これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

疲れたときの南雲レシピ

2021年09月05日 22時05分15秒 | エッセイ
 7月末から土日にも仕事が入るようになってしまい、心身ともに休まらない。
「のんびり料理を作っていられないなぁ。手軽にできるレシピないかしら」
 まずは時間の問題がある。
「こってりしたメニューだと体が疲れちゃう。薬膳に近い料理にしないと」
 次に素材も見直さないといけない。
 この2つを見事にクリアしたのが、かつて「50歳を超えても30代に見える」と言われた若返りのカリスマ、ドクター南雲のレシピなのだ。



 話題になった当時、買ってはみたものの、全体的に地味で質素な印象があって、あまり活用しなかった。しかし、もう若くない年齢になると、実に役立つ本だとわかり、真価を理解した。使えそうなページにバシバシ付箋をつけている。
 いわゆる「インスタ映え」はしないけれど、美味しい、簡単、元気が出る、の三拍子揃った点は高評価だ。
 たとえば「茄子のリャンバン」。



 茄子にラップをしてチンして、割いたものに生姜、ゴマ油、豆板醤などを絡めるだけ。
 それから「五目山かけ」。



 大和芋の粘り成分「ムチン」には胃の粘膜を保護する作用があるそうだ。肌にも潤いを与え、美肌になるというからウレシイ。加えて、食べづらいひじきがネバネバでまとまる点がありがたい。
 ネバネバつながりで、「長芋とアスパラガス、ハムのスパイシー炒め」もおススメしたい。



 同じく「ムチン」がたんぱく質吸収の効率を高めるため、スタミナがつき、食欲を増進させるそうだ。夏バテせずに過ごせたのはこの料理のおかげ?
 うんと汗をかいた「しょうがたっぷりスープ餃子」。



 チョッパーに材料を入れてみじん切りにし、餃子の皮で包んだものをスープに入れる。小学生のとき、お手伝いで餃子を作った腕が健在だった。エネルギー代謝を促進し、体温を上げる効果と書いてあるが、まったくその通り。
 「タコライス」も夏にピッタリの料理である。



 ピーマン、茄子、トマト、レタスといった野菜がたっぷり入っているし、木綿豆腐や鶏ひき肉でたんぱく質もとれる。タバスコをかけて、ピリッとした風味がたまらない。
 いつ仕事が入るかわからないので、アルコールはほとんど飲まなくなった。結果、1.5kgほど痩せ、肌のツヤもよくなり、何だか以前より健康になったような……。
 明日からは8連勤が待っている。
 体力つけて突破しなくちゃ!


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コメント (4)
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