テレビ朝日「モーニングショー」の玉川徹君が10日間の
謹慎処分を受け、既に放送には出ていない。
もう、そのことで、パソコン電源を入れた時点から彼への
批難に溢れた見出しが目に入って不快である。
謹慎理由は放送中に、「菅義偉元首相の弔辞に電通が
絡んでいる」と発言し、絡んでいなかったからである。
羽鳥君が慌てて、「私はそうは思わないけど・・・」と否定
してくれたが、既に口から出てしまっているから(あれっ、
マズいんじゃないの)と、私も観ていてゾクッとした。
玉川君は翌日にお詫びをしたが、自民党のポン助議員
西田君と、自民党の番犬がここぞとばかりに吠えだした。
番犬とは、菅君と仲良しで、「アサヒ」と聞いただけで噛み
つく橋下徹君と、自民党のお笑い担当会社「よしもと」の
ほんこん君である。
橋下君なんかは「絶対に許せない」と吠えている。
西田君は「責任を取ってもらう」と意気込んでいる。
電通と菅義偉君は何も言ってないのに・・・。
まっ、菅君も電通も東京五輪の贈賄事件で調べられて
いるから他人のことは言えないのだろうけど・・・。
因みに菅義偉君の三男は某建設会社勤務で、五輪に
関係した開発に携わっているから疑われているのだ。
長男に続いて、もしかしたら三男もか、ということだ。
政治家は、そう思われただけで政治家失格である。
だから、そういう人を庇う人こそ私は信用できない。
現在もフジTVに勤務している自民党の為の平井解説
委員が昼の番組で出鱈目を言った際には何も言わない
人たちがテレビ朝日の平社員には騒ぐのだから、「心の
天秤が狂っている」と言うほかはない。
またある人は、「玉川氏の発言にはバイアスが掛かって
いる」と批難するが、フジTVだってバイアスは掛かって
いるし、民放なんだから視聴者側も賢く見極めるべきで、
視聴者を一方的に情報弱者みたいに言うのもおかしい。
パソコンの電源を入れると最初に映し出される「ヤフー
ニュース」だってかなり偏っているじゃないか。
何度も言うが、政府自民党は羊みたいな家畜に国民を
したがっているのだから、「何を言うか」と私は嗤うのだ。
玉川徹君は少なくとも悪い人間ではないですよ。
政府自民党の悪い点を追及するから失言すると猛攻撃
を受けるのだ。
つまり、猛烈な嫌がらせを受けるということは、玉川君の
健全性を浮き彫りにしているのである。
玉川君は平社員なんだから、「もうテレビには出ない」と
いう選択だってあるんじゃないかな。
両親・兄弟の意見に耳を傾けるのもいいんじゃないかな。
今後の生活には困らないんだから・・・さ。
私は寂しいが、我慢できるように今から覚悟をしとく。