通信機器、電気機器はやはり国産品でなくちゃなあと思ったけど流通の過程で細工された物に差し替えられたら国産品であっても安心できない。
しかし、亡くなった人も気の毒であるが目や手を失った人、腹部に金属片が突き刺さった人々を想像すると身が震えるほど怖い。どちらかがゼロにでもならない限り憎しみの連鎖は続くのだろう。
今年の春に阿蘇の山に登った時、頂上付近に背の高いヒョロヒョロした白人青年男性とでくわした。
外国の観光客を見かけたらごく簡単な英語で言葉をかけるようにしている。あなたは何処から来ましたか?日本は初めてですか?等。
その男性にも聞いてみた。
その男性の穏やかな顔が一変した。「イスラエル」と苦悩に歪んだ顔で答えが返ってきた。
一瞬、何をどう言うふうに次の言葉を続けたらいいのか、、。(因みに私は英語は挨拶程度しか話せない)
日本を楽しんで下さい。と言ってその場を離れるのが精一杯だった。
当然と言えば当然だがイスラエルの人の中にもガザ侵攻等を良しとしない人もいる。イスラエルと答えた彼も多分その一人だろう。それに加えて自分は観光等をしているという負い目もあったのだろう。
若者が外国で自分の国を告げる時、苦悩に満ちた暗い顔をする事を国の指導者は知っているのだろうか。
このままだと、国内外の若者がだめになってゆく事になるというのに。