今週土曜(7日)の某地方新聞歌壇上位に次の一首は
掲載されるだろう、と勝手に思っている。
遠く住む娘や友人に宛てた葉書歌の様な短歌である。
十月の伊予は金木犀の国 スニーカーにて
お出で下され ぶん
松山市と言えば、市の花である「椿」の印象が濃いかも
しれないが、私個人としては「金木犀の街」である。
短い花期だからこそ桜と同じに愛着が湧くのだろう。
そういう街にお出で下さるのだから、スニーカーで散策
して頂戴な、と呼び掛けているのだ。
投稿したのは8月第1週の金曜である。掲載されるのが
10月・第1土曜日と決まっているから、それに合わせて
投稿したのだ。(実際に作ったのは、実は昨年九月)
ところで、5日後に金木犀が咲いているとは思えない。
(計算が狂ったなぁ)と残念に思うよりも、余りにも自然の
移り変わりが読めなくなったことの方が気がかりだ。
科学者アインシュタインは、「蜜蜂が地上から消えたら
人間も四年以内に消えるのではないか」と言っている。
一度聞いたら忘れられない言葉である。
小一例の中に説得性の強さがあり、慄然とするからだ。
既に蜜蜂の自然増加は難しく、養蜂家の存在は大きい
世の中になっているのだ。
その養蜂家が、「開花が読めない」と嘆いている。
養蜂家は各地の花の開花時期に合わせて大移動する
のが主たる職務の一つなのだ。
だから、いつになったら金木犀は咲くのかと思いながら、
益々アインシュタインの言葉が思い出されたのだ。
さて、猛暑の夏もやっと終わりが見えたので、本日遂に
エアコンの仕舞い清掃を始め、黴ぬように送風しながら
内部を乾燥させた。
吾が家のエアコンは冷房専用にしているから、来年の
夏まで休養。それまで埃を被らぬようにエアコン上部を
包む作業までするのが私の清掃法である。
で、昼はまだ暑いので、あと10日間ぐらいは扇風機に
頑張ってもらおう。
人間が自然と向き合わないようになると自然は壊れる。
自然が壊れれば人間が壊れる。それは当たり前のこと。
蜜蜂と人間との関係を小一例として挙げてみた。
(えっ、蜜蜂が居なくなると人間も消えるの)と、関係性が
理解できない人が多くなっているのではなかろうか。
蜜蜂の生態を少しでも知れば、わかることなのだが・・・。
【余談】
日本時間23時から行われた「凱旋門賞」の結果。
日本馬スリーセブンシーズは残念ながら④着だった。
(あっ、的中するかも!)と最後の直線で一瞬思ったが、
買っていた複勝馬券3300円は外れ。
残金は6万円丁度。てことは二日間で1500円のプラス。
時給で計算すると・・・、やめとこう(汗)