こんなにも待ち焦がれてた筈なのに
春の心に砂嵐舞う
毎年、春を待ちながら、冬を忍んでいる。
なのに、いざ春が訪れたら、そう幸せでもない。
花粉症で気分は憂鬱だから。それを吹き飛ばすかのように今年は、新型コロナウイルスが暴れて憂鬱を飛び越え、不安な春になった。
悪魔がしわぶきを落としたごとく、世界が動揺してる。平穏な日常はこんなにも脆く、有難いものだったと今更ながら気づく。
先日、車の修理が必要となり、ある全国チェーンの修理屋さんに駆け込んだ。修理担当者は薄いビニールを座席に敷いて、窓を開け、ハンドルを消毒して私の車を動かしていた。
コロナ対策に苦心されている。
それはそうだろう。もし、従業員、客に陽性者を出せば2週間自主休業になる可能性があるからだ。
必死だ。
がんばれー日本。がんばれー世界。がんばれー私。
早く世界的に新型コロナウイルス騒動が収束しますように。