単なる歴史ドラマじゃないスケールだね。
ヒビン役のイソヨン。大きくて涼しげな目が特徴の美人。一度見たら脳裏に焼き付く顔立ちです。
この人、すごく演技が上手い。特に泣いたり怒ったりする時の迫力ときたら。
コワすぎます💦多分共演者もビビりまくっていたでしょう。
毒を飲む姿を愛するスクチョン王に見せつけながら、壮絶な死を遂げる。
息を飲むシーンです。
ヒビンの罪は数えきれぬほどで、遡れば、大妃をじわじわ毒殺させ、王妃に罪を被せ宮殿から追い出し、自分が王妃の座を勝ち得る。世子産んでからはさらに増長し、側室トンイや王子の命を何度も狙い東宮殿にまで火を放つ。
単なる悪女ではなく根っからの魔女か?
トンイは真摯に闘い続け、こんな憎たらしいヒビンの息子である世子を守ろうとする。
哀れな世子は思春期ど真ん中の少年で、悪事を働いた母の顛末に自分を責め、泣き暮らす。
王位継承者だけど、素顔はまだまだ母を慕う普通の男の子。母が処刑されその傷心から心を閉し、仲の良かった腹違いの弟、トンイの息子クムにまで「もう兄さんと呼ぶな、私とお前は敵同士だ」と宣告。クムの悲しい顔が切ない。ほんとにクム役のぼうやは演技派ですね。
トンイはあれほどまで、自分を苦しめたヒビンに対し「安らかにお眠りください」と涙ながらに祈る。
う、ハンサムすぎます。トンイ。
ヒビン亡き後、王妃をトンイにするか、新しく迎えるかで宮殿は大揉めに。
王室の悲劇を終わらせるためにとトンイはスクチョン王へ提案をする。
側室が王妃の座に就くことを禁止する法令だ。
「私は王妃にはならない。意味のない地位や権勢でなく、心を尽くして守りたいものがある」
すぐ寝返るチャン・ムヨル氏は、王妃になる事を辞退したトンイに「後悔しますぞ」と忠告。
トンイは毅然と言い返す。
「欲にかられて人を裏切り血で血を洗うばかりがこの世ではない」
かっこいいねえ。
しかし、新しい王妃を迎え宮廷は不穏な空気に包まれる。
イノォン王妃にとってトンイは目の上のたんこぶ。
早速、自分のやり方で女官らを従わせようと指示。
そして、まだ幼いクム王子に嫁を当てがい、宮殿から追い出すと宣言した。
世子の後ろに立つ世弟としての地位を剥奪しようと企んだのだ。
ぎゃー!トンイって、どこまで苦労ばかりの人生なの?酷すぎる。
残り5話からも目が離せません。