shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

「Jリーグ処分 反差別こそ世界の潮流」(北海道新聞・3月15日社説より)

2014-03-15 | 日記
Jリーグ処分 反差別こそ世界の潮流(北海道新聞・3月15日社説)

国内のスポーツの現場で排外主義がこれほど色濃く表明されたことに驚く。許し難い行為だ。

サッカーJリーグ1部(J1)の浦和対鳥栖戦の試合中、浦和のサポーターが会場内に「JAPANESE ONLY」(日本人以外お断り)の横断幕を掲げた。

愛好者に広く開放されるべき会場から外国人を排除する悪意があったのは明らかだ。
サポーターの卑劣な行為は言うに及ばず、浦和が試合終了後まで横断幕を放置したことは極めて罪深い。Jリーグのクラブを運営する資格さえ厳しく問われる。

Jリーグは差別を厳しく禁じる条項を規約に盛り込んでいる。
村井満チェアマンが「放置は差別に加担したのと同じだ」と浦和の行為を厳しく批判し、
本拠地・埼玉スタジアムでの対清水戦(23日)を無観客試合とする処分を下したのは当然である。

無観客試合はJリーグ史上初の適用だ。事態の深刻さを考えれば決して重すぎる処分ではない。
幕を掲げたサポーターらに、試合への無期限入場禁止を科したのも相応の処分といえよう。

浦和は、差別はいかなる場合も許されず、その除去に毅然(きぜん)と立ち向かわなければならないことを思い知るべきだ。
サポーターを交え、クラブが一丸となって意識改革に取り組むことが急務だ。


Jリーグも各クラブへの規約の浸透を徹底しなければならない。
今年6月にはブラジルでワールドカップ(W杯)が開かれる。国際サッカー連盟(FIFA)が昨年の総会で「反人種差別・差別撲滅に関する決議」を採択したのも危機感の表れといえる。

だが、こうした差別的な行為はスポーツに限った話ではない。
在日韓国・朝鮮人などに対する街頭でのヘイトスピーチ(憎悪表現)をはじめ、国内では排外的な空気が一段と強まっている。
京都地裁は昨年、「人種差別撤廃条約が禁じる人種差別に当たる」との判決を出した。
人種や民族、宗教、性別などに起因する差別は負の連鎖しか生まない。 そのことを確認する必要がある。

国際化が進む中で、さまざまな文化的な背景を持つ人たちとの共生が問われている。
今回の出来事を踏まえ、反差別が世界の潮流であることをあらためて認識の原点に据えなければならない。
-------------------------------------------------------------------------------
あまり言いたくないが、レッズのサポーターや後押し組織などに閉鎖性はないか?
例えば、浦和レッズ地元の民間FM局の朝の番組。
パーソナリティーS.O.は20年以上もこの時間帯を独り占めしている。
この人の番組はレッズやサッカーに関心のない層には苦痛な時間帯が多々ある。
そろそろ、J-WAVEの別所哲也さんのように責任をもって日本を廻している40~50代のパーソナリティーに世代交代して、サッカーに縛られない広範囲の音楽&情報番組にされたらいかがだろう?
土屋“ツッチー”慈生さんあたりが適任かも。

何故か知らねど そこは○○○○
「彩の国」でイメージアップしても、根っこは変わっていなかったのか……?

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東日本大震災を忘れない~「... | TOP | 政治の話は嫌いですが……「子... »
最新の画像もっと見る

Recent Entries | 日記