文学全集13 河出書房新社)
・中島敦(ちくま日本文学全集・筑摩書房)
・悟浄出立 (万城目学著・新潮社)
・宇喜多の捨て嫁(木下昌輝 著・文藝春秋)

2015年3月の読書
・高い窓(レイイモンド チャンドラー著、村上春樹翻訳・早川書房)
・鬼はもとより(青山文平著・徳間書店)
・認知症の「真実」 (東田勉著・ 講談社現代新書)

2015年2月の読書
・阿蘭陀西鶴(朝井まかて著・ 講談社)
・肥満―梟雄安禄山の生涯(東郷隆著・エイチアンドアイ)
・鳳雛(ほうすう)の夢(上田秀人著・光文社)

2015年1月の読書
・櫛挽道守(木内昇著・集英社)
・闇に香る嘘(下村敦史著・講談社)
・小さな異邦人(連城三紀彦著・文藝春秋)
・廃墟となった戦国名城(澤宮優著・河出書房新社)
・戦国廃城紀行(澤宮優著・河出書房新社)

⇒2014年、2013年、2012年の読書


         
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