30代前半7人男女のキャラとシチュエーションがいいですね。
脚本作家を目指すチャラ男マサカズとおばあちゃんに育てられた三文安いタイプの警察官ユウマ、人と距離を取り孤独に生きていた研究職タモンの3人は高校同級生。33歳となり、卒業の時に約束した15年ぶりの再会の約束を果たし交流を深める。
その3人にブックカフェのオーナーエリカとお嬢様育ちの役所職員ナミ、多聞と同じ会社のバリバリキャリアウーマンシオリが絡み不器用な恋愛を展開。
マサカズの元カノのアイはバツイチで、手放した息子を取り戻したくて、周囲をかき回す。いわゆるこじらせ女子?
セリフがぐいぐい沁みて、物語の進行もテンポ良く、何より一人一人のキャラがとても楽しくて。
くすっと笑えるかと思えば、それぞれの家庭背景とか結構複雑で、30代の男女の恋愛って、イケイケでは進まないんだな。
すごく若いってわけでもなく、まだ諦める年でもない。親の介護もちらほら見えたり
自分だけで世界が回るわけではないと思い知る年頃なのか。
エンディングテーマ曲もまたピッタリで、
じんわり泣けて、次の回にまた何か起こる予感でドラマは終わる。
来週は最終回。少し遠ざけていた問題と対峙した後、さて、この7人のラブストーリーはどうなるのかな?ワクワクします。