その模様を富山連合会会長、広田先生に書いていただきました。ユーモアあふれる記事をどうぞ
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● 一碁一会
● 選手、スタッフみなさんが主役
● 子供たちの成長の手助けを
このフレーズをベースに、1年の内、数ある大会の中でも大切にそして楽しみにしている大会が越中座で行われた。
3人1チームの団体戦。特徴は、クラスは一つだけで、棋力別に分かれていないところだ。
今回は家族やサークルの仲間など、32チームが集まった。家族での参加はとても喜ばしい。
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囲碁は、老若男女問わず、棋力の違いも気にすることなく、みなさんが等しく楽しめるゲーム。
となれば、同じくらいの棋力のチーム同士で力を競い団体戦の勝敗を楽しんでもらうのももちろん良いのだが、
と同時にできれば強者の人たちは初心者の子供や大人たちに囲碁の楽しさを伝えてもらいたい、そういう大会にしたい。
それを実践してみようという訳で年に一度春に開催している。
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全チーム4局対局するのだが、今回は初戦から3局目まで、勝敗にこだわらず、事前に対局相手を決定した。
進行をスムーズに行うことも理由の一つだが、棋力の高いチームと初心者チームとの対局も実現したかった。
それで3局目は一番段位の高いチームと32番目のチーム、次に2番目に高いチームと31番目のチームと組み合わせた。
3人合計段位21段の県のトップアマのみなさんが、合計級が60級を超える子供チームを
どのように>"囲碁の面白さ"、"囲碁の楽しさ"を伝えてくれるか、大いに期待していた。
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チーム戦なので勝ってもらっても良いのだが、強い人に対局してもらって楽しかった、
もっと強くなりたいと思ってくれるような対局を期待したのだ。
置石の数が問題だったが、使用した手合い割り表は、以前中部総本部の宮川史彦八段(当時常務理事)が
発表されたものを使わせてもらうことにした。25段級差だと9路盤で7子!どっちが勝つんでしょうね
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9路盤と13路盤の場合は進行が速いのでそれぞれ3番勝負とした。
終わった後は優しくアドバイスをうけたり、何局も相手をしてもらった子もいたようだ。
子供たちがのびのびと囲碁を楽しめる環境を整えていくのも大人たちの務めだと思う。
対局以外にも昼食時のマジックショーや表彰式のビンゴ大会や恒例のじゃんけん大会など、
大人の方々も童心に戻って楽しんでいただいたようだ。
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今回は参加者全員から投票を受け付けた、注目のベストネーミング賞は
26票を獲得した「碁ジラ」に決定した。おめでとうございます。
今回対局以外に印象に残ったこととして、開、閉会式の時に選手のみなさんから挨拶をいただいたことだ。
東京の中央大学から参加してくれた若者たちや宮岸黎明前北日本本因坊そして内藤亮北日本本因坊など
みなさんの挨拶がとても良かった。次回からは恒例の行事になるかもしれない。
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終日指導碁で大人気の下島陽平八段は「過去最高の盛り上がりでしたね。次の大会も楽しみです」
と満足そうでした。先生もごくろうさまでした。
(風夢)
◆大会結果
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