天井桟敷の人々の末裔

戦前回帰中の世の中を心配(おもう)ブログ

狂った裁判官

2015-12-25 00:16:58 | 政治
福井地裁は、関電高浜現発3・4号機の再稼動禁止に対する
異議審で林潤裁判長は「安全性に欠ける点はない」として
関電が申し立てた異議を認め仮処分を取消す判決を出した。

福井の原発にもしものことがあれば、近畿の水瓶である琵琶湖がやられる。
大阪や京都は水源を失うことになる。

福島の事故後、5年近くたってから格納容器が昨日を果たさなかった
をこっそり発表する東電、
それを、ほとんど報道しない、大手マスコミ。

この事実を目の当たりにして原発の再稼動を許す裁判官は本当にバカとしか
いいようがない。

原告訴訟弁護団がいみじくも発表しているように
重大事故があった場合の責任を林潤裁判官にとって貰う。

原発を再稼動しようとするいわゆる原子力ムラの連中は自分達の金儲けのため
だけに原子力発電所を再稼動しようとする。

冷静に考えてみよう。
福島の事故以前は関西は原子力発電が5割を占めていた。
単に意図的に5割としただけである。他の発電施設をとめただけ

その証拠に事故後、3年にわたり原子力発電所が稼動しなくても
電力不足はおきなかった。おきるはずはないのである。
原子力発電は出力の増減が聞かないために他の発電施設を稼動
しなかっただけだから。

地元(原発の立地と言うだけの)は一度原発の交付金が入ると
それに頼る。そして10年後に打ち切られそうになると、
もう1基つくりませんかと甘い声でささやかれる。
結局は金で貧乏人のほっぺたを叩いているに等しいやり方。
いい加減に気づいて欲しい。

そして、原子力発電はもっともコストが安い発電施設と御用新聞?の産経などはいう。
しかし、福島をみよ。
どれだけの税金をつぎ込むんだ。
東電だけで処理させるべき。そしてそれができない東電はつぶすべき。

事故がなくても廃炉費用は何十年いや、何万年とかかる。
廃炉費用は発電費用の中には算入されていない。
考えても見てください。
ヒマラヤは元々は海だったことを。
たとえ地中深く埋めてても、ヒマラヤのように地上井出てくる可能性がある
ということを。

名古屋高裁での再稼動禁止の決定が出ることを祈る
しかし、日本の官僚裁判官は出世しか考えないヒラメ裁判官
特に高裁へといくとその傾向が強くなる。
淡い期待だが、期待しよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする