人其々
○ 紙一重
自分の必要と
相手の必要に蓋をしながら
幾十年
夫婦(男女)としては
唐に破綻するも
血縁が尚更大きな
心の支え
少々のことでは
波風立てず
そっと暮らす
……
憎しみ合う前に
別離を選ぶ人たち
大きな歯車の一部として
自己を消したような人たち
自分の必要と
自分を必要とする者たちとの狭間
時間と環境の制約下に於ける
ギリギリの選択
○ 古式
小生の住む地方では、
愛情が無くなっても、晩年まで『古式』にしがみついているのは、単にメリットを考えてのこと
前世紀?の如く、未だ女性は家政婦代わりである
社会貢献度の高い女性の可能性を考えるに、
合意出来れば、事実婚、別居婚、週末婚、月末婚など 広く視野に入れた方がよほど有意義と感じる
子育て環境などは必要に応じて再考、
程よい緊張感と自由度は、有意義な状態が長続きする、大きな要素ではないだろうか
○ 失敗からの学び
すべての関係は人対人に帰結する。
嗜好や視野の違いだけでも、決壊や離散の要因になる。
対等な関係は永続するが、自分の強み、相手の弱みにいつまでも胡座をかいていると関係は縮小する。
人生の現実、なんでもあり
始まりがあれば、終わりもある
が、人情はまた別の話
例:破綻
…..
野外バーベキューでのこと。他愛のない話の中で、其々の自分語りが始まると、私より年齢が高い女性2人のペースになった。
どちらも、夫婦生活は我慢くらべのような生活だったらしい。2人とも経済的には自立していたが、子供の養育や世間体などにより、仮面を付けていたと、
それから、仲良さそうな夫婦が語るには、実は喧嘩を良くするらしい。
だが、救いは、
「結婚して幸せだったか?」などを本音で言い合えること。羨望...
その後、いろいろな話の中で現実を考えるに、封建的な日本に於いても、(形骸化したもの)の価値が今後高まることは考えにくい。
コロナ禍がどう影響してくるか不明だが、
合理的かつピュアなものを求めれば、婚姻に関連した生活様式の選択は実質多様化していくことだろう。
時代にそぐわなくなった封建的な制度の歪みについては、またの機会に...
続く