ホイッスルバード あいざわぶん

女性アナウンサーと女子アナの違い

「報道現場に立ちたい」や「社会問題に向き合うため」など、
真面目にアナウンサーを目指す女子学生だって居る。
私が知る限りのアナウンサーで言えば、大下容子君・八木
麻紗子君・紀真耶君・下村彩里君等。(テレ朝ばかり見ている
ので、すらすら名が浮かぶ人を挙げて申し訳ない)

だが、いつの間にか女子学生に、(玉の輿に乗るには女子アナが
いい)と思われ始めたのではなかろうか。
男子学生が、「女子プロスポーツ選手とお近づきになれるから」
とか、「女性政治家に見染められて結婚できるかも」という
理由でアナウンサーを目指す人は居ないだろうから、女性側の
野心・魂胆みたいなものが表立つと勘違いする男も増えてくる
だろうね。
つまり、金持ち芸人やプロスポーツ選手らが、ちょっかいを
出し易くなってしまう、ということ。

誤解されると困るから書いておくけれど、今回、中井君から
被害を受けた女性アナウンサーの心を私は全く知らないので、
本人に非があるかどうかを、どうこう言うつもりはない。

その上でテレビ局は視聴率欲しさに、いつの間にか女性
アナウンサーを一つの商品にしていたのではないか、と
思っているわけ。
そして、女性の中には、それを承知でテレビ局に自分を
売り込むようになっていたのではないのか、と言いたいわけ。
例えば、「某大学ミスコンから女子アナへ」が多いでしょ。
「魚心あれば水心」の関係が無かったとも言えないでしょ。
だから、慌てて、各テレビ局は自社の実状を調べ始めた。

私は、そうとしか思っていないのだが、どのテレビ局のどの
コメンテーターも、そして元アナウンサーだった現・神奈川
県知事や古舘伊知郎君などが「女性アナウンサーの商品化に
一切触れないのは不思議」と言いたい。
まるで在職中に「女子アナの商品化」について何も感じた
ことがなかった、なんて、おかしいだろ。

はて、いつ頃からなのだろう。女性アナウンサーが「女子
アナ」になってタレント化・芸人化・商品化されたのは・・・。
記憶力が悪い私の頭では思い付かないから、「女性アナウン
サー・女子アナ・商品化」と入力して調べたら、トップで
出てきたのが・・・これ!

  「みんなの憧れ 女子アナ」
  婦人アナウンサーから女子アナ
  女性キャスターへの道  
      国広陽子 元・東京女子大学 教授  

で、やはり、国広君は「放送局は新人女性アナウンサーを
タレントとして扱い、視聴率獲得の有効手段にしている」と
断定している。加えて、アイドル化する風潮があると指摘。
  ・・・ ほらねっ、やっぱりだ! ・・・
女性キャスターや女性アナウンサーを目指すのではなく、
「女子アナ」指向女学生もかなり多くなってしまったのだ。
だから悪い男から痛い目に遭わされることもあるのでは・・・。
(国広君の研究内容は実に鋭いので、詳しくは御自分で
お読み頂きたい。3分もあれば読める文章量です)

各テレビ局は国広教授を招いて話をさせるべきである。
でないと、「テレビ局は変われない」と私は結論する。

【補足】文章が長くなったので、今回はここまでとするが、
女子アナ問題の続きは近い内に・・・。


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