宣伝美術家TOMのブログ [1000-B]

宣伝美術家TOMの日常・演劇・デザイン・カメラなブログ。

舞台撮影 劇役ユニット:サンリズム 旗揚げ公演「正犠論」

2017-07-08 22:37:08 | ●写真作品集●
舞台撮影データの紹介です。
写真自体の著作権は宣伝美術家TOMに、肖像権は写っている役者さん達にあります。
無断転載・無断転用はお断りします。

撮影情報
機体  Nikon D7100
レンズ AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
船場サザンシアター 2017年6月30日(ゲネ撮影)











1対1のカットを5枚セレクト。
演劇では基本的に誰かと誰かが話す事が多く、1対1はそのなかでもよくある構図です。
上司と部下、友人(同性同士か男女か)、違う立場の人間(この場合医者と警察)。
この小屋とカメラの都合というやつで離れすぎだと一枚におさめるのが難しくなるので
このぐらいの距離だと1対1で対話しているのを撮りやすい。
それぞれ気持ちのベクトルが向かいあっているのか、逸れているのか。
気持ちが進むのか、離れていくのか。
人Aと人Bの違い。それが面白い。




振り返るところを別々のシーンで。
写真には言葉が写らないので、となると、目は口ほどに物を言うわけです。
そのためかは知らないけれど、自分が撮影するときは視線の行き先に注目する事が多いです。
見ているのか、見ていないのか。気がついたのか。他の人と違うのか。







非日常。例えば写真で言うなら、明かりが非現実なカット。
美しい照明って目には見えてもカメラにはとても酷で、見たままに撮れずいつも難儀します。
さらに欲を言えば、
例えばここの3枚は綺麗なライトを写したいというよりは「気持ち」とかそういうのが写ってほしくて。
気持ちなんて眼に見えないので写真に写らないかもしれないけど、それでもそれが写ってほしくて。
あっ、写ったかも、なのが今回はこの3枚でした。
そう考えるとゴールが果てしなく遠いですね。


悩ましくも楽しく撮ることができました。
より良い次回を祈って。

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