Trip to the Waterside ~梅のいい釣り夢気分!~

三浦半島・伊豆半島をメインとした ルアー釣行記とそれにまつわる旅の記録を中心に、日常生活もろもろと

STX-EG 84M-HD インプレ

2016-05-26 | ロッドの話
先日の伊豆釣行でノイズブースターが逝ってしまいました



エギングハイシーズンにメインロッドが折れてしまったのは非常に痛いんですが、買い替える予算は現状はないので、しばらくは手持ちの中からコレを使おうかと思っています。




9年前のロッドですが、インターラインということでガイドのデザインや進化の絡みがないからか、意外と古さは感じません。


一昔前のダイワロッドの遊び心の一つでしょうが、グリップのエンドキャップが、そのブランドに合わせたロゴのキャップが入っていたのは良かったんじゃないかなと。現在はハートランド以外はみんな〝D〟マークのロゴで統一されてしまいましたからね



このシリーズにはフックキーパーが標準装備されているのですが、リアグリップのすぐ上のところに付いているので、ボクはほとんど使用しません。



フックキーパーはフォアグリップの上に付いている方が、ボクは使いやすいと思っています。
この時代からエメラルダスシリーズはアオリの体色の変化を意識したカラーリングとして、ロッドにはバットの塗装がマジョーラカラーになっています。




インターラインなので糸通し用のワイヤーが付属しています。



このワイヤーを丸めておくのが結構面倒で、糸を通す際にワーヤーがうまくほどけなかったり、また仕舞う際に丸めたワイヤーが一気に解けて飛んでしまったりと、実釣前後のちょっとしたトラブルがあるので、インターラインロッドを敬遠するようになってしまいました。



ワイヤーに糸を付けるための輪っかの部分があるのですがこれも面倒事の一つで、糸をここに潜らせてロッドーに入れていくと、途中で輪っかから糸が抜けてしまうことが多いので、ボクは輪っかに糸を結んでロッドに通しています。そうすると糸を通し終わった後に糸を解く、もしくは切る作業が発生するので、糸をパチッと挟むだけのクリップ状に作られていればいいのになと思っています。


このワイヤー事をクリアーしてしまえばガイドはバットとトップの2つしかないので、ライントラブルなどはまずないと考えていいし、持ち運びもガイドという出っ張りがないのでかなり楽に感じると思います。






実釣性能として、レギュラーテーパーでしなやかなテーパーは連続シャクリを入れる際に、ムチのようにしなりエギを動かしやすいと思います。初めて使ったときは衝撃を受けました。エギサイズのベストは3.5号かな。
ブランクスはSVFコンパイルXなので、感度も高く自重も8.4ftで110gと軽く、9年前のロッドですが現在のロッドと比べても遜色なしかなと。
リーダーの結びコブはトップガイドの外に出したほうが圧倒的にキャスタビリティが上がります。やはりインターラインはアウトガイドと比べれば糸抜けは悪いと感じてますので。