日曜の夜に新聞歌壇の選者からメールが来た。
突然だったので驚いたが、作品を投稿する際に葉書に
電話番号も記入するので、家電のない私は携帯番号を
記入している。だからメールで来たのである。
今月に入ってから投稿してないので、(何かあったか)と
心配したようである。最後に投稿した歌が・・・
死神も神様なればどうかどうか
痛み少なく連れていかれよ ぶん
だったから、心配を理由にメールしてきたのかも・・・。
もう一つの用件も実はあるようで、文章内容から、私を
勧誘したいのが本当の理由にも感ぜられた。
すぐに返信をした。
12月分を最後に、もう投稿はやめたこと。
今後はSNSで発信する、ということ。
「ひょっとしてカルチャー短歌教室への勧誘ですか」とも
訊き直した。
そしたら昨日の夜8時、今度は電話が鳴った。
メールしようとしたら間違えて電話ボタンを押してしまった、
とは本人の弁。
昔からの知り合いの様に、それから二時間も話した。
で、「発声リハビリ」として今月から教室に通うと約束した。
彼女にはもう一つ、勧誘したいことが実はあったようだ。
彼女が所属している大きな短歌結社への勧誘である。
彼女は既に、その大結社のトップクラスに居る人だから、
誘われたのは嬉しいけれど、「もう天井が近付いてるから
入会すれば苦しくなるだけ」という理由で断った。
真っ当な歌友が出来ただけで私は満足である。
電話を切った後、声が嗄れずに二時間も話せたのに
気が付いた。
・・・ きっとコーラスの効果が出ているんだなぁ ・・・
今日と明日もコーラスに通う日である。
北原白秋・作詞「ペチカ」の練習が始まった。
「瀬戸の花嫁」の練習がやっと終わった。
私は何もしてないけれど、周りが変化してきた感がある。
悪い流れでは無いので、逆らわずに流れてみるのだ。