もかの雑記帳

還暦を過ぎてからの人生、なかなか面白い。
古希・喜寿・傘寿 を迎えても・・・・・・・

美しい日本語の響き

2021-08-16 20:32:47 | 🍏日記

今日はあまり雨が降らない一日。
夕方 ちょっとだけ 散歩しました。

夜 久しぶりに見たテレビ番組 「日本こころの歌」
BS日本テレビの日曜日夜7時からやっています。

ちょうど 「荒城の月」を歌っていました。
美しい日本語です。

   春高楼(こうろう)の 花の宴(えん)
   巡る盃(さかづき) 影さして
   千代の松が枝(え) 分け出でし
   昔の光 今いずこ
   秋陣営の霜の色
   鳴きゆく雁(かり)の数見せて
   植うる剣(つるぎ)に照り沿いし
   昔の光 今いずこ
   今荒城の 夜半(よわ)の月
   変わらぬ光 誰(た)がためぞ
   垣に残るは ただ葛(かずら)
   松に歌う(うとう)は ただ嵐
   天上影は 変わらねど
   栄枯(えいこ)は移る 世の姿
   映さんとてか 今も尚
   ああ荒城の夜半の月

作詞の 土井晩翠は 青葉城址、鶴ヶ城址 をイメージし、
作曲の 滝廉太郎は 竹田の岡城址、富山県富山市富山城西側を
イメージしたと言われています。

竹田の岡城址は訪れたことがあり 滝廉太郎のことをしのんだものです。

言葉は時代とともに変わるとは思いますが この美しい日本語を
若い人にも知ってもらいたいと思いました。

子供のころ 近所のちょっと強面の親戚のおじいさんが
「これは ちょうじょう」と言ってました。今思うと 
「重畳・・・この上なく喜ばしい」なんですね。
また 「だんだん」・・・ありがとうの意味ですね。

こういう 古い言葉、大切に残したいなあ!!
響きがいいんですもの。