天井桟敷の人々の末裔

戦前回帰中の世の中を心配(おもう)ブログ

累進課税を強化すべき

2020-03-18 01:20:13 | 政治
巷の一部では消費税を減税とか言っているが間違っていると思う。
正確には消費税減税だけでは不十分だ。
消費税を減税したところで、低所得者の購買意欲が増すわけではない。
結局は一部の富裕層が消費税が下がったために高額な贅沢品を
購入することになるだけだ。結局金持ち優遇になるだけだ。

だったらどうすべきか?は答えは明らかだ。
消費税導入後、一貫して所得税の累進課税が弱められてきた。
同時に消費税が上がるたびに、政府は社会保障費に充てると言いながら、
その実は法人税を大幅に減税し、消費税の増税分をゼロにしているうえに、
社会保障費にはほとんど回してこなかった。

大企業の内部留保に課税をすべきだ.
企業が課税をされるのが嫌ならば、その留保分を賃金に回すべきだ。
一般の労働者が特に非正規雇用が増える現状はだめだ。
非正規雇用が増えていいのは、賃金が高い場合だと思う。
しかし、今の日本の現状は労働者を使い捨てにしか思えない。
低賃金で働かせるのではなく、少なくとも年収200万未満の
労働者を少なくともその倍の400万以上の年収にしなければ
この国は間違いなく破滅に向かうだろう。
コメント
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