人の心底にある慈悲を 具現化した弥勒にとって 主従や 己への信心など どうでもよく、 まして これ信じなきゃ 終わりだよ、 などの脅し(強制)とは 全く無縁である。 そうした想いにある、 詩を再掲。 土と草 かあさん知らぬ草の子を、なん千万の草の子を、土はひとりで育てます。 草があおあおしげったら、土はかくれてしまうのに。 金子 みすゞ 平穏や 成長への 働きかけが 夜の落ち葉のように ひっそりと 気づかれもせず