ホイッスルバード あいざわぶん

政治と新興宗教の深い闇 パート2

亡き安倍晋三君の祖父が岸信介(元首相)であることは
有名である。あだ名が「昭和の妖怪」なのも有名だ。
岸君が首相時代から統一教会創設者・文鮮明君と政治的
付き合いが始まったのも知られることになった。
安倍家と統一教会は三代の付き合いだが、晋三君の弟・
岸信夫君の息子・信千代君が昨年4月、父の引退に伴う
補欠選挙で当選したから、岸家は統一教会と四代の付き
合いになる。

その衆院選・補欠選挙(山口二区)の得票数だが・・・。

 岸信千代 自民党 61.369票
 平岡秀夫 無所属 55.601票

その差は5.768票で、私の想像以上に僅差だった。
山口二区に住む統一教会信者数が5.000人も居るとは
私も思わないし、皆さんも思わないだろう。
だが、安倍家・岸家の新興宗教団体との繋がりは深いの
だから、初めて全ての実態を知る人は驚愕するだろう。

吾が国の新興宗教は、太平洋戦争終戦後に認められた。
認められた直後から一挙に600以上の宗教団体が生ま
れたのである。
その一つに「天照皇大神宮教」があり、又の名を「踊る
宗教」と言う。教祖は北村サヨ。
山口県田布施町(柳井市や光市近辺)に本部があって、
令和4年の信者数は49万人以上だそうな。

その北村サヨと岸信介は昵懇(じっこん)の仲で、曽孫の
岸信千代が出馬した山口二区は「天照皇大神宮教」の
本部(当然信者は多い)が置かれている選挙区なのだ。
だから、得票差5.768票が如何に際どい辛勝なのかを
如実に示している、と鳥肌が立つのである。

教祖・北村サヨの孫が北村経夫君(69歳)で、自民党の
現職参院議員(安倍派)なのも世間的にはあまり知られて
いないのではなかろうか。
北村君は参議院比例区だから、岸親子と被らずに当選
できるようになっている、というわけ。

以上のように地盤・看板・鞄は受け継がれ、政治を家業と
してしまっている闇の実態があるのだ。

さて、話を元に戻そう。
昨日書いた朝日新聞のスクープ内容は、「2013年6月に
自民党本部の総裁室で、安倍君は統一教会の会長らと
会合を開いていた」というもの。
その会合の内容とは、間もなく始まる参院選での選挙協力で
あることは容易に想像がつく。
その立候補者の中に、初めて立候補する北村サヨの孫で
ある北村経夫君が居たのである。

新興宗教と政治の深い闇。
法的には問題がなくても、私は不気味でならない。
何しろ、「神様の言う通り」で物事が決められるのだから。
しかも、裏でこっそりと。

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