戸根明彦ブログ

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AKIHIKO TONE

2012-11-29 23:37:10 | 日記
■始まり

1968年(昭和43年)10月10日出生。
この年は明治元年より数えて100年ということもあり、
同級生には明の字をとった名前が多く見られた。
そういう意味もあり私も名前を明彦と名付けられた。

名前については候補も色々とあったようだが、
どうやら姉が名付け親となったようで、
候補の名前の中で画数が良くて姓名判断を近くの仏木寺(四国88ヶ所巡りの42番札所)
にて診てもらった上で決定された。

意味合いとしては明治100年の明と、明朗な男という事のようだ。
ともあれ親の意にそう男となったかどうかは正直なところ自信はないが、
物心ついた頃から人を喜ばせることは好きだったような気がする。
あまり積極的な性格ではないようだが、初対面の人へのアプローチ、
コミュニケーションは割と苦手ではない。

かなりの田舎に生まれ育ち、親は物静かで真面目で粘り強く、
姉、兄とも10歳程の歳の差もあったので、
幼少の頃は人見知りもしていたし、周りには人間関係を築く上での同年代の子供も少なかったので、
割と一人遊びも得意となった。
保育園や小学校に通う頃には友人も多くなり、人間関係は上手く築いていたようだ。

生まれ育ったのは、四国の愛媛県北宇和郡松野町大字吉野というところ。
字は葛川というところで、その名の通り小川が点在する四万十川の支流がすぐ近くに流れる山間の谷間のような土地に育った。
この地には沈下橋という観光雑誌や旅行マップ等で紹介される大雨が降ると文字通り川に沈下してしまい渡れなくなる橋が多数点在する土地だ。
子供の頃は何も思っていなかったし、かなりの田舎とも思っていなかったが、
今思うと世界遺産とまでは言わないまでも、守るべき風景が今もなお変わらず残っている日本の山間の農村という佇まいだ。
そんな故郷のあることに今は感謝している。

目をつぶり故郷を思い浮かべると、本当に心落ち着く豊かな自然と穏やかな人情溢れる山村は、心の宝とも言える。
また厳しい環境でもあり、幼少の頃からこの地には心身ともに鍛えられたのも間違いないところだ。

(・・・続く)  

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