天井桟敷の人々の末裔

戦前回帰中の世の中を心配(おもう)ブログ

何故?そんな風に考えるのか理解できない

2021-10-15 01:28:22 | 政治
岸田総理が解散総選挙を実施することに接し、野党が自公政権の
ボロが出る前の解散総選挙だとの批判に対して。
新聞の読者の広場に以下のような内容の投稿があった。

受け皿が無い。野党は政権与党のボロを待たないと勝てないのか!
と批判していた。さらに、民主党政権が3年しか持たなかったのは
公表したマニフェスト(特に普天間を最低でも県外)を実行できなかった
からだとさらに批判していた。
この投稿者氏は自分はどの政党も応援していないと言いながらも実質は
自公政権の支持者と思うのは自分だけだろうか?

まず、民主党政権を批判する方は必ず、マニフェストを持ち出す。
しかし、自民党もマニフェストを公にしていただろうに!
そのことには一切に触れなくて民主党政権だけを批判する。
同じような視線で自民党のマニフェストに対してキチンと検証すべき
と思うのは自分だけでしょうか?!

もちろん、私は、
「殺人犯に対して人を殺すことはいけないことだと諭した際に、
人殺しはほかにもいると反論する殺人者を擁護する気は
毛頭ありません。」
誤解のないようにこれだけは、はっきりと言っておきたいと思います。

なぜならば、長期間政権与党であったのは自民党(ここ20年近くは公明党も)ではないでしょうか?
政権交代したといっても、官僚は自民党の息のかかった者がトップを占め
(自民党が人事権を握って久しく)
自公政権のための官僚体制が出来上がっている。

一度強固に出来上がった体制が覆るにはやはり時間がかかるのは
数々の大企業の合併をみればわかるでしょう
すなわち、合併後に入社した人間が会社のトップにならない限りは
合併の弊害(合併前の元々の人間関係(いわゆる派閥))はなくならないだろうことは明らかではないのか!
その弊害に苦しむ中、わずか3年しかなく、また、当時の民主党党首であった小沢氏の
政治資金規正法違反容疑(収支報告書の期ずれ問題)で検察審査会の起訴相当の議決まで
して起訴しました。
それに引き換え、今の自公政権、安倍の桜を見る会や森友・加計問題へのダンピングや不正支出問題、
公文書改竄、国会での近畿財務局長の偽証問題(さらに改竄に手を染めたことに苦しみ自死した方まででた。)等、
疑惑のオンパレードだ。安倍首相の国会での虚偽答弁、
自死した方が残したはずの詳細な改竄の経緯を示した〇〇ファイルも裁判所の命令があるまで存在すら明らかにしない。
遺族の気持ちを逆なでする政権。数え上げたらきりがないのに。

これで民主党政権を批判し、自公政権を応援する人に気持ちが理解できない。
加えて以下に述べるように未曾有の天災があったことは、
もう忘れてしまったのでしょうか?

民主党政権時には半年後にあの未曾有の東日本大震災があったのである。
しかも、自民党が推し進めていた原発の爆発事故まであったのである。
その際に民主党は国会を閉じることはなかったはずです。そのことは評価しないのでしょうか?!
今の自公政権はコロナ禍にあるにもかかわらずにいずれかの議院の4分の1以上の
要求があるにも関わらず国会を開催しないままに至っている。
安倍・管政権の不正を追及されるのを恐れるあまりに閉会審査でお茶を濁している。
そしていざ国会を開けば衆議院を解散し、さぁー総選挙だとはしゃいでいる。

本当に肉屋を支持する豚か!
そぉー言っちゃえば豚がかわいそうだ!
コメント
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