酒屋のその後と大阪都構想(８)

どうすれば、町に活気が戻るのか、大阪が活性化するのか、ヤッパリ、橋下市長の「大阪都構想」が必要なのか…。
私は、既存のものを取り壊して、新しい何かを構築する、なんてことは大嫌い。環境の変化に適応するのが下手だから。
大阪府が大阪都になれば、住み慣れた町の名が消える、町が壊れる、どんな住みにくい生活が待ってるか知れない、そんなことは真っ平ごめん、余計なことして、大阪を掻き回さないで！と、これまで橋下市長に対して思ってきた。
けど、私の考え甘すぎる？
廃業する店や、住人が引っ越して空き家になった民家が増え、解体もされず、年々ボロボロの古屋になっていく。解体されても、雑草だらけの更地のまま、買い手もつかず、長年放置されっぱなしで…。
そんな灯の消えた、歯抜け状態の町並みを見ていると、もうすでに、何年も前から、大阪の町の崩壊は始まっている、ようにも思えてくる。
大阪が「府」のまま壊れていくなら、「都」の実現に反対してたって始まらない、か。
分からないなあ、もう！