2冊
娘から
渡されたノート
その一冊は
表に
親と子の
交換日記とあり
もう一冊は
大学ノート
娘が小学校低学年の頃
私は
スーパーに働き始めた
ちょうど上の子が高校生になり
これからもっと
教育費がかかると思われる
時期であった
娘は
病気になった事を
後悔してはいない
本をよく読む
見た目
大人しい子供だった
私は
上の子と下の子と
比べずに
育ててきて
それで良かったし
今
娘と
読んでいる漫画や本の話を
詳しくするようになり
とても良かったと思っている
勉強部屋は
息子と娘の机があり
息子の本は全て処分し
娘は
勉強したいからと
まだ高校卒業して
7年目に
なろうとするが
その時の全ての本を
捨てられないでいる
それはそれで良いと思っている
その高校の時に
精神的病を
発症し
今があるわけで
少しずつその時から
色々な事を経て
B型作業所で
働けるまでになり
好きな本
病気後に加わった
漫画は
大事な趣味となった
買い物が好きで
スーパーに行くと
必ず
店の入り口にある
今日の売り出しの
チラシを見て
その中で我が家に必要な
物を私に教えてくれる
真面目で賢い主婦だ
家計簿もつけている
B型作業所でいただく
お金から
毎月払う医療費
千円も
通帳へ入れる
娘が真面目で賢いから
私は
公園散歩も行けている
明日は
久しぶりに
家の近所の公園の周りを
歩く
昨年とかも
たまに
中学校の辺りを歩くと
嫌な思い出が娘を
襲ってきて
帰宅する中学生を見ると
怖がって。
部活動も
強ければ強いほど
本当に
色々なことがあって
娘が決めて
3年間やった部活だったが
その時の友達とは
もう会いたく無いくらい
距離が出来ている
私はそれで良いと思っていて
もしこれから
友達が出来れば
それで良いと思うし
友達が出来なくても
娘達のような
生きづらい人も
本や漫画から
生きるエネルギーをもらって
何とか生きていければ
良いと思っている