uparupapapa 日記

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【参院選】「支持政党なし」は政党名です←こんな名前ってあり?

2016-06-30 04:03:45 | 日記
「支持政党なし」「支持なし」。

どの政党も支持できない、という意味で広く使われている言葉だ。


しかし、ご存じだろうか。

7月10日投開票の参院選で、投票用紙にそう書くと、

ある政治団体に投票してしまうことを。


その政治団体の名は、「支持政党なし」(略称:支持なし)。


今回の参院選では、比例区(全国)と、

5選挙区(北海道・東京・神奈川・大阪・熊本)に候補者を出している。


ネットなどでは「勘違いする」と物議をかもしており、
「間違って投票しないように」注意を呼びかける声が出ている。

【BuzzFeed Japan / 渡辺一樹】




そもそも、どんな団体?

総務省の資料によると、団体の本部は東京都大田区にあり、

佐野秀光という人物が代表をつとめている。

代表の佐野氏は、2009年の衆院選・比例代表北海道ブロックに

「新党本質」という団体で立候補し、7399票に終わった。

2010年の参院選・東京選挙区では、3662票。

2012年の衆院選東京4区では、2603票だった。

当選には程遠い票数だ。
.

「支持なし」で大躍進、当選の可能性も

ところが、「支持政党なし」として出た、

2014年の衆院選・比例代表北海道ブロックでは、

10万票を獲得した。

これは、公明党のおよそ3分の1、社民党の倍という数だ。


得票率は4.19%。定数8の北海道ブロックでは議席を確保できなかったが、

全国区でこの得票率を再現できれば、話は変わってくる。




今回の参院選に、「支持政党なし」は比例代表で2人、

選挙区(北海道、東京、神奈川、大阪、熊本)で8人の立候補者を出している。


参院選の比例区は全国区で、定数が48もある。

仮に得票率が2%を超えた場合、議席を確保できる可能性が出てくる。

2010年の参院選比例区、社民党は3.84%の得票率で、2議席を得た。
.





【参院選】「支持政党なし」は政党名です←こんな名前ってあり?


政治団体「支持政党なし」の公式サイトに掲載されている説明


「支持政党なし」の政策とは

「支持政党なし」は公式サイトで、

「現在の日本の選挙制度では、

支持する政党及び候補者がないとしても支持政党なし、

該当者なしという選択肢がない」ことから、

支持政党がない人の受け皿を目指すと主張している。


公式サイトには「政策一切なし」と書いてある。

当選した場合、法案ごとに支持者に賛否を聞き、

その結果に沿って行動するとしている。


問題はないのか?

問題は、「支持政党なし」「支持なし」と書かれた投票のうち、

どれだけが「『支持政党なし』という政党に投票したい」

という考えで投じられた票なのかわからない、という点だ。


「支持政党なし」という政党の存在を知らず、

勘違いや棄権票の意味として、投票する人も少なくないとみられる。


はたして「支持政党なし」を政党名(団体名)とするのは、適切なのか。


総務省に問い合わせたところ、

「公職選挙法上の問題はない」という回答があった。


だが、ネット上では「無党派の人が間違えて投票する可能性も」など、

注意を呼びかける声が後を絶たない。

後から「そんなつもりではなかった」という人が続出しなければいいが……。



-BuzzFeed Japan 6月29日(水)17時0分配信-








東京都に住んでいると最近

公設選挙掲示板に見慣れぬポスターが数枚連続で貼ってあるのを目にする。

それは候補者の名前も、写真も無い。

ただ大きな目立つ文字で

「選挙区『支持政党なし』公認候補者へ  検索」とあり、

続けて太字で「政策一切なし」のタイトル。


そして「政策一切なし」▷「各法案一つづつ皆様には議決に参加していただく」▷

「賛成多数なら賛成」▷「反対多数なら反対」▷

「皆様の使者として議決権を行使しに行くだけ」と続き、

ポスター下段に「この選択肢が欲しくありませんか」☞比例代表の投票用紙の図。

更に「比例代表も略称は支持なし」、

「ズバリ党名が『支持政党なし』」と記載され、

最後に「法案の採決にネット、スマホからあなたも参加できる」、

「党サイト上で賛否参加システム導入予定」、「『支持政党なし』検索⇨」、

そしてPC、スマホの図が描かれている。

-http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E6%94%AF%E6%8C%81%E6%94%BF%E5%85%9A%E3%81%AA%E3%81%97+%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC#mode%3Ddetail%26index%3D1%26st%3D0-



一度『支持政党なしポスター』で検索して

実物のポスター写真を確かめてみてほしい。

遠目で見たとき、一見して政党名とは受け取れない。

ただ有権者に支持政党な無いのなら、

支持政党なしと投票用紙に書いてみたら?

と呼びかけているだけに見える。

ポスターをじっくり読んでみて初めて『支持政党なし』

という届け出された政党の名なのだとおぼろげに理解できるかも?

という代物だ。



うっかりしていたら、政党名ではなく、

その意思を書いただけなのに投票即、

『支持政党なし』という党に投票したことになるのだ。


選挙ポスター掲示板に連番で貼るために狙った

巧妙な立候補届け出を仕組み、

極めて目立つデザインと配置で有権者を騙す手法がとられている。


手法そのものは、ぎりぎり詐欺とは呼べないかもしれないが、

ポスターのデザイン、配置、計算された文言を見たとき、

有権者の誤解を呼び込むことを意図し、

狙った行為と非難されても仕方ない手法を取っている。



そんな姑息な政党だが驚いたことに、今回の参議院選挙では、

実際に2人が比例代表全国区に立候補しているほか、

東京以外にも北海道、神奈川、大阪、熊本の3選挙区でも

候補者を擁立しているという。



政治的思想・立場は、電子的直接民主主義と主張し、

2013年7月1日 に成立した新しい政党である。



一切の政策を持たず、政見を持たない代議員を

国会に送り込むというのは如何なものか。


政党交付金や議員報酬と政治資金の使途などが取りざたされる今、

新たな問題児が出てきたと思わざるを得ない。



ネットによる政策決定なら、国政調査権も有権者からの陳情も必要なくなる。

もし一定の議席の獲得に成功したなら、

代表質問は?独自の法案提出はどうする?

もし政権獲得したなら、政策立案はどうする?


代議士は人であり、国民の代表であるその人が

どのように考え、行動するのかが有権者の判断基準であり

求められるすべてである。

しかも意思決定がその都度電子的な投票では、

『支持政党なし』に投票した人以外にも

その後の意思決定に投票する機会が生じ、

『支持政党なし』に投票した人が参加する党の意思決定とは呼べなくなる。


選挙戦の詐欺的手法と云い、政策意思の決定法と云い、

極めてお粗末で悪質な政党である。



ネット上で注意を呼びかける声が多いが、

新聞やテレビなど、マスコミでも大きく取り上げ、

たくさんの有権者に周知してほしいと思うオヤジが一句。




悔しいが  私も危うく  騙される




お粗末。






















<中国軍>空自機に攻撃動作 空自OB指摘

2016-06-29 04:23:45 | 日記
 ◇空自創設以来初めて、実戦によるドッグファイト

 
元航空自衛隊空将の織田(おりた)邦男氏(64)が28日、

インターネットのニュースサイトに、

東シナ海上空で中国軍の戦闘機が空自戦闘機に対し攻撃動作を仕掛け、

空自機が自己防御装置を使用して離脱したとする記事を発表した。

政府は公表していないが、

政府関係者は記事のような事実があったことを認めている。

 
毎日新聞の取材に織田氏は同様の内容を答えた上で

「中国機の動きは少なくとも16日以降、続いているようだ」と話している。

 
織田氏は記事で、中国軍艦が9日に沖縄県・尖閣諸島の接続水域に入ったり、

15日に鹿児島県の口永良部島の領海に侵入したりしたことを記述しつつ

「中国海軍艦艇の挑戦的な行動に呼応するかのように、

これまでの(一定の距離を保つ)ラインをやすやすと越えて南下し、

空自スクランブル(緊急発進)機に対し攻撃動作を仕掛けてきた」と書いた。

 
さらに「空自機は、いったんは防御機動でこれを回避したが、

このままではドッグファイト(格闘戦)に巻き込まれ、

不測の状態が生起しかねないと判断し、

自己防御装置を使用しながら

中国軍機によるミサイル攻撃を回避しつつ戦域から離脱したという」とした。



-毎日新聞 6月29日(水)0時48分配信-








盧溝橋事件(1937年)の頃の情勢に似ている。



1937年(昭和12年)7月7日に北京(北平)西南方向の盧溝橋で起きた

日本軍と中国国民革命軍第二十九軍との衝突事件である

この事件後に幾つかの和平交渉が行われていたが、

日中戦争(支那事変)の発端となった。

-ウィキペディア-


領空侵犯を繰り返し、日本を挑発し続ける中国。

その先にあるのは、偶発とは言えない武力の行使しかない。


自制の利かない中国に、

今何を云っても、聞く耳を持たないだろう。


そして一度戦闘の端緒が開かれたら、

部分的な紛争では収まらない。


何故なら中国人は、日本人の根絶やしを強く望んでいるから。


一部親日的な若者もいるが、

大多数の声の中では埋もれてしまう。

強い国家統制の中、異論を述べる事は即、抹殺されることを意味する。

つまり、中国人の中から対日反戦の声も運動も起きる可能性はないのだ。


それに対し、日本では反戦の声が無視できないほど大きい。


今日取り上げたこの記事をテレビや新聞で大きく報道したら、

反戦を唱える人たちにどう映るだろう?


先日も共産党議員の行き過ぎた発言があったとおり、

盲目的な平和主義者が扇動する反戦運動は無視できないが、

一旦事が起きたとき、大きな混乱を招くだろう。


ただ単純に「戦争は嫌!」と叫んでいる人たちの多くは、

この緊迫した情勢を正しく理解していない。


先日のイギリスのEU脱退の国民投票でも見られたが、

政治や国際情勢に無関心で、何の知識も持とうとしない一般国民が

判断材料の基礎知識すら危うい状態の中にあるにも関わらず

投票行為をした結果

結果発表の直後から後悔した事例を忘れてはならない。


まずは扇動行為ではなく、事実を正しく伝える報道をしっかり確保し、

国民に今後の対処法の選択を持たせるべく、仕組みを再構築すべきだ。


今の広告代理店による報道規制、言論統制は、

自民党政権による、政府の圧力よりずっと深刻な状態にある。


朝鮮人の意向を強く反映している広告代理店自体を排除するか、

広告代理店から朝鮮人を排除するか。



いつも故意に下世話な話題ばかり取り上げているマスコミの襟を正し

現状の深刻な問題に正面から向き合い

正しい報道、正確な報道ができる機関の構築が待たれる。


そして、それらの問題に関心を持とうとする姿勢が

国民全員にも求められる。



そして十分に判断材料を吟味し、

それでも反戦を貫くか、近日中に来たる日中戦争を是認するか、

覚悟を決める機会が与えられるべきだと思う。



今どき芸能人の浮気や覚せい剤など、

どうでも良いと思っているオヤジが一句。




戦争が  起きても続く  無関心






お粗末。  
















共産「人殺し予算」発言 与党は民共攻撃、民進党内からも「ひどい発言」

2016-06-28 05:09:03 | 日記
~共産党の志位和夫委員長は「口頭注意し解決した」と強調するが…~




共産党の藤野保史政策委員長が26日のNHK番組で防衛費を

「人を殺すための予算」と発言したことが与野党に波紋を広げている。

与党は27日、参院選の街頭演説で藤野氏の発言を取り上げて激しく非難。

野党は共産党が釈明に追われる一方、

共闘する民進党からも批判の声が上がった。


安倍晋三首相(自民党総裁)は神戸市での街頭演説で、藤野氏の発言に触れ、

「批判が多いので取り消したようだ。当たり前だ」と訴えた。

さらに「子供たちの将来、私たちの安全を無責任な民進党、

共産党に託すのか」と強調し、

共産党と共闘する民進党にも批判の矛先を向けた。

 
公明党幹部は藤野氏の発言について

「信じられない。今後の街頭演説でも追及していく」と指摘。

斉藤鉄夫選対委員長は神奈川県鎌倉市での街頭演説で、

違憲とする自衛隊を当面存続させる共産党の主張に関し

「憲法違反と言うなら、廃止すべきだ。

憲法をないがしろにしているのは共産党の方だ」と牽制した。

 
おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)も記者団に

「少しずつ化けの皮がはがれてきている。

共産党と組むことはそういう考え方で一致するということだ」と述べ、

民共連携を批判。

番組で民進党の山尾志桜里政調会長が

藤野氏の発言にコメントしなかったことに触れ、

「ダンマリを決め込んで本当にそれでいいのか。

根本から違うのに野合で選挙互助会になっている」と切り捨てた。


26日は沈黙していた民進党幹部だが、

27日は枝野幸男幹事長が川崎市で、

「自衛官や関係者に不快感を与える。

どんな政党であれ、そうした(発言をする)ことのないようにすべきだ」

と記者団に語った。

 
前原誠司元外相は埼玉県行田市で記者団に

「自衛隊は専守防衛を行うために極めて重要な役割を果たしている。

極めて悪質でひどい発言だ」と不快感を表明。

災害時の自衛隊の献身的な役割にも言及し、

「身をとしてやっている隊員に対して極めて失礼で無礼だ」とも強調した。

 

一方、共産党の志位和夫委員長は埼玉県川口市で記者団に

「海外での戦争のための装備などを念頭に言ったが、

そういう前提なしに発言した。

私たちも、あの発言は不適切だと考える」と釈明。

藤野氏を口頭で注意したことを明らかにした上で

「これで解決したと思っている」と強調したが、謝罪の言葉はなかった。



-産経新聞 6月27日(月)19時54分配信-







あまりに酷い発言だ。

共産党が自衛隊に反対することも、

戦争反対していることも知っている。

でもだからと云って、言葉が過ぎる。


防衛費は確かに

結果的に「人を殺すこともあり得る予算」ではある。

それは「防衛費」だからだ。

でも防衛費を「人を殺すための予算」と断じるのは

目的を故意に捻じ曲げた発言だと云える。




ネトウヨの間では共産党に対し、どうしようもない政党であり

左翼はどうしようもない人間だと完全否定している。


しかし私は独自の考え方を持っているので、

右翼にも共産党のような左翼にも組しない。

だからここでは政治的・軍事的意見の相違を受け止めつつ、

それらの対立する意見は意見として、

歴史的反省を踏まえ、別な視点から私見を述べたい。




共産党は自衛隊を憲法違反だと云う。

確かに日本には憲法第9条があり、

「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。

国の交戦権は、これを認めない。」とある。



でもそれでは、日本の周囲の変化する国際情勢に対応できない。

中国・韓国、ロシアは領土問題を抱える敵国なのだ。


とりわけ中国は極めて好戦的だ。

ありとあらゆるところで、あらゆる手段を使って

日本を貶め、敵対行為を仕掛けてくる。


明らかに平和共存など不可能な国と云える。


自民党政治全体を見渡してみると

国内政治問題、とりわけ社会福祉、社会基盤整備などの分野で

真面目に取り組んでいるとは言えない。

しかし、こと防衛問題に関しては、

今できる事を真剣に取り組んでいると評価したい。


むしろ中国に対しては、もっと厳しい姿勢で対処するために

防衛予算を増やし、相手になめられない体制を整えるべきだと思う。




しかしここで、憲法第9条のできたいきさつを

もう一度思い返して欲しい。


確かに右翼勢力が云うように、マッカーサーの意向を取り入れた

GHQが作成した草案に基づいている。

しかしこの条文には、戦争がもたらした悲惨な結果を反省した

日本人の総意でもあったハズ。


平和憲法が公布され、

大多数の日本人が「もう戦争をしなくていいんだ。」

と安堵し、喜んでいた。


その心は、単に戦争は殺し合いであると云う本質以外にも、

国の総力戦から生じた全体主義体制により

細部にわたる理不尽・非人道的な行為が公然と行われてきた事実に対し

もうこりごりだと拒絶反応を示した結果であった。




戦争に反対する人々を弾圧・抹殺し、国民から自由を奪い、

強制的に無謀な戦争に突き進んだ結果、

極めて悲惨な結末を迎えるに至った。


然るに現在の全体主義回帰の風潮が見え隠れする状態には

私のような人間でも危機感を覚える。


私は敢えて言いたい。

中国との戦争は避けられない。

だから防衛力の強化は絶対に必要だ。

憲法第9条の改正も必要だと思う。


しかし、全体主義や右翼的思想の強要には断固反対する。


戦前・戦中に公然と行われた右翼当局の蛮行。

敵性外国語の使用禁止や、左翼思想の持ち主の検挙・弾圧。

極めて些細な言論まで統制する特高や憲兵などの取り締まり。


昔のドラマや映画を観る度吐き気がする。


そんなものを再び蘇らせてはいけない。


共産党の藤野保史政策委員長の発言は不適切であると攻撃するのは良いが、

皆で寄ってたかって反戦思想を攻撃し、圧殺するのは良くない。

不適切な発言と、平和主義は分けて考えるべきだ。

(ただし、共産党の本質が平和主義なのかどうかは極めて疑問だが)


言論の自由は守られなければならない。

個人の意見を抹殺する行為に対しては、

断固反対する勢力を守りたい。


自民党は民進党に対し、「そんな発言をする無責任な共産党と共闘するのか」

と批判しているが、それの何処がいけないのか?


民進党が責任ある政党であると思った人だけ投票すれば良い。

自民党に批判される筋合いはないのだ。


どの政党が何を主張し、何をしようとしているのか、しっかり調べ、確認し

投票することが国民に求められている。


ただし私も民進党が旧民主党政権時代、ハチャメチャな運営と

その無責任さを見ているので、支持する気もさらさらないが。




イギリスのEU離脱を支持した国民投票で

ろくに勉強もせず、安易に離脱を支持し、

結果を知った直後から後悔するような、愚かな人間にはなりたくはないものだ。




今回の公設選挙ポスター掲示版に、各候補者の顔写真入りのポスターの他、

支持政党なしのポスターも数枚ずつ貼られているのを見て、

思わず笑ってしまったオヤジが一句。




支持政党  なしの候補に  投票し





お粗末。






















鳩山元首相がAIIB顧問=中国、日米切り崩し狙う

2016-06-27 04:29:49 | 日記
【北京時事】鳩山由紀夫元首相が、

中国主導で設立されたアジアインフラ投資銀行(AIIB)の顧問となる

「国際諮問委員会」の委員に就任することが、25日分かった。

 
金立群総裁が確認した。日本は米国とともにAIIB参加を見送っており、

中国側には、日本の首相経験者を迎え入れることで、

日米を切り崩す狙いがありそうだ。

 
同委は今秋、初会合を開く。

金総裁や副総裁に対し、

幅広い分野にわたって第三者の立場で助言する役割を担う。

非加盟国を含め、元首や首相の経験者10人程度で構成する見通しで、

金総裁が中心となって鳩山氏以外の人選を進めている。

 
日本国内では昨年、英国、ドイツ、フランス、イタリアなどに歩調を合わせ、

創設メンバーとしてAIIBに参加すべきかどうかをめぐり、

賛否が分かれた。鳩山氏は参加を主張していた。

 
AIIB筋によると、設立準備事務局長だった金氏は昨秋、

北京で鳩山氏と会い、委員就任を要請した。

12月に正式にAIIBが設立された後、

組織内で諮問委員会の詳細が協議されてきた。

 
AIIBには、アジアの途上国や欧州の先進国など計57カ国が参加。

他に少なくとも24カ国が参加の意向をAIIB側に伝えている。

加盟国数は来年早々にも、

日米主導のアジア開発銀行(ADB)の67カ国・地域を上回るのは必至だ。


-時事通信 6月26日(日)8時37分配信-








鳩山元首相の頭の中を覗いてみたい。

一体どんな思考回路を形成しているのか?


自分のやっていることが、重大な売国行為だと

自覚しているとは思えない。


土下座外交を実践し、

本当に中韓に土下座する鳩山氏。


1980年代までなら、まだそんなのがいても仕方なかった。



でも今の日中韓は戦争が免れない段階にまで来ている。



AIIBに乞われ関与することは、即ち日本が参加したことを

内外に示し、国際的なAIIBの信用度を高める結果を招く。


元首相の肩書を持つ彼の顧問受諾は、

実質的な日本参加の広告塔として、最大限利用される。




中国が主導する国際金融機関が根付くことで、

相対的な日本の地位を低下させ、

包囲網を強化する狙いがあることは明白だ。


AIIBの目的はつまるところ日米、とりわけ日本潰しにある。


中国の露骨な野心を前に、鳩山は言い訳の利かない利敵行為を働いた。


これは取返しのつかない重大な結果を招くことになる。

時の経過を追うごとに

後悔の念に押しつぶされ、

失意のうちに自らの招いた凄惨な結果を見るだろう。




日ごろの感心するほど狂気に満ちた一方的な中韓よりの言動を思うと、

今更ながら誰も止められなかったことが悔やまれる。




今後日本の巻き返し策をどう模索してゆくのか

頭の痛いところだ。




中国のイギリス・ドイツへの接近、

ロシアとの連携、日米の分断工作。


アジアに目を向けると、フィリピンの買収による飼いならし、

ラオスの鉄道建設、ミャンマーへの投資、インドの懐柔など、

チャイナマネーに物を云わせた

スピード感溢れる札束攻勢で、目覚ましい行動力を見せる中国。




今のところ、まだ完璧な効果を得ているとは言い切れないが、

粘り強く推し進めることで、次第に日本孤立の目的を達するだろう。

その後の段階で、満を持してどんな手を打ってくるのか、

考えるだけでも恐ろしい。



日本国内でも、目先の曝買いに尻尾を振る浅ましい同胞の姿を見るにつけ、

中国と敵対関係にある日本人でもそうなのだから、

その他の国の人たちが差し出された札束に

目が眩まないはずはないと思うオヤジが一句。





私でも  僅かなお金で  振る尻尾






お粗末。











「日本は一夜で核開発可能」 米副大統領、中国の習主席に

2016-06-26 04:51:00 | 日記
【ワシントン共同】バイデン米副大統領が中国の習近平国家主席に対して

「日本が明日にでも核を保有したらどうするのか。

彼らは一夜で核を開発する能力がある」と発言、

北朝鮮の核開発阻止に向け影響力を行使するよう求めていたことが

23日、分かった。米公共放送(PBS)のインタビューで語った。

 
バイデン氏は習氏との会話の時期については言及していない。

米政府が日本を含むアジアでの核拡散を懸念していることが裏付けられた。

 
バイデン氏は、中国は北朝鮮に影響を与えることができる

「唯一最大の能力」を持つ国家だと指摘したという。



-共同通信社 2016/6/24 11:12-








イギリスのEU離脱の一報と共に、

日本にとって見過ごすことができないニュースが飛び込んできた。


副大統領というアメリカ政府の要人が、

日本の核武装という決して看過できない

タブーの仮想戦略を中国にぶつけた。


先日オバマ大統領が広島から世界に向けて発した演説が

核廃絶の一歩になればとの強い思いが込めらてれていたのに、

何と云う心無い発言だったろう。




アメリカが北朝鮮・中国の動きをけん制するのは分かる。

でも何故日本が核武装しても良いのかとの発想になる?


オバマ大統領に何かあったときのリリーフにならねばならない人が、

大統領の広島宣言を踏みにじってどうする。



それでなくても中国は、日本の再軍備の動きに対し、

過剰な反応を示している。



尖閣諸島や南沙諸島など、領土拡大の野心をあらわにし、

理不尽な行動で周辺国を力で圧迫する中国。


そのやり方に世界が手を焼き、

誰も止めることができないでいる。


しかし、そこに日本の核武装を持ち出し

宛て馬に据えようとするのは、

アメリカの狡猾な本音とも受け取れる。




日本が本気になれば、確かに一夜にして核爆弾の製造ができるだろう。


『アトミック・ボックス』池澤夏樹・著(2013年)と云う小説がある。

毎日新聞に連載された、

日本が秘密裏に行った核開発を背景にした内容の話題作だ。


原子核爆弾の研究が進行しつつある中、

その事実がアメリカに知れ、中止する。

小説の中でアメリカは、日本の研究を阻止した。



現実に起こり得る事が小説の中で描かれている。

主人公の父親が手掛けた核爆弾の研究の証拠が波紋を広げ、

日本人にとっての核爆弾の存在意義を深く掘り下げた問題作だ。



日本が核を持つと云う事は、日本以外の国が考えるほど

簡単で単純ではない。


世界史上唯一、広島・長崎に原爆を投下した国の要人が

軽々しく日本の核武装を口にしたことに

深い憤りを感じた。


日本を噛ませ犬にしようとしたアメリカに更なる不信感を持った。

果たしてこんな国と、安全保障条約なんて結んでいて

本当に役に立つのか、疑問を感じるオヤジが一句。





本当に  造ったろか  思う僕





お粗末。