駄目な人生の私を象徴するものとして、頂戴する年賀状の
枚数があるのではなかろうか(笑)
来ても、返さないのだから、益々来なくなる。
で、遂に、数年前から、葉書で来るものは二枚になった。
今のマンションを買う際にお世話になった不動産屋さんと
パソコンの修理屋さんからである。
私の性格の駄目な点は、その二枚さえも直ぐ棄てること。
見たら真っ直ぐゴミ箱行き。
どちらの葉書も毎回お年玉付き年賀状だけど、興味なし。
10歳の頃に当選発表数字と睨めっこした記憶はあるが、
当たらないものと子供ながら悟り切り、それっきり見ない。
Yahooニュースでお年玉年賀葉書の当選発表を知った。
今はどんな商品が当たるのだろうと眺めたら、最後に目に
飛び込んできたのは特別賞で、「関西・大阪万博のペア
入場券」だった。
売れ行きが悪いから日本郵便に買わせたんじゃないか。
あっ、いや、率先して、政府・自民党及び大阪市及び日本
維新の会に協力したのかもしれない。
でも日本郵便は民間企業なんだから、なんで人気がない
催しのチケットなんぞをお年玉にしたのだろうか。
つまり、そのセンスが問われて当然だろう。
そのセンスなき日本郵便が、下請け配達業者に酷い罰金
刑を与えていることが表沙汰になった。
客から「配達員から煙草臭がした」という苦情が来た場合、
罰金10万円を日本郵便に払うことになっていた、というの
だから怖ろしい。それでも簡単には下請けをやめられない
事情があるから親分の言うことに従うしかない。
自分のことじゃなくても、悲しくなってくるじゃないか!
いったい、日本郵便は何様のつもりなんだろう。
私はそもそも日本郵便の分割民営化に大反対だった。
結局、人件費の削減ばかりに力を入れ、パートと下請けが
低賃金で働かされると想像したからなのだが、想像以上の
酷さになっているのである。
民営化した張本人・小泉純一郎君に、雪が降る稚内市や
青森市で自転車で配達させたいものだ。
出掛けて数時間後に、「こんな時給じゃやってられない」と
愚痴をこぼすのがオチだろうよ。
そうやって低賃金の労働者をどんどん増やすと未来はどう
なるのか、結果は見えている。
食えない老人が増え続け、社会全体を疲弊させるのだ。
全て政権与党が原因の疲弊であることは言うまでもない。
だから、せめて、最低賃金を上げなきゃ駄目なんだよ。