7月17日・朝。
6頃半頃の起床。
広島の旅も最終日となった。
呉で観たいものは一応廻り終わった。
広島市街に関してはまだまだ廻りたかったが時間切れ、それは次回のお楽しみにとっておこう。
あと行きたかったところがある。
自分にとってもう一つの広島、尾道だ。
尾道は映画や文学作品でよく取り上げられる風情ある町だ。
自分にとって、大林宣彦監督の「尾道三部作」は
けっこう影響が大きかったりする。
そして、今も「尾道」と言えば浮かぶ映画がこれだろう。
例えば映画なら「さびしんぼう」(1985)
Sabishinbou 「さびしんぼう」 - 1985 - Trailer 予告編
ウィキペディア解説は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%95%E3%81%B3%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%BC%E3%81%86_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
8:43発の快速で一気に広島駅に行き、呉の町を後にする。
なかなか良いところでした。
さて、「途中下車」という定義は「往復とも同じ路線を通ること」であり、
往路が新幹線なら「尾道駅」という在来線での下車は許されない。
よって広島駅からは山陽新幹線で「新尾道駅」下車ということになる。
すると、使用できる列車は各駅停車の「こだま」となり、頻度では1時間に1本のみとなる。
「のぞみ」停車駅なら1本出た5-10分後にはすぐ次の列車がやって来るのに比べて、かなり不便ではある。
次の「こだま」までにおみやげを買わなければいけない。
けっこう迷った。 もみじ饅頭だけにしても何種類もある。
カープ坊やの絵柄で何種類かのパックもの、オーソドックスなパッケージもの。
「こしあん」だけの1種類ものは嫌だ。
けれどパッケージものも必ず欲しいものでもない。
迷いに迷って結果「つぶしあん」1種類のものと、
「瀬戸内レモンケーキ」を購入した。
9:59発こだま734号(岡山行き)で、10:37新尾道駅着。
ここより路線バスで市街地へ行き、千光寺山ロープウェイで町を見つめる。
おおー……
いいねぇー……
こんなところにも中国系観光客がわんさと訪れている……(-_-)
ここからはゆっくりと石段を下りて町へ戻ってゆく。
中腹の千光寺でおみくじを引いてみたら「小吉」。
人並みの幸せはまだか?
しばらく歩くと古い空き家を改造したカフェ(とゲストハウス)があった。
その名も「みはらし亭」。
http://miharashi.onomichisaisei.com/
暑くて喉が渇いていたので、すかさず入ってアイスコーヒーを飲む。
……いいねぇ、落ち着くねぇ……
こういう古民家を新世代の人々で改装して新しい店舗として再生する「リノベーション」、
とても良い。
何でもかんでも古いものを壊すのは悲し過ぎるし町の景観も壊れるし、金も無駄だ。
東京にいると、高層ビルばかりで疲れること。
「稼ぐ街」としての機能を追求するとこうなってしまうのかもしれないが………
人間にはやはり「住める環境」があるのであって、自分も最後は東京を離れたいのが本音だ。
「みはらし亭」を出て再び町を目指して石段を下りる。
すると微笑ましい光景が・・・
見よ、この幸せそうな寝顔。
「何?、あんたも写真撮りたいの?
まぁいいけど、そこから撮ってよね。
(どうもありがとう、と言ったら)はいはい。」
ゆっくりと下りて山陽本線の踏切を渡って、町中に到着。
本通り商店街をゆっくりとそぞろ歩く。
ほんとうに街歩きが楽しい。
この先に何があるんだろうね……
酒屋にも猫がいました、寝てます。
(う~、暑いぞ~、眠れんぞ~)
14時、遅めの昼食は学生たちも寄ってる古い定食屋さん。
700円の日替わりランチでも。
いいんだよ、無理にガイド本の店ばかりじゃなくても、「あ、ここいい」と思えたら。
食事を終えたら、海が見たくなってきました。
なんて小さなフェリーターミナル。
舞台が尾道で、アニメなら「かみちゅ!」(2005)がある。
かみちゅ! OP【HD】
ウィキペディア解説は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%81%BF%E3%81%A1%E3%82%85!
何気なくテレビの番組表でタイトルを見て「なんか面白そう」と思い、
第1回目の最初のセリフが「わたし、神様になっちゃったみたいなの」というセリフ。
その突拍子に「なんじゃあそりゃ?」と思い、
ゆりえが「かーみーちゅぅーー!!」と叫んで飛ぶとどんどん遠景になる地図に
「あ、広島だ」とすかさず思った。
観るために新しい発見ができるアニメは、2005年度の文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞に輝いた。
時間がゆっくりと流れていそうなこの町も、やはり変わってゆくものがある。
駅舎の新築工事中だった。
商店街の反対側には真新しい商業ビルが出来ていた。
でも、これからも人に優しい町であって欲しい。
さあ、午後3時に近い。
そろそろ帰りの「のぞみ」の時間が気になった。
路線バスに乗って新幹線・新尾道駅に戻る。
それにしても、「こだま」のダイヤは30分おきにならないものだろうか。
-----------------------------------
かくて岡山駅に到着し、指定席をとった「のぞみ」を待つ。
……暑い!! たまらん!!
急きょホーム上のコンビニで天然水を買う。
岡山16:38発「のぞみ136号(広島始発)」で、一気に東京へ戻る。
途中、京都あたりで雨のあとを発見。
京都は祇園祭・山鉾巡行で、ホームがたいへん混雑していた。
あー、そーか。
案の定、車内も混雑した。
名古屋を過ぎると、どんどん日が落ちてゆく。
もう1時間早い列車だったら、富士山の夕景が撮れたかなあ。
静岡県富士付近を走っている頃は、もうすっかり暗くなっていた。
20:03、東京終着。
旅が終わった。 明日からまた日常だ。
Thank you, and see you,Hiroshima.
6頃半頃の起床。
広島の旅も最終日となった。
呉で観たいものは一応廻り終わった。
広島市街に関してはまだまだ廻りたかったが時間切れ、それは次回のお楽しみにとっておこう。
あと行きたかったところがある。
自分にとってもう一つの広島、尾道だ。
尾道は映画や文学作品でよく取り上げられる風情ある町だ。
自分にとって、大林宣彦監督の「尾道三部作」は
けっこう影響が大きかったりする。
そして、今も「尾道」と言えば浮かぶ映画がこれだろう。
例えば映画なら「さびしんぼう」(1985)
Sabishinbou 「さびしんぼう」 - 1985 - Trailer 予告編
ウィキペディア解説は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%95%E3%81%B3%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%BC%E3%81%86_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
8:43発の快速で一気に広島駅に行き、呉の町を後にする。
なかなか良いところでした。
さて、「途中下車」という定義は「往復とも同じ路線を通ること」であり、
往路が新幹線なら「尾道駅」という在来線での下車は許されない。
よって広島駅からは山陽新幹線で「新尾道駅」下車ということになる。
すると、使用できる列車は各駅停車の「こだま」となり、頻度では1時間に1本のみとなる。
「のぞみ」停車駅なら1本出た5-10分後にはすぐ次の列車がやって来るのに比べて、かなり不便ではある。
次の「こだま」までにおみやげを買わなければいけない。
けっこう迷った。 もみじ饅頭だけにしても何種類もある。
カープ坊やの絵柄で何種類かのパックもの、オーソドックスなパッケージもの。
「こしあん」だけの1種類ものは嫌だ。
けれどパッケージものも必ず欲しいものでもない。
迷いに迷って結果「つぶしあん」1種類のものと、
「瀬戸内レモンケーキ」を購入した。
9:59発こだま734号(岡山行き)で、10:37新尾道駅着。
ここより路線バスで市街地へ行き、千光寺山ロープウェイで町を見つめる。
おおー……
いいねぇー……
こんなところにも中国系観光客がわんさと訪れている……(-_-)
ここからはゆっくりと石段を下りて町へ戻ってゆく。
中腹の千光寺でおみくじを引いてみたら「小吉」。
人並みの幸せはまだか?
しばらく歩くと古い空き家を改造したカフェ(とゲストハウス)があった。
その名も「みはらし亭」。
http://miharashi.onomichisaisei.com/
暑くて喉が渇いていたので、すかさず入ってアイスコーヒーを飲む。
……いいねぇ、落ち着くねぇ……
こういう古民家を新世代の人々で改装して新しい店舗として再生する「リノベーション」、
とても良い。
何でもかんでも古いものを壊すのは悲し過ぎるし町の景観も壊れるし、金も無駄だ。
東京にいると、高層ビルばかりで疲れること。
「稼ぐ街」としての機能を追求するとこうなってしまうのかもしれないが………
人間にはやはり「住める環境」があるのであって、自分も最後は東京を離れたいのが本音だ。
「みはらし亭」を出て再び町を目指して石段を下りる。
すると微笑ましい光景が・・・
見よ、この幸せそうな寝顔。
「何?、あんたも写真撮りたいの?
まぁいいけど、そこから撮ってよね。
(どうもありがとう、と言ったら)はいはい。」
ゆっくりと下りて山陽本線の踏切を渡って、町中に到着。
本通り商店街をゆっくりとそぞろ歩く。
ほんとうに街歩きが楽しい。
この先に何があるんだろうね……
酒屋にも猫がいました、寝てます。
(う~、暑いぞ~、眠れんぞ~)
14時、遅めの昼食は学生たちも寄ってる古い定食屋さん。
700円の日替わりランチでも。
いいんだよ、無理にガイド本の店ばかりじゃなくても、「あ、ここいい」と思えたら。
食事を終えたら、海が見たくなってきました。
なんて小さなフェリーターミナル。
舞台が尾道で、アニメなら「かみちゅ!」(2005)がある。
かみちゅ! OP【HD】
ウィキペディア解説は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%81%BF%E3%81%A1%E3%82%85!
何気なくテレビの番組表でタイトルを見て「なんか面白そう」と思い、
第1回目の最初のセリフが「わたし、神様になっちゃったみたいなの」というセリフ。
その突拍子に「なんじゃあそりゃ?」と思い、
ゆりえが「かーみーちゅぅーー!!」と叫んで飛ぶとどんどん遠景になる地図に
「あ、広島だ」とすかさず思った。
観るために新しい発見ができるアニメは、2005年度の文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞に輝いた。
時間がゆっくりと流れていそうなこの町も、やはり変わってゆくものがある。
駅舎の新築工事中だった。
商店街の反対側には真新しい商業ビルが出来ていた。
でも、これからも人に優しい町であって欲しい。
さあ、午後3時に近い。
そろそろ帰りの「のぞみ」の時間が気になった。
路線バスに乗って新幹線・新尾道駅に戻る。
それにしても、「こだま」のダイヤは30分おきにならないものだろうか。
-----------------------------------
かくて岡山駅に到着し、指定席をとった「のぞみ」を待つ。
……暑い!! たまらん!!
急きょホーム上のコンビニで天然水を買う。
岡山16:38発「のぞみ136号(広島始発)」で、一気に東京へ戻る。
途中、京都あたりで雨のあとを発見。
京都は祇園祭・山鉾巡行で、ホームがたいへん混雑していた。
あー、そーか。
案の定、車内も混雑した。
名古屋を過ぎると、どんどん日が落ちてゆく。
もう1時間早い列車だったら、富士山の夕景が撮れたかなあ。
静岡県富士付近を走っている頃は、もうすっかり暗くなっていた。
20:03、東京終着。
旅が終わった。 明日からまた日常だ。
Thank you, and see you,Hiroshima.