週刊ねこまみれ

ねこにまみれて暮らしたい。ねこ漬けの日々、日々、日々… 現在休止中です。

旅猫シリーズ第4弾 その3

2008-07-02 | 旅猫





旅猫シリーズ第4弾 その3 その前に…

前回ご紹介したイギリスの茅葺屋根の家について調べてみたら
知らなかったことがたくさんわかってきました。

日本では約8割が乾燥させたススキを使っているのに対して
イギリスの茅葺屋根の材料はヨシか麦わらが使われているそうです。
(あ、お友達の家主さんのおうちは元庄屋さんだった歴史あるお屋敷で
今でも茅葺の屋根が残されているのです。
サンディちゃんの散歩する日本庭園も素晴らしいんですよ!)

特に私の訪れた場所でよく見かけたこの茅葺屋根の家々ですが
イギリス全土で約3万5千棟が残されているそうです。
そのうち登録文化財に指定されているものが約3万棟。
つまり少なくとも指定されている3万棟は後世まで残されていくということですよね。

偶然、職人さんが葺き替え作業をされているところを見ることが出来ました。
ところで、その茅葺の職人さんはイギリス全土には約1万人存在するそうで
茅葺を専門とする会社は500社ほどにも上るのだそうです。
日本とは大違い…。
きっと日本では他の伝統文化や工芸などと同じく職人さんの高齢化が進んで
伝統技術の後継者が少なくなってしまっているんでしょうね。
とても残念なことです。

さて、前回の記事で
私が男性らしいと載せた家の屋根にご注目下さい。
(写真クリックで大きくなります)

不思議の家、もう一度登場~♪↓左の屋根の尾根の部分です。


屋根の上にわらで作られた孔雀のオーナメントがあるのにお気付きになりましたか?


帰国後に茅葺屋根の家について調べていて辿りついた
画家の宇藤カザンさんのブログに
この屋根のオーナメントやレース模様のような装飾について
詳しく書かれてありました。
私が見たものは孔雀だったけれど、
カザンさんによると他にも狐やガチョウ、キジ、
それになんとのものまであるそうなのです。

あ~!しまった~~~!
もう少し早くカザンさんに出会っていれば、
もっともっと屋根に注目して歩けたのに…(涙)
もしもこれからコッツウォルズを旅される方がいらっしゃったら
茅葺屋根の上に注目しながらまち歩きをしてみて下さいね♪
そしてぜひ写真見せて下さい!

カザンさんのブログに葺き替え作業の様子が
写真つきで詳しく紹介されています。とても興味深い内容です。
他にもイギリスやフランスの庭の綺麗な写真がたくさんあります。
ぜひぜひご覧頂けたらと思います
↓↓↓
こちらからどうぞ



と、ここまで長くなりましたが…本題へ
旅猫シリーズ第4弾 その3スタート!

さてそろそろ旅猫シリーズらしくしなくっちゃ♪ということで
今回出会った数少ない猫さんをご紹介します。


まち歩きは旅の醍醐味です。
特に今回のような小さなまちは歩いてまわるのにぴったりです。

わあ!素敵なアプローチだなぁと思って見ていたら


そこに佇む美猫さんがいました。艶々です。


ハイストリートのウィンドウを眺めながら歩きます。
さあ、ご一緒にお付き合い下さい。

くまのご婦人


ワインショップ


アンティークショップのロッキングホース


お次はサビ猫…  えっ!サビ猫!?
視線を感じて目をやるとサビ猫さんに見つめられていました。
貫禄のあるまなざしですが…
この子、サビ猫さんってことは… 女の子だ(笑)


アンティークショップのディスプレイ
シェリーのティーセット


古書店のウィンドウには
ねこのオーランドー」シリーズ♪


そろそろ戻ろうか
夕日を背に歩き出した時
通りに面した家の窓辺でこんな子を見つけました。


テーブルの上でぐっすり~

気持ち良さそうな寝顔!

今回も何とか旅猫写真が撮ることができてほくほくでした(笑)




「大丈夫だもん。あたしだって元気なんだから!」  ツーン


さ、さて(^_^;)

次回は紹介しきれなかった旅の風景をご紹介して
旅猫シリーズを終えたいと思います。


今日もご覧頂いてありがとうございました♪