花びらをフーと舞わせぐわっと寝ころぶ薄ぼけ冷んやりとした空人のざわめきが途切れズウン ズ...
へーえいつしか身についた陽炎のようなことばそうか〜それから遠くをじっと見る嫌なことは考えない あの頃 まるで 陽だまりのなかでじゃれ合う猫がひたすら只ひたすら夜の寒さはないか...
高い熱が続くと然しもの王様も押し黙る黒い瞳のふちがユラリと光りわたしはすがるように小さな手を握るここは雨に打たれ消え入りそうな一葉をつなぐ不退転の場所宇宙の拠点なり ...
どうして街並みから灯りが途絶え 犬の遠吠えが聞こえるのですか それでは夜が怖すぎます ...