まじめに遊ぼう! 「旅と人と器と」

旅行記と陶芸だけだったのが、

手芸や籐工芸や多肉ちゃん

そして孫話まで・・・広がりすぎ~!

夫の病 11

2013-12-16 | 夫の病

入院32日目

夕方からの手術にあわせ病院へ行く

20:30医師達と面談

息子達は仕事で来られず一人で聞く

表面的には全部縫合したが、へそ周り2/5部分は筋膜は縫えなかった(ヘルニア状態)

朝の数値は良かったが、膜をとったら腸の状態が非常に悪く

膜をとる時に腸が破け、何箇所も縫った

その場所が縫合不全・癒着する可能性あり

人工肛門は取り付けたが腸圧で抜ける可能性あり

 

ノックダウン寸前

今までも何度もパンチを受けてきたが・・・

明日息子達にもう一度説明して欲しいとお願いする

 

21:00

夫 ICU に戻る

その時には次男も駆けつけ2人で面会

夫、目が落ち窪み、やつれ果てている 不安

「手術の後なんだから。先生は最悪な事を言うんだ。縫合も一回で出来たし人工肛門も付けられたでしょ」 と 次男

そうなんだけど・・・でも・・でも・・・

この不安感はなぜ?

 

「呼吸器が抜けるこの一週間が山」と I くん

「先が見えない!!元気が無くなった!!」と私

やっぱり『この時間』は何の為?

 

帰宅すると長男から電話

「お母さんは疲れているんだよ。弟と話をして整理したら安心材料はいっぱいある!ネガティブすぎるよ」

「そうだね・・・」

あの時はお母さん超落ちてたよ!心配しすぎだよ

後になってそう父さんに報告してよ・・・

 

3年前に義父が自宅で倒れ救急車で病院に運ばれた

私達が駆けつけた時、義父はICUで人口呼吸器で生かされていた

生気のまったく無い顔

この日の夫は同じ顔だった

 

入院35日目

 

高熱が続いている

「大丈夫だよ!皆付いてるからね!」

夫、うなずきながら涙

愚痴や怒りは後でいくらでも聞いてやる!

 

緊張し続けるのも辛いが、気を緩めると小さなパンチを食らう

ネガティブだと言われようが気を引き締めていないと

そのつどダメージを受ける

気持ちのコントロールをしないとこちらが潰れてしまいそうだ

 

 

 

 

 

コメント (4)
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