魚鳥木、申すか?申さぬか?
鳥(ちょう)⇒ ニホンキジ ということで
日本の国鳥に制定されている鳥は「キジ」でヤンス!
キジを国鳥と決めたのは日本鳥学会で、1947年3月のことです。47年の同学会の学会誌「鳥」には、ほかにヤマドリ、ウグイス、ハトなどの候補があったが大多数がキジを支持して決まったと報告があります。
当時、山階鳥類研究所員で東京薬学専門学校講師だった高島春雄さんが、日本野鳥の会の会誌「野鳥」の13巻1号(48年)に「国鳥キジ」として議論の一端を紹介をしております。
それによると、キジを推薦した人は
① 終戦後の日本には520種の野鳥がいるが、日本固有の種はキジとヤマドリだけ
② キジは渡り鳥でなく、本州、四国、九州で一年中姿を見ることができる
③雄は姿が優美で、羽も美しい
④大きく、肉の味がよく、狩猟の対象に良い
⑤古事記、日本書紀に「キギシ」の名で記載があるほか、桃太郎にも登場し、子供にもなじみがある
⑥雄の飛ぶ姿は力強く男性的。雌は山火事の火が巣に迫っても巣から去ろうとせず、卵やひなを守り、母性愛の象徴のように言われる
と六つの理由をあげています。
ハトは平和の象徴として、ヒバリが声が良いことから推薦があったそうです。
ヤマドリを支持した高島さんは、
多数決でキジになった第一の理由を「日本固有の鳥だから」と説明しています。
また、狩猟や食用の対象として支持されたことに関係し、「(生息数が)減っただけは減らした人たちが自らの手で必ず増やし、急激に減少しないようにして欲しい」と書いています。
キジのデーターベース
キジの特徴は?
キジの大きさはオスが80cm、メスが60cmほどでニワトリやカラスに近い大きさをしています。
オスは翼と尾羽を除いて全体的に美しい緑色の体色をしています。翼と尾羽は茶褐色で、頭部の羽毛は青緑色です。目の周りには赤い肉腫がありますよ。
メスは全体的に茶褐色で、黒褐色の斑点があります。尾羽が長いのも特徴的ですね。
キジの生態は?
母衣打ち(ほろうち)
母衣打ちとは、繁殖期独特の鳴き声(ケッケーン)で鳴いた後に羽を打ち付けてドドドドッと音を出してメス達に自分の存在をアピールすることをいいます。
キジのオスは繁殖期(3月~7月頃)になると顔の肉腫が赤く大きくなり縄張りを宣言します。赤いものに対して特に攻撃的になり、オス同士で蹴り合うこともありますよ。
地震予知
キジは足の裏に振動を察知するための感覚細胞を持つため、人間よりも数秒も早く地震を察知することが出来るといわれています。
歩くことが得意なので普段の移動は歩行によるものがほとんどですよ。敵から逃げる場合などには垂直に飛び上がり滑空します。
乱婚性
キジは、数羽のメスが複数のオスのなわばりを次々に廻って、気に入ったオスと交尾するという乱婚性をとっていますよ。
抱卵から孵化・子育てまではメスが行いますが、メスは母性本能が強いので抱卵を始めると外敵が近づいても逃げないことで知られています。
キジの分布は?どこに生息している?
キジは北海道以外の日本全国に分布しています。コウライキジなどの亜種は大陸にも存在しますが、キジは日本固有の鳥です。
生息地は「草原」「平地」「林」「農耕地」を中心に、市街地に現れることもありますよ。
キジの鳴き声は?
鳴き声はオスは「ケーン、ケーン」、メスは「チョッ、チョッ」とオスメスで違いがあります。繁殖期のオスは「ケーン」とひときわ強い声で鳴きます。
番外編
桃太郎の御供としても有名な「キジ」ですが
ペプシの有名なCMでも
と美しく表現されています。
鳥(ちょう)⇒ ニホンキジ ということで
日本の国鳥に制定されている鳥は「キジ」でヤンス!
キジを国鳥と決めたのは日本鳥学会で、1947年3月のことです。47年の同学会の学会誌「鳥」には、ほかにヤマドリ、ウグイス、ハトなどの候補があったが大多数がキジを支持して決まったと報告があります。
当時、山階鳥類研究所員で東京薬学専門学校講師だった高島春雄さんが、日本野鳥の会の会誌「野鳥」の13巻1号(48年)に「国鳥キジ」として議論の一端を紹介をしております。
それによると、キジを推薦した人は
① 終戦後の日本には520種の野鳥がいるが、日本固有の種はキジとヤマドリだけ
② キジは渡り鳥でなく、本州、四国、九州で一年中姿を見ることができる
③雄は姿が優美で、羽も美しい
④大きく、肉の味がよく、狩猟の対象に良い
⑤古事記、日本書紀に「キギシ」の名で記載があるほか、桃太郎にも登場し、子供にもなじみがある
⑥雄の飛ぶ姿は力強く男性的。雌は山火事の火が巣に迫っても巣から去ろうとせず、卵やひなを守り、母性愛の象徴のように言われる
と六つの理由をあげています。
ハトは平和の象徴として、ヒバリが声が良いことから推薦があったそうです。
ヤマドリを支持した高島さんは、
多数決でキジになった第一の理由を「日本固有の鳥だから」と説明しています。
また、狩猟や食用の対象として支持されたことに関係し、「(生息数が)減っただけは減らした人たちが自らの手で必ず増やし、急激に減少しないようにして欲しい」と書いています。
キジのデーターベース
キジの特徴は?
キジの大きさはオスが80cm、メスが60cmほどでニワトリやカラスに近い大きさをしています。
オスは翼と尾羽を除いて全体的に美しい緑色の体色をしています。翼と尾羽は茶褐色で、頭部の羽毛は青緑色です。目の周りには赤い肉腫がありますよ。
メスは全体的に茶褐色で、黒褐色の斑点があります。尾羽が長いのも特徴的ですね。
キジの生態は?
母衣打ち(ほろうち)
母衣打ちとは、繁殖期独特の鳴き声(ケッケーン)で鳴いた後に羽を打ち付けてドドドドッと音を出してメス達に自分の存在をアピールすることをいいます。
キジのオスは繁殖期(3月~7月頃)になると顔の肉腫が赤く大きくなり縄張りを宣言します。赤いものに対して特に攻撃的になり、オス同士で蹴り合うこともありますよ。
地震予知
キジは足の裏に振動を察知するための感覚細胞を持つため、人間よりも数秒も早く地震を察知することが出来るといわれています。
歩くことが得意なので普段の移動は歩行によるものがほとんどですよ。敵から逃げる場合などには垂直に飛び上がり滑空します。
乱婚性
キジは、数羽のメスが複数のオスのなわばりを次々に廻って、気に入ったオスと交尾するという乱婚性をとっていますよ。
抱卵から孵化・子育てまではメスが行いますが、メスは母性本能が強いので抱卵を始めると外敵が近づいても逃げないことで知られています。
キジの分布は?どこに生息している?
キジは北海道以外の日本全国に分布しています。コウライキジなどの亜種は大陸にも存在しますが、キジは日本固有の鳥です。
生息地は「草原」「平地」「林」「農耕地」を中心に、市街地に現れることもありますよ。
キジの鳴き声は?
鳴き声はオスは「ケーン、ケーン」、メスは「チョッ、チョッ」とオスメスで違いがあります。繁殖期のオスは「ケーン」とひときわ強い声で鳴きます。
番外編
桃太郎の御供としても有名な「キジ」ですが
ペプシの有名なCMでも
と美しく表現されています。
雉女房 | |
柚木 沙弥郎 絵,村山 亜土 文 | |
文化出版局 |
10本セット 装飾用の羽根 雉の羽根 羽飾り フェザー手芸ハンドメイド アクセサリー 羽根・手芸材料・パーツ【帽子の飾りやインテリアにも】 | |
VERY100 |
http://hotmaillog.net/
http://gmailloginpage.info/