はいっいいですか、今日のはちょっとまじめな回ですよ。
地元で知り合いの役者さんがいまして、
その人は頑張ってチラシなんかも作ってるのですが
なにぶん未経験者で作り慣れず、アドバイスをして欲しい!
と聞きまして。あっこういうのひさしぶりだな。
で先日拝見したんです。
もちろんまだまだな事もいっぱいあるんですが
慣れないなりにも色々考えたり、頑張って練った事が伝わってきまして
想像したよりずっとしっかり作れていました。
割といいんじゃない?うん結構よかったです。
僕がはじめた時はもっとひどかった・・・
過去にも書いた事がありますが
ネットにも載せてないような初期の作品は
ホントひどい出来でした。お客さん、来なかったもんな。
僕たちが演劇のチラシをデザインする、
のはつまり
お客さんに観に来てもらいたい、
ひいては
お客さんに興味を持って読んでもらいたい、
さらにひいては
お客さんに興味を持ってもらいたい
ということです。
この紙切れの作り方ひとつで舞台に「興味」を持ってもらう。
例えばそれが演劇のチラシを作ると言う事だと思うのです。
というか、その・・・
興味???
何よそれ???という。
これが興味ですって言えない。絵にも描けない。
タイトルを大きく書いたら観に来てくれる?
カラーだったらカッコいいと思ってくれる?
良いカメラで撮ったら興味を持ってくれる?
面白いだじゃれを載せとけばウケてくれる?
ないよな。どれなんだ。良いチラシってなんだろう。
そんな言葉に出来ない事を
「なんとかしよう」として日々もがいて暴れるのが
チラシを作ると言う事。なんだな。
話戻って、
その僕にアドバイスを求めてくださった人に
チラシをどうしたらより良いのか・・・っていうことを
どう説明すれば良いんだ?
と考える時間、僕にとってとても貴重でした。
僕は結局、
役者とおんなじだと結論づけました。
なんかこういう(←ここ、身振り手振り)何かしらの「気持ち」を
狙い通り感じさせたい、と思って頑張るのが役者なら
前述の目に見えない気持ち
(僕らの場合は、興味を持ってもらう、観に来てもらう)を
(例えば)「紙の上」で何とかする、ということが宣伝美術。
僕からある程度アドバイス出来ても最後の舵を切るのは自分次第。
いかな先輩であろうとも、その先は任せるしかない。
こう伝えたい!と思ってる本人が最終的なハンドルを握ってます。
好みやセオリーは教えられるんですが正解はないです。
それは自分でなんとか見付けるもので。
そういえば最近現場で口にした事がフラッシュバックしました。
最も宣伝美術に求められることは「何とかする力」。
あーそんな気がする。
地元で知り合いの役者さんがいまして、
その人は頑張ってチラシなんかも作ってるのですが
なにぶん未経験者で作り慣れず、アドバイスをして欲しい!
と聞きまして。あっこういうのひさしぶりだな。
で先日拝見したんです。
もちろんまだまだな事もいっぱいあるんですが
慣れないなりにも色々考えたり、頑張って練った事が伝わってきまして
想像したよりずっとしっかり作れていました。
割といいんじゃない?うん結構よかったです。
僕がはじめた時はもっとひどかった・・・
過去にも書いた事がありますが
ネットにも載せてないような初期の作品は
ホントひどい出来でした。お客さん、来なかったもんな。
僕たちが演劇のチラシをデザインする、
のはつまり
お客さんに観に来てもらいたい、
ひいては
お客さんに興味を持って読んでもらいたい、
さらにひいては
お客さんに興味を持ってもらいたい
ということです。
この紙切れの作り方ひとつで舞台に「興味」を持ってもらう。
例えばそれが演劇のチラシを作ると言う事だと思うのです。
というか、その・・・
興味???
何よそれ???という。
これが興味ですって言えない。絵にも描けない。
タイトルを大きく書いたら観に来てくれる?
カラーだったらカッコいいと思ってくれる?
良いカメラで撮ったら興味を持ってくれる?
面白いだじゃれを載せとけばウケてくれる?
ないよな。どれなんだ。良いチラシってなんだろう。
そんな言葉に出来ない事を
「なんとかしよう」として日々もがいて暴れるのが
チラシを作ると言う事。なんだな。
話戻って、
その僕にアドバイスを求めてくださった人に
チラシをどうしたらより良いのか・・・っていうことを
どう説明すれば良いんだ?
と考える時間、僕にとってとても貴重でした。
僕は結局、
役者とおんなじだと結論づけました。
なんかこういう(←ここ、身振り手振り)何かしらの「気持ち」を
狙い通り感じさせたい、と思って頑張るのが役者なら
前述の目に見えない気持ち
(僕らの場合は、興味を持ってもらう、観に来てもらう)を
(例えば)「紙の上」で何とかする、ということが宣伝美術。
僕からある程度アドバイス出来ても最後の舵を切るのは自分次第。
いかな先輩であろうとも、その先は任せるしかない。
こう伝えたい!と思ってる本人が最終的なハンドルを握ってます。
好みやセオリーは教えられるんですが正解はないです。
それは自分でなんとか見付けるもので。
そういえば最近現場で口にした事がフラッシュバックしました。
最も宣伝美術に求められることは「何とかする力」。
あーそんな気がする。