ホイッスルバード あいざわぶん

教育って何さ・・・ということ。

昨夜「X」を見ていたら国民民主党・玉金雄一郎君の自己
ピーアール文が載っていたので、短く要約する。

  大学生の親に適用されている特定扶養控除の
  所得基準を150万円まで引き上げる案が出て
  きました。現在の103万円では月8.6万円まで
  しか働けませんが、それが150万円になれば、
  一か月に12.5万円まで働けるようになります。

私は、玉金君の文章を読んで(やったぁ)とか、(嬉しい)と
感じた大人は、「教育とは何か」をそもそも理解してない人、
又は「有るべき政治の姿」を理解してない人、と断定する。

大学生に「月に12.5万円も働け」と言っているのですぞ。
愛媛県の大学生なら時給は956円。だから月に130時間
まで働くことになる。それは一日6時間(休憩時間が法的に
必要な時間である)働いて月に21日間働く、ということだ。
それじゃ一般労働者と殆ど変わりがないじゃないか。
大学生に働いてほしい企業側が助かるだけじゃないか。

だから、国民民主党の主張を喜ぶ人はおかしいのである。
有りうべき大学生の姿は、一日に6時間も働くことではなく、
一日に真面目に6時間学んでもらうことでしょ。
その環境づくりの為、教育の無償化が必要なんでしょ。

何度も言うが、国民民主党の公約トップは「消費税率一律
5%にする」ことと、「インボイス廃止」なのを忘れたか!
「消費税率一律5%にする」に私は個人的に大反対だが、
国民を欺いている点に国民は気付けと言いたい。

玉金君は「やった感!」を目一杯演じているが、「低賃金で
大学生はもっと働いて」と言っているに過ぎない。
そういう政党を20代・30代は一番支持しているのである。

大丈夫か若者、その程度の理解力で。
そんなんじゃ簡単に騙されて強盗をさせられるぞ。

【補足】
奨学金の名を借りた学生ローン返済の為の労働。
まるでペテン師のような玉金君の言葉に騙される低レベル
知的。そういう人たちは中卒・高卒で働いた方が本人の為
でもあり、国民全体の将来の為でもある。

公務員引退後の小遣い稼ぎや、浪人政治屋の食い扶持
稼ぎの為の私立大学がわんさかあるのが現実だ。

残念ながら吾が国は、豊かになっていくと同時に間違えた
教育現場と教育市場が作られていったのである。
それを根本から正さぬ限り、国は浮かび上がれないだろう。

極論を言えば、少子化はぐんぐん進んだ方がいいのかも。
そしたら、やっと、無駄な私立幼稚園、私立小・中・高校、
私立大学は滅ぶでしょ。
そこで遂に、自分たちの間違いに気付くのかもしれない。

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