保険にはアフラックやアリコなど民間の保険と
健康保険や厚生年金保険など公的な保険があります
公的な保険のことを「社会保険」といいます
どんな種類があるかというと
1 医療保険(健康保険や国民健康保険など)
2 年金保険(国民年金(*1)や厚生年金保険)
3 介護保険
4 雇用保険
5 労災保険
4、5を労働保険、1~3を社会保険ということもありますが
大きなくくりとしてこの5つが社会保険といわれています
保険である以上
保険料の支払い→保険事故→保険給付の流れは
民間の保険と変りません
では公的な「社会保険」といわれるものは
民間の保険と何が違うのでしょうか?
どんな特徴があるのでしょうか?
細かい違いはいっぱいあるのですが
まずは大きな違い・特徴からです
1 社会保険は強制加入です!
要件に該当していれば加入の義務があります
民間の保険のように、入りたい人が入る、そんな保険ではないのです!
2 保険給付の財源は、保険料が中心ではありますが
国や都道府県・市町村も負担しています(税金ですね)
運営のための費用は国や都道府県・市町村が負担しています
(税金ということですね)
そして雇用されている人の保険料は、事業主が半分支払います
要件に該当していれば加入の義務があります
民間の保険のように、入りたい人が入る、そんな保険ではないのです!
2 保険給付の財源は、保険料が中心ではありますが
国や都道府県・市町村も負担しています(税金ですね)
運営のための費用は国や都道府県・市町村が負担しています
(税金ということですね)
そして雇用されている人の保険料は、事業主が半分支払います
強制加入であること、税金が使われていることを考えると
民間保険に加入する前に
まずは公的保険ですよね?
年金はいずれ破綻するし、民間の個人年金に入らなきゃ!とか
病気になったら困るし、すぐにでもがん保険とか入らないとマズい!
というのはなんか違う…ということがわかりますよね?
扇動的・お得ですよ的な宣伝にまどわされず
まずは、自分が加入している公的保険のことを
もっときちんと調べてみましょう!
(*1) 国民年金ですが、実は保険といいつつ、保険の原則である
保険料支払い→保険事故→保険給付
ではない場合もあるのです
保険料が払えなくて全額免除されても、年金がもらえたり
(もらえる金額は少なくなりますが)被保険者になる前から
障害があっても、障害年金がもらえたり…
なので正式名称は「保険」となっていません
「国民年金」という名称です
福祉的要素が大きいです
だからこそ、勝手に無視を決め込まないで、ちゃんと
保険料を払ったり、払えないときは年金事務所や役場の
窓口で相談してください!