碧光老師の着想学

着想学:主に着眼点+想定力から取っています
老害発生の原理 を書いています

老害発生の原理 第壱章14話 「何故管理能力がない&or働かない人が出世するのか 4」

2021-04-18 07:07:07 | 哲学・思想

老害発生の原理 第壱章《何故、無能な管理職や経営者が日本には溢れかえっているのか?》

【パターン 参 日本的なチーム的な考え方による要素】

まず、海外のジョブ的な要素と対照的に日本的なチームプレイ的な考え方に対して私は大変な嫌悪感があります

何故ならチームプレイ的な考え方の下では優秀な部下を持った無能な上司は、優秀な部下の出した実績をチームリーダーとして出した

〈自分の部署の成績〉=〈自分の成績〉

として周りに吹聴したりできる上に会社から実際の実績評価上も自分の実績として評価されるのが日本的な評価基準だからです

 

まぁ凄く悪く言うと無能力管理者グループが存在する会社で優秀な人が、その無能グループ(グループ内の人は自分達を無能集団のグループとは思っていないと思います)の配下(部下になった人達)を適当に昇格降格させながら潰れるまで使いまわす

って感じの人事異動が出来てしまう&実際に散見します

上記だけだと解り難いでしょうから

一応、例として・・・

 

① 前みたいに優秀な新人Aが入社しました⇒無能上司Cの配下になりました

  (Cの設定は前と一緒で出世欲だけある無能とします)

② Cのグループの中でAが実績的に社内で1位を取ったとしますね

  (例だからトップの方がインパクトあるので1位にしただけです)

③ Aも評価されますが、Cもグループ評価されます

 よって二名とも昇格します

 (ここまでは本質的には良くないですが、まぁ良いとしましょう)

④ Cも出世しましたが、CとしてはAが今後の出世のライバルになる危機感が生じます

 (Aの出した成績で出世したという意識は皆無になっているか本気で自分の指示によりAが成績を出したと考えていると推測or仮定します)

⑤ Cの横繋がりがある無能グループ所属Dの部下としてAを移動させます
 (Cの配下のままだと表面上は、自分で昇格させたのに降格するような状態になってしまうからですね)

⑥ DがAに対して嫌がらせをしたりします

 (長時間労働や仕事量や予算の不平等の無理難題等なんでも良いです)

⑦ AがDの要望に応える限界を迎えたり予算等が未達成だったりします

 (まぁ最初から無理だとDが解ってやっているので当然ですがね)

⑧ DがAに難癖付けて降格します(人事系も基本的にはCのグループで同類です)

この後、更にAはCやDの無能グループ所属のEの部下へと飛ばされます

 (EはDと表向きは仲良くは無いという設定がついているかもしれないです)

AがCやDを役職で超えようと以前に増して頑張って成績を出したとします

 こんな感じで上司役を入れ替えて繰り返しますと無能グループだけが出世して優秀なAのタイプが実績だけは出しているのに出世出来ない構図が出来上がります

Cの所属する無能グループの怖さが解りますかね
(ブラック企業は、もっと直で実力や実績に関係なく虐めたりします)
考え方の根本は詐欺グループとかと大差なく要は実績(お金)を出す為の駒なのですよ

同じ人間としてさえ、こういった連中は見ていないのです

逆にこういった状況でAより出世する&or、Cのグループに新しく入るのは何も考えていない【THE YES MAN】なのです

何故なら成績は全く出さないけれど言われた通りにだけ動くので謀反される様な危機感を抱かずに済むので無能同士安心出来るからです

何処かの記事に(会社が人材募集した内容)に怖い事も書かれていて、

“我々に一番必要な社員は壊れず云う事をやる人材だ”

だそうです

これって人材じゃなくてロボットですよね

質の悪い新興宗教みたいで気分悪いですが書いた会社名は、流石に怖くて書けませんが大手日本企業です

(書いた人は多分、タフな人募集みたいに考えて書いたのかもしれませんが、完全にブラック企業が欲しがる人材以外の何物でもない)