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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

今日のおでかけ

2024-05-03 22:12:00 | 雑記

今日はどうにか8時前に起き、朝ドラもリアルタイム視聴。朝ごはんもちゃんと用意しました。よく晴れ、湿度も低いので洗濯もはかどります。

天気が良いのにどこにも出かけないのももったいない、しかしどこへ行けばいいのか、自分は留守番してもいいけど——などと、息子とウダウダ話していましたが、息子がずっと前から行ってみたいと言っていた福生へ出かけてみることになりました。思い立った時に行動しないと、結局いつまでも行けないまま終わってしまいそうですし、出足が遅くなりましたが正午を回ってから家を出ました。

甲州街道からバイパスを通って中央自動車道に入り、八王子インターで降りて暫く行くと米軍横田基地が現れます。国道16号(東京環状)を隔ててその向かい側にあるのが、ハンバーガーやホットドッグなどアメリカンなメニューで有名な《DEMODE DINER》(デオモデダイナー)。息子が以前から行きたいと言っていた場所です。

デモデダイナー 福生 | 際コーポレーション

横田基地とそれに沿うようにまっすぐ走る国道16号。1950~60年代のアメリカンダイナーをイメージした外観と内装が、街の雰囲気と相まって西海岸に居るような心地になれるレ...

際コーポレーション

 


しかし店の前には順番待ちの人たちが並び、初めは駐車場の場所も判らなかったため、その場を離れてかなり大回りをしてしばし裏道を走り、再び店の前までたどり着きました。お店の脇の駐車場に運良く空きスペースを見つけ、リストに名前を書いてその場で待つことに。
以下は待ち時間に撮った写真です。





夜になったら灯りが入ってますますダイナーっぽい雰囲気が出そう。







お店の裏にこういう人もいました。

やがて順番が来て名前を呼ばれましたが、テーブルは店内ではなく、外の街道に面したテラス席を案内されました。でもそれはそれで良い感じでした。湿度低く、日陰になっていたので暑さも感じませんでしたし。



オーソドックスにチーズバーガーを頼みました。ポテトは全商品に付いてきます。



烏龍茶とピクルス。切り方が大きくて驚きましたが、市販のものと違って酸っぱ過ぎず、おつまみ的漬物をしてポリポリ食べられます。
でもハンバーガーはナイフとフォークなしでは食べられませんでした。添えてあったポケットタイプの大きい紙ナプキンを使えば手で食べられたのかもしれませんが、それだと具材やソースが溢れ出しそうでしたし。とは言え息子の念願叶い、本格的なアメリカンハンバーガーを食べられて良かったです。ちょっとだけ覗いた店内もアメリカンダイナーな雰囲気が楽しめそうでした。駐車場を隔てたお隣には、同じ経営母体によるアンティーク家具のお店もあります。
しかしダイナー周辺では、お向かいの基地以外、ガイドブックで見るような「アメリカ」らしさはあまり感じられませんでした。後でまた調べたところ、福生駅または東福生駅の近くまで行けば、そういう雰囲気も味わえたようです。

遅めのお昼ごはんを食べて目的は果たしたので、そのまま帰っても良かったのですが、どうせなら出たついでに八王子の美術館へ行ってみようということになりました。4/30に休館日を知らずに訪れ、傷心を抱えて帰ることとなったリベンジというわけです。
土地勘がないため福生から八王子までどれくらいかかるのか見当もつきませんでしたが、カーナビの指示ではかなり近いように言っていて、疑いを抱きつつ従ったところ、途中までは往路と同じで、そこから先は本当にあっと言う間でした。途中、森深い山道のような場所を走っていて不安になりましたが、その山を越えたらいきなり八王子の市街が現れてびっくりです。

というわけで、やって来ました《八王子市夢美術館》。

八王子市夢美術館

お目当てはこちら、大正から昭和にかけて活躍した版画家・川瀬巴水の展覧会ですです。

川瀬巴水 |展覧会 | 八王子市夢美術館



ポスターやチケットのメインビジュアルは「ズティーブ・ジョブズも愛した」という触れ込みのこちら「西伊豆豆木負」で、確かに「日本的」な美しい一枚ですが、巴水の画業はそれだけで言い尽くせるものではありません。モノトーンに近い深く暗い青色の階調、水彩画のごときグラデーション、光と影の繊細な描写、生地の近くであり何度も題材にしている増上寺の赤色——それらの表現は巴水ひとりの手によるものでなく、彫師や刷師の素晴らしい技術や技法、そして彼らを取りまとめた版元であり巴水のパートナーであり大プロデューサーでもあった渡辺庄三郎に負うところ大です。
日本各地を旅して「風景」を探し続け、震災によってスケッチや版木を殆ど焼失してしまうという挫折とそのからの復活、また岩崎家という大パトロンの存在等々、巴水の生涯にも興味は尽きません。帰り際に図録はもちろん、絵葉書も何枚も買いました。美術展でこんなに沢山の絵葉書を買ったことはなかったです。もちろん原画の素晴らしさが伝わりきるものではありませんが。
ともあれ見られて良かったです。もしかしたら息子が帰った後、自分ひとりで来ることになるかも、と思っていたので、一緒に見られたことも。

後はクルマで帰途につき、またしても迷いつつも、最終的には息子がよく知っている道に戻ることができました。
しかし家に帰る前に、買い物と軽めの夕食のため、最寄駅前のショッピングセンターに寄ることに。入ったのは結局《サイゼリヤ》でした。



小エビのサラダと蒸し鶏の香味ソース。



軽く食べられるものを、ということでペペロンチーノを頼みましたが、具なしのパスタをひたすら食べるのもつらいものがあると知りました。
「まちがいさがし」は二人で探して全部みつけましたが、今回はさすがに極悪すぎました。世間の皆様のお怒りもごもっともです。ところが息子は「その個所」が初見で判ったそうです!

食後は閉店間近のスーパーで食料品を買い足してから、クルマで帰宅。
夜のTVはEテレの【芸能きわみ堂】を久しぶりに観て、【金曜ロードショー】で『猫の恩返し』の後半を視聴。それから録画しておいた過去番組を息子に見せつつ、このブログを書いたりしていたので、せっかくちゃんとお湯を張ったお風呂に入るのがずいぶん遅くなってしまいました。このブログのアップも日をまたぐことになると思います。

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