11日(木曜)の夕方、「伊予鉄がEV10台のタクシーを
導入」というニュースが流れた。(EVは電気自動車)
国と県から補助金を貰ってのことなのだが、CO2削減を
目指し、2027年まで50台にすると社長は言っている。
想像するに、更に補助金を貰って増やすのだろうね。
その翌日(12日)、ネットで「伊予鉄・10月から再び運賃
値上げ」のニュースを知った。
郊外電車と市内電車の初乗りが30円アップで230円。
(バスは30円値上げして250円にするようだ)
この初乗り運賃230円を、どうしても私は理解できない。
他都市の電車運賃はもっと安いと記憶しているからだ。
そこで全国の路面電車の初乗り運賃を調べてみた。
札幌市 200円 (積雪で維持費が掛かるだろう)
函館市 210円 (積雪で維持費が掛かるだろう)
宇都宮市 150円 (出来たばかりの電車)
富山市 210円 (積雪で維持費が掛かるだろう)
高岡市 200円 (積雪で維持費が掛かるだろう)
福井市 210円 (積雪で維持費が掛かるだろう)
東京荒川 170円
豊橋市 180円 (愛知県)
大津市 230円 (滋賀県)
京都市 220円
天王寺市 210円 (大阪府)
岡山市 140円
広島市 220円
高知市 200円 (今年11月からは230円)
長崎市 140円
熊本市 170円
鹿児島市 170円
さて、皆さん、松山市・伊予鉄の運賃が如何に高いか、
これでハッキリしたのではなかろうか。
大津市が230円なのは、利用人口が少ないからである。
11月から230円に値上げする高知市だって松山市より
約19万人も人口が少ないからである。
京都・広島が割高なのは、路線が多いからであろう。
坊ちゃん列車の件と言い、運賃の件と言い、現社長に
なってからの伊予鉄は、どうかしてるぜ!
だって3年前から毎年のように値上げしているのだ。
だから報道は「再び値上げ」と言っているのである。
そんな値上げの仕方って莫迦な経営者のすることだろう。
阿呆らしいので、私はなるべく乗らないようにする。
そして、松山はとっても住みよい街だが、伊予鉄だけは
好きになれないと日本中に向けて発信する。