鉋を仕上げ砥石で研ぐ
天然仕上げ砥石は、大平の巣板です。
ちなみに大平とは、京都の砥石を細かく分類した中の、採れる山(採掘場)の名前。
※巣板
砥石は地層が色々な層に分かれていて、その一部の名称が巣板。
たまーに、「京都の砥石」と一くくりにする人が居ますが、勉強不足！
色々種類があって奥が深い(^^;;
勉強不足だと、しょうもない砥石に、何万も出すハメになります。
時々、大金出せば良い砥石と、勘違いしている人がいます(笑)
(良い砥石が高価なのは本当ですよ、でも色々です)
良いか悪いか？見分けるのも技術が必要だと言う事で、
お金出せばバッチリ！とはならない所が良いのです！
研げました♪
鍛冶屋名・圭三郎
サイズ・寸八
鋼・白１
久しぶりに仕上げ鉋を使いました（＾＾；；
えらいもので（自分で言うたらアカン（゜゜；）＼（ーー；；）バキッ）体が覚えているので、
一削り目でこの薄さ（＾＾）
刃出すのに、四の五のモソモソと時間かけてたら、仕事になりません(笑)
削ろう会東京大会、10秒薄削りコンテストの準優勝はダテではありません。
（大した事じゃないけど、大げさに言ってみました(爆)）
なんて偉そうに言ってますが、自分でボケて自分で突っ込みたいだけです(笑)
あっ、準優勝は本当ですよ（＾－＾；A
※台打ち
鉋の台(カシの木)と鉋刃を別々に購入し、自分で穴を堀し鉋刃を仕込む事。
良く聞く切れていない証拠、クズだまりに木の粉は出ていません。
最後に天然砥石だけで仕上げ研ぎをしても大丈夫です♪
もっとも
やたらめったら時間掛けて研いだらダメ！
素早く研がないとね♪
コツがありますが、ナイショ(笑)
天然砥石を使うと言いながら、仕事の状況で人造仕上げ砥石だけの時もあります。
その場その場で、「郷に入れば郷に従え」です！
いつでも自分が正しいとは限りません、調和が１番大事です♪
仕事をする場に合わせれる、適応力が大事。
(自分勝手で、掃除も片付けもせん奴は問題やね)
しかし、「天然砥石だけで研げ」と言われた時に、対応出来る力があっても
損はしませんね♪
削るポイントに、この鉋台も重要！
今回は鉋台の調整無しで削っています。
良い保管方法も大事です。
道具箱にも入れず、ほったらかしの鉋ではね・・・って事かな？
もちろん、鉋の調整をしなくても大丈夫か、確認しての話しですよ(＾ー＾；A
色々な方法がネット上にあふれていますが！
基本的に、郷に入れば郷に従え！
なので、頭にならない限りはダメな事はダメ。
努力する事を面倒臭いと思い
ネット情報だけで技術が身に付くなら楽だけど、そんな訳がない(^^;;
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