ことば紡ぎ

ことばとことばの狭間にある…紡げないものを紡ぎたい。

我 (やる~2)

2011-04-13 05:40:06 | 2011
2011年04月13日05:38


腹をくくって

やった。


甘えず

依存せず

やった。


くくったはずの腹・・


しっかりくくり

しっかり覚悟した

はずなのに・・


ぷちっと・・

切れた。


静かに

音を立てずに


音は・・

他人には聞こえない。


自分にしか・・

聞こえない。


くくりきれずに

切れて飛び散ったものは、

散在し、

汚した。


汚れは

大きな波のように・・

怒涛のように・・

押し寄せた。


目の前のものだけでなく、


遠くに

投げ捨てたものまで

忘れ去ったものまで


それらを全部呼び戻し・・

怒涛のようになぎ倒し・・

押しつぶされそうになった。


倒されぬよう

つぶされぬよう

守るよう。


必死に何かにつかまろうとする。


何か・・

それは、

自我

小さなプライド


「我」



手を差し伸べる・・

存在。

助ける・・

存在。


怒涛のように押し寄せるそれを・・

受け止め

理解し

共感してくれる・・

存在。


水を飲み

窒息しかけた

その水を・・

吐き出させてくれた。



もう、つかまるのは止めよう。

もう、閉じこるのは止めようよ。


存在は私に告げる。


急に・・

小さなプライドが

つまらなく思えた。


自我が・・

しぼんできた。


波は・・

どうして起きたのか?


それは・・

己の小さなプライド

自我に・・つかまっていたせい。


手を放し、

助けて!!

と。。

早くに叫んでいれば、波は起こらなかった。



もう止めよう。

もう

手放そう


吐き出すことで、

息を吹き返し、


それまで・・

こんなものにつかまっていたのかと・・

改めて見た。


己の中の

小さな


我。